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social sustainability

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2020年9月の記事一覧

男社会で負けて男をやめた話

男社会で負けて男をやめた話

まず、私は男社会で完全敗北した男です。
もう2度と社会に戻ることはないでしょう。

『強い男』になりたかった男でした。

警察官。現場作業員。前科者だらけのブラック企業。
・・・これまで私が勤めてきた会社はどれも、過剰なほど『男らしさ』を求められる男の職場ばかりでした。

男は男らしさを求められるあまり、
苦しんだり、苦しめたりしてしまうことがある。

最近では「男は弱くても良い」という意見をたび

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「核のゴミ」問題の出口を考える

「核のゴミ」問題の出口を考える

今週に入ってから、「核のゴミ」の最終処分場選定に向けた文献調査について、北海道神恵内村の神恵内村商工会が村に応募検討を求め、村議会あて請願書を提出したというニュースが流れた。北海道内でも、寿都町と同じ後志(しりべし)地域から降って湧いた話とあって、近隣の地域には大きな衝撃が走っている。

ただし、寿都町と神恵内村では、ともに「財政状況が厳しい後志地方の過疎のまち」という共通項はあるものの、現状の立

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"ジョブ型雇用"と"メンバーシップ型雇用"

"ジョブ型雇用"と"メンバーシップ型雇用"

どうも!
Aston ArtworksのNamikiです!

今回はタイトルにある通り、
[ジョブ型雇用]と[メンバーシップ型雇用]について書こうと思います。
ナンジャコリャ、っていう人もいると思いますが、結構有名です。
今回のコロナ渦でよく見聞きにするようになりましたし、
何と言っても、日立や富士通、KDDIなどの日本を代表とする企業が、
[ジョブ型雇用]を導入するというのがニュースとなりました

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日本で起業することは“特に”リスクが高いという話

日本で起業することは“特に”リスクが高いという話

令和元年版情報通信白書では、日本のICT産業が平成時代に停滞あるいは凋落したこと、そして日本からはGAFAのようなグローバルに存在感を持つICT企業が出てきていないことについて書いています。

このような話は、もうあらゆる所でさんざ言われているので、今更感があると思います。それでも、それではなぜそうなってしまったのか?ということは、意外と冷静に分析されていないように思います。この問いには、当然なが

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日本人のこれから

日本人のこれから



人口と年収のバランスあなたは今、どこで暮らしていますか?
あなたは今、誰と生きてますか?
あなたは今、どこを目指して生ていますか?

人口が減る、老人大国になる、あなたは知っていると思います!
上のデータは1950年から2050年この100年の人口の統計図予想です!

100年前は普通のピラミッドでしたが、
2050年にはきれいな逆ピラミッドになっていきますね。
それはもう仕方がないことで自分

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テクノロジーから学ぶ「STEM教育」が注目されるわけとは?

テクノロジーから学ぶ「STEM教育」が注目されるわけとは?

今日は世界で今注目の「STEM教育」について書いていこうと思います!

STEM教育とは、一言でいうと「現代のグローバル社会において、科学技術の発展に貢献できる人を育てる」教育のことです。

今の現代の情報社会では、テクノロジーの知識と知恵が生活に必要不可欠となっています。画期的なSTEM教育の体制が学校や企業などに取り入られていることで近年注目を集めているんです。

調べるまでは全く知らなかった

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経済効果をもたらす「女性教育」の可能性

経済効果をもたらす「女性教育」の可能性

今回はタイトルの通り、「女性教育」に対する考え方について書いていこうと思います!教育に恵まれない発展途上国の女性の取り巻く環境について気になり、『国際教育協力論集』に寄稿されている黒田一雄先生の文献を参考に書いています。

未だ男尊女卑が根づく日本でもぜひ理解しておきたい話。。ぜひ多くの方に読んでいただけると嬉しいです!

「女性教育」が男性と比べて重要視されていないのはなぜか?女性教育が男性教育

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少子化はおいといて、まずジェンダーギャップ撃滅しようぜ

少子化はおいといて、まずジェンダーギャップ撃滅しようぜ

ある週末のこと。妻のママ友が生まれたばかりの赤ちゃんを連れて、家に遊びに来てくれました。妻とママ友と、お互いに赤ちゃんを抱えて(うちはもうすぐ1歳の娘がいます)リビングで話し込んでいました。私は根がコミュ障なので、台所で食器を洗ったり二人にお茶を出したりと、会話にはがっつり加わらず、二人の会話に耳を傾けていました。

仕事の話になると、ママ友がとても寂しそうに言いました。仕事にフルタイムで復帰でき

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女性の就業率があがると出生率があがるなんて嘘はもういい加減やめてほしい

女性の就業率があがると出生率があがるなんて嘘はもういい加減やめてほしい

女性活躍と少子化対策は表裏一体だ。ともに実現させるためにはもっと横断的で一貫した施策が要る。より構造的な問題にまで踏み込んでこそ解決の道筋が見える。

なんか、それこそまるで政治家の答弁みたいで、何か言っているようで実は何も言っていないのではないか?

ここで言う女性活躍的なものと少子化対策とは果たして本当に両立できることなのだろうか?

よく言われるのが、女性の就業率の向上と出生率とは正の相関が

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なぜ業務で LINE を使ってはいけないのか

なぜ業務で LINE を使ってはいけないのか

はじめに

LINE はユーザー数が 8,400万人、日本人口の約7割が利用しているという巨大なチャットツールです。メールや電話より手軽にコミュニケーションが取れることから、業務連絡にも LINE を使っている会社も多く存在します。

操作性・利便性が高い一方で、LINE を業務利用することは「シャドーIT」という状態にあたり、情報セキュリティ上のリスクを抱えています。

この note では会

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