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記事一覧

旧帝大スーパー卒論7選

旧帝大スーパー卒論7選

はじめまして、知財ハンターのオダカです。春光うららかな季節となりました。卒業シーズンは大学生にとっては卒業論文(卒論)を発表する季節でもあります。

卒論とは精魂が込められた研究成果で、中には今すぐにでも企業や社会の役に立つ情報が含まれることも多々あります。しかし大学や学会の枠を飛び越えることは少なく、ソーシャルメディアでのシェアも乏しいことに気づきました。

ということで、今回はミレニアル世代の

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日本は、「スモールビジネス大国」を目指すべきなのかもしれない

日本は、「スモールビジネス大国」を目指すべきなのかもしれない

今週からNewsPicksで始まった中国ユニコーンの特集を毎朝楽しみにチェックしています。

小売の視点からも、中国はもはやシリコンバレーやNYを軽々と追い抜いて世界の最前線に躍り出たといっても過言ではない存在。

特集に出てくる企業の話も、どれもダイナミックでスケールが大きくて、改めて中国の勢いを感じています。

そしてちょうど今週はラグジュアリーECの巨人・Farfetch上場のニュースも飛び

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“お金”のインタラクションデザインの作り方

“お金”のインタラクションデザインの作り方

こんにちは。マネーフォワードで自動貯金サービス『しらたま』のPO/デザイナーをしているohsです。

少し前ですが、【Fintechデザイナー反省会】というイベントに登壇させてもらいました。
その時にお話した実物の貯金箱感覚をアプリ内で表現した部分について、質問など頂いたので、アプリ内のインタラクションについて紹介しようかと思います。(今更感ですんません😅)

他の登壇者の坪田さん、神崎さん

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AI は思わぬ方向から職を奪う

AI は思わぬ方向から職を奪う

最近、人口知能(AI)の進歩によってどんな職が奪われるのか、というテーマの議論がとても増えています。

典型的なのが @Dime の「営業マンの数は減っていくのか?慶大・土居丈朗教授に聞いた『今後、生き残る仕事』」という記事で、どんな職がAIによって置き換えられるのかを、以下のような文章で説明しています。

働く人の多くを占める、営業マンはどうかと言うと、足で稼ぐタイプの営業は減る。準備、企画など

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中国ではググれない

中国ではググれない

中国に行って困ったこと。

あまり下調べをせずに来てしまったので、現地のホテルで、観光地を調べようとしました。

ホテルのWIFIに接続し、Googleで検索。

・・・。

つ・・つながらない。

いつまで待ってもつながらずタイムアウト。

どうも中国ではググれないようです。

中国で使えるモノ、使えないモノ中国には、グレートファイアウォールという中国政府にとって都合が悪い情報を制限する為の仕組

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さよなら、dot by dot inc.こんにちは、Whatever Inc.

さよなら、dot by dot inc.こんにちは、Whatever Inc.

2014年4月に立ち上げたdot by dot の幕を下ろします。
併せて、PARTY New York、PARTY Taipeiという会社も無くなります。
奇しくも、平成という名とともに3社の名前が消えます。

広告クリエイティブ業界という狭い範囲ではありますが、それなりのビックリなのではないかしら?

年末にいろんな人に話した際に、
なぜ、築き上げてきたモノを簡単に捨ててしまうのか?
という疑

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なぜ、noteが生まれ、存続できているのか?

なぜ、noteが生まれ、存続できているのか?

「SNS」という言葉が、いつ、誰によって生み出されたのかは知らない。
 気付いたときには定着していた。
 新語なんて、いつの時代もそんなものである。

 しかし、いつ「人類初の世界的なSNS」が誕生したのかは知っている。
 2004年1月22日だ。

 これは、twitterでも、facebookの誕生日でもない。
 Googleが開発した「Orkut」が正式に運営を開始した日である。

 さて、

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2020年のVTuber業界はどうなるか?を読む 後編(2020年のVTuber界隈の予測)

前編:2020年のVTuber業界はどうなるか?を読む 前編(2019年までのVTuber界隈の動向)の続きの記事になります。

4. 2020年のVTuber業界動向の展望:総論さて、本題に入りましょう。2020年、VTuber業界はどのように動いていくのでしょうか?
まず前章での2019年の流れを受けて、2020年がどのような意味を持つ年かということに触れておきます。

結論からいえば、202

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UXとユクスキュル

UXとユクスキュル

UXとユクスキュルは似ている。
いや、語音だけでなくて、その基本となる考え方が。

19世紀後半から20世紀前半を生きたドイツの生物学者のヤーコプ・フォン・ユクスキュルは、動物それぞれに異なる世界の見え方、認識のされ方があるということを示したことで知られる。
環世界と呼ばれる、その有名な考え方は、UXが前提としている点と重なっている。人それぞれで世界の見えかた、生きている環境の世界認識が異なるがゆ

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人間は論理よりも象徴に従ってきた 中野信子「脳と美意識」

人間は論理よりも象徴に従ってきた 中野信子「脳と美意識」

★前回の記事はこちら
※本連載は第12回です。最初から読む方はこちら。

 Quarantineという言葉を、英語のニュースを読む人ならこのところ良く目にするのではないかと思う。「隔離」「検疫」という意味の単語だ。

 He was quarantined for a week with dysentery.
 彼は赤痢で 1 週間隔離された。

 というような使い方をする。
 フランス語にも同

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noteという都市国家について

noteという都市国家について

noteもいよいよ5周年。自分の中でのnoteの設計観や、抱負などについて。

僕がnoteのお手伝いを始めたのが、2017の10月。あれからちょうど1年半。カイゼンチームの設立や、みんなの頑張り、日経さんとの提携など、色々な変化がありました。ありがたいことに、MAUは5倍ぐらい成長しています。

サービスの成長はとてもよいことですが、ちょっと急成長しすぎなのも事実。うかれすぎず、油断せず、堅実に

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#世界観の作り方

#世界観の作り方

クレメア(@cremea_tw)です。最高の戦略は「世界観」、最高の戦術は「繰り返し」。僕らにできることは、常に行動をしながら、そのときの最適解を積み重ね、日々を淡々と生きていくこと。継続は力なり。世界は1日にして成らず。1日1日、思考を積み重ね、行動を積み重ねることで、世界観は洗練されていく。己を知り、仲間を知れば、世界はより魅力的になる。この記事を読む全ての人が、オンリーワン戦略で、オリジナル

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僕のやってきた失敗したサービスについてのまとめ

僕のやってきた失敗したサービスについてのまとめ

19歳、まだインターネット黎明期の2000年くらいから、本格的にインターネットサービスを作り始めて来ましたが、非常に多くの失敗をしてきました。

失敗したものって目立たないので、あんまりデータとして残っていません。

基本的に、僕は失敗しないほうがいいと思っているタイプです。うまくいかないパターンを潰した、という失敗はいいと思うんですけど、多くの場合、思考が深くなりきれなかった、やるべきことをやり

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スキルを身につけるより先に自分の武器を最大限使うところからのほうがよいのでは

若手ビジネスマンや、逆に40歳50歳で職歴がない人とかから相談をされることがたまにあるのですが、だいたいのみんなが「スキルを身につける」話をするんですよね。

スキルを身につけるといろいろな世界が広がるので基本的には賛成です。たくさん勉強するといいことがあります。

一方で、今自分の持っている武器を最大限活かしていない人が、やたらとスキルを身に着けても無駄になったりすることも多いんですよね。ゲーム

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