#多様性を考える
「“ADHD”について」/ 遅刻癖①
私は高校生の頃、病院で“ADHD”だと診断された。
そこから約6年以上、毎日“アトモキセチン”という薬を服用し続けている。
今回は、この“ADHD”の特性や、悩んでいること、日常生活で感じた生きづらさ、薬を飲むことによる変化などについて、詳しくまとめていきたい。
●ADHDとは
ADHDは発達障害の一種で、不注意・多動性・衝動性などの特性がみられる。
注意欠如・多動性障害とも呼ばれる。
A
「“ADHD”について」/ 遅刻癖③
前回の話はこちら▼
前回まで、私がしてしまう「遅刻」について、状況ごとに説明してきた。
今回は、
遅刻してしまう“理由”、
遅刻によって感じた“苦しさ”、
自分が普段意識している“対策”
について述べていきたい。
◯遅刻の理由
どうして遅刻してしまうのか、理由やその経緯。
①起き上がれない
まず、朝起き上がることができない。
前日に薬を飲んでさえいれば、そして目覚ましをかけてさえいれば、一
「“ADHD”について」/ 忘れ物
前回の内容はこちら▼
②忘れ物が多い
忘れ物が多い。
①電車の中などに置き忘れる
電車の中やトイレ、飲食店などに物を置き忘れる。
特に電車の中。
傘はもう何回忘れたかわからない。
取手がついている傘だと、手すりに引っ掛けてしまい、そのまま忘れる。
引っ掛ける際に「いつも忘れるから、今日は絶対に忘れないようにしなきゃ!!!!」と自分に何回も言い聞かせるが、駅に到着した時にはもうその時の記憶が
「“ADHD”について」/ 汚部屋
前回の話はこちら▼
③部屋を片付けられない
昔からずっと、部屋を片付けられない。
部屋があまりにも汚すぎる。
今も実家に住んでおり、自分の部屋があるが、常に足の踏み場がない状態だ。
今の状態から、完璧に片付けるのに100時間以上はかかるだろうな、という状態の部屋で過ごしている。
◯部屋の状態
部屋全体にモノが散らばっている。
散らかっているものは、洋服類、鞄、ノートや書類、文房具、よくわか
「“ADHD”について」/ 先延ばし癖
前回の話はこちら▼
④先延ばし癖
やるべきことを後回しにしてしまう“先延ばし癖”。
これによって、あらゆる場面で悩まされてきた。
まず、学生時代(中学・高校・大学)は、
テスト勉強が間に合わず、一夜漬けで本番に挑んだり
宿題や課題・レポートなども、手をつけるのがギリギリになり、終わらないまま提出するか、遅れ提出か、がほとんどだった。
もちろん、夏休みの宿題とかも、8月末になって急いでやり始め
「“ADHD”について」/ 一点集中型
前回の話はこちら▼
⑤マルチタスクができない
マルチタスクができない。
2つ以上のことを同時にできない。
“一点集中型”で、何か一つのことに集中すると、その他のことが一切見えなくなってしまう。
例えば、学校での授業中。
小学生の頃は特に、先生の話を聞くのに集中していると、同時にノートを取ることができなかった。
逆に、「ノートを取る」ことに集中すると、話をあまり聞けていなかったりする。
例
「“ADHD”について」/ 眠気
前回の話はこちら▼
〜多動性〜
⑥長時間座ったまま話を聞けない
長時間座って、じっとしたまま話を聞くことができない。
厳密に言えば、「じっとしたまま話を聞こうとすると、寝てしまう」。
ADHDの特性「多動性」という言葉だけ聞くと、
授業中教室中を歩き回る、とかを想像するかもしれないが、私は、そういったことは一切なかった。
しかし、長時間座ったまま集中して話を聞いていると、100%寝てし