音戀(Neren.)

23歳 / 美大出身 / ENFP / ADHD / 絵を描いたり制作したり文章を書い…

音戀(Neren.)

23歳 / 美大出身 / ENFP / ADHD / 絵を描いたり制作したり文章を書いたりベースを弾いたりイベントの企画をしたり色々やっています🔥

マガジン

  • 苦手なこと

    私の「苦手なこと」について。

  • 卒業制作『恋愛感情の翻訳』

    私にとって、最も心を動かされる存在である『恋愛感情』。 大学の卒業制作では、この内容をテーマに、4冊の冊子を制作した。 自分自身の恋愛体験や恋愛観、Googleフォームを使用したアンケート、現代の楽曲の歌詞、昔の和歌、など様々な観点から『恋愛感情』について調査していった。 友達と恋バナをする、くらいの軽い感覚で読んでもらえたら幸いだ。

  • 私の人生の軸「自分を好きになる」

    私の“人生の軸”は、「自分で自分のことを“好きだ”と思えるような自分になること」だ。この生き方をするようになってから、どんどん人生が豊かになり、幸せになっていった。少しでも多くの人にこの考え方を知ってほしい!と思い、文章としてまとめていった。

  • 就活体験記

    私は「就職活動」に人一倍苦戦してきた。 新卒の年に43社、2年目の就活では17社、合計約60社も落ちてしまった。 こんなに苦戦した私だからこそ、現在就活中の方に伝えられることがあるのではないかと思い、“就活体験記”としてまとめていった。

  • 入社1ヶ月半で会社を辞めさせられた話

    私は新卒で入社した会社を、約1ヶ月半という短い期間で辞めさせられてしまった。 そのエピソードがかなり濃く、「これはネタにしなくてはもったいない!」と思ったので、文章としてまとめていった。 「こんな話もあるんだな〜」くらいの感覚で読んでいただけたら、幸いだ。

最近の記事

  • 固定された記事

はじめまして。

音戀(Neren.)です。 まずは自己紹介から。 私は元々美術系の大学に通っていました。 今年の3月に大学を卒業し、4月から社会人になったばかりです。 実は、4月に入社した会社を1ヶ月半で辞めさせられてしまったので、そこから元々働いていた飲食店でのアルバイトを再開したり、就職活動をしたり、「展示とライブを同じ会場で行う」といったイベントを企画したりしながら過ごしてきました。 (会社を辞めさせられた話、イベントの話はまた別の機会に詳しく載せようと思います。) 大学では、

    • 「“ADHD”について」/ 忘れ物

      前回の内容はこちら▼ ②忘れ物が多い 忘れ物が多い。 ①電車の中などに置き忘れる 電車の中やトイレ、飲食店などに物を置き忘れる。 特に電車の中。 傘はもう何回忘れたかわからない。 取手がついている傘だと、手すりに引っ掛けてしまい、そのまま忘れる。 引っ掛ける際に「いつも忘れるから、今日は絶対に忘れないようにしなきゃ!!!!」と自分に何回も言い聞かせるが、駅に到着した時にはもうその時の記憶がないので、普通に忘れたまま電車を降りることになる。 取手がついている傘だと、引っ

      • 「“ADHD”について」/ 遅刻癖③

        前回の話はこちら▼ 前回まで、私がしてしまう「遅刻」について、状況ごとに説明してきた。 今回は、 遅刻してしまう“理由”、 遅刻によって感じた“苦しさ”、 自分が普段意識している“対策” について述べていきたい。 ◯遅刻の理由 どうして遅刻してしまうのか、理由やその経緯。 ①起き上がれない まず、朝起き上がることができない。 前日に薬を飲んでさえいれば、そして目覚ましをかけてさえいれば、一応目覚めることはできる。 しかし、どう頑張っても布団から出ることができない。

        • 「“ADHD”について」/ 遅刻癖②

          前回の話はこちら▼ 前回に引き続き、ADHDの特性の1つである「遅刻が多い」について、私自身の経験を元に説明していきたい。 ・バイト ①コンビニ 高校から約5年間続けた、コンビニエンスストアでのアルバイト。 本来であれば出勤時間の10分前までに着き、5分前までに着替え終わり、タイムカードを押しているのが理想だった。 他の人はみんなできていたが、私はその「10分前」「5分前」に間に合うことはほとんどなく、出勤時間に2.3分遅れてしまうこともあった。酷い時は、10分以上遅刻(

        • 固定された記事

        はじめまして。

        マガジン

        • 苦手なこと
          5本
        • 卒業制作『恋愛感情の翻訳』
          54本
        • 私の人生の軸「自分を好きになる」
          5本
        • 就活体験記
          9本
        • 入社1ヶ月半で会社を辞めさせられた話
          7本
        • 私の「音楽愛」について
          3本

        記事

          「“ADHD”について」/ 遅刻癖①

          私は高校生の頃、病院で“ADHD”だと診断された。 そこから約6年以上、毎日“アトモキセチン”という薬を服用し続けている。 今回は、この“ADHD”の特性や、悩んでいること、日常生活で感じた生きづらさ、薬を飲むことによる変化などについて、詳しくまとめていきたい。 ●ADHDとは ADHDは発達障害の一種で、不注意・多動性・衝動性などの特性がみられる。 注意欠如・多動性障害とも呼ばれる。 ADHDは、どの特性が強く現れるかにより、「不注意優勢型」「多動・衝動性優勢型」「

          「“ADHD”について」/ 遅刻癖①

          メインビジュアル【弾ける想い】

          今回は、卒業制作で制作した『“現代の作詞家”による翻訳』という冊子の表紙のビジュアルについて、解説していこうと思う。 冊子についての解説はこちら▼ このビジュアルのタイトルは「弾ける想い」。 恋愛によって芽生えた、内に秘めた想いは、歌詞にすることで「弾けていく」ように感じられる。 「弾ける」の象徴であるポップコーンをモチーフにすることで、想いが弾けていく様子を表した。 元は同じようなコーンに見えても、「恋愛感情」という熱を加えることで、様々な色や形へと変化しながら、弾

          メインビジュアル【弾ける想い】

          「“現代の作詞家”による翻訳」あとがき

          冊子についての解説はこちら▼ 私は大学の卒業制作で、“恋愛感情”をテーマに、4冊の冊子を制作した。 その4冊の中でも、「楽曲の歌詞」の観点から“恋愛感情”について考察した『“現代の作詞家”による翻訳』という冊子の内容について紹介してきた。 今回は、その冊子についての、全体的な分析や考察について述べていきたい。 (「あとがき」より引用) まずは、歌詞の分類についての考察をしていく。 歌詞の全体的な分類としては、恋心や愛などの「幸せな感情」と、片想い・失恋などの「不幸な

          「“現代の作詞家”による翻訳」あとがき

          卒業制作『恋愛感情の翻訳』/「“現代の作詞家”による翻訳」

          卒業制作についての解説はこちら▼ 私は大学の卒業制作で、“恋愛感情”をテーマに、4冊の冊子を制作した。 その4冊の中で、4冊目となる『“現代の作詞家”による翻訳』という冊子の内容について、紹介していきたい。 『“現代の作詞家”による翻訳』について (「はじめに」の項目から引用) この冊子は、「楽曲の歌詞」の観点から、“恋愛感情”について考察したものである。 私自身が普段鑑賞している「恋愛」にまつわる楽曲の中から、完全に個人の主観で、自分の心に響いたフレーズをピック

          卒業制作『恋愛感情の翻訳』/「“現代の作詞家”による翻訳」

          メインビジュアル【秘めた想い】

          今回は、卒業制作で制作した『“古の歌人”による翻訳』という冊子の表紙のビジュアルについて、解説していこうと思う。 冊子についての解説はこちら▼ このビジュアルのタイトルは「秘めた想い」。 昔の人は自分の恋心を隠すのが当たり前であったり、直接顔を見られない状態での恋もあったというところから、「秘める」ことをテーマに制作した。 髪の毛や宝箱によって想いを隠している様子。 内に秘めた想いが「和歌」として、宝箱から溢れ出ていく様子。 「和歌」という形で表現することで、時代を

          メインビジュアル【秘めた想い】

          「“古の歌人”による翻訳」あとがき

          冊子についての解説はこちら▼ 私は大学の卒業制作で、“恋愛感情”をテーマに、4冊の冊子を制作した。 その4冊の中でも、「昔の和歌」の観点から“恋愛感情”について考察した『“古の歌人”による翻訳』という冊子の内容について紹介してきた。 今回は、その冊子についての、全体的な分析や考察について述べていきたい。 (「あとがき」より引用) まずは、和歌の分類について考察をしていく。 和歌の全体的な分類としては、相手を想う「恋心」から、恋の辛さ、失恋などの「不幸な感情」へとグラ

          「“古の歌人”による翻訳」あとがき

          和歌(失恋した上に/決意/思い出してしまう)

          前回の内容はこちら▼ 第三章 失恋 失恋した上に、 「失恋」以外に対する辛さ。 ①同情してくれる人もいない あはれとも いふべき人は 思ほえで 身のいたづらに なりぬべきかな (あなたに見捨てられた)私に 可哀想だと同情を向けてくれそうな人も、 今は誰も思い浮かびません。 このままどうすることもできず、 私は独り虚しく死んでいくのでしょうね。 (『百人一首』45番 / 謙徳公) ②自分の評判も落ちてしまう うらみわび ほさぬ袖だに あるものを 恋にくちなむ 

          和歌(失恋した上に/決意/思い出してしまう)

          和歌(あなたのせいで/周りへの恨み)

          前回の内容はこちら▼ あなたのせいで 相手のせいで傷つけられる。 苦しい思いをする。 ①取り残される 衣手に 取りとどこほり 泣く子にも まされる我れを 置きていかにせむ 着物の袖にとりすがって泣く子以上に 悲しむ私を置いて行くなんて、 私はどうすればよいのでしょうか。 (『万葉集』第四巻 492番 / 田部櫟子) まそ鏡 見飽かぬ君に 後れてや 朝夕に さびつつ居らむ いくら見ても見飽きないあなたに取り残され、 朝も夕方も寂しく暮らしていくのでしょう。

          和歌(あなたのせいで/周りへの恨み)

          和歌(不安/苦しさ)

          前回の内容はこちら▼ 第二章 恋の辛さ 不安 恋をしている時に感じる不安。 ①恋の行方がわからない 由良のとを 渡る舟人 かぢをたえ ゆくへも知らぬ 恋の道かな 由良川の河口の瀬戸を渡る船人が、櫂をなくして、 行く先も決まらぬままに波間に漂っているように、 私たちの恋の行方も、どこへ漂っていくのか わからず、行く末に迷っているものだ。 (『百人一首』46番 / 曽禰好忠) ②あなたの本心がわからない 長からむ 心もしらず 黒髪の みだれてけさは 物をこそ思へ

          和歌(不安/苦しさ)

          和歌(逢いたい)

          前回の内容はこちら▼ 逢いたい あなたに逢いたい。 あなたを待つ時間が長い。 夢に出てくる。 ①逢いたい 名にし負はば 逢坂山の さねかづら 人にしられで 来るよしもがな (「逢う」という名の)逢坂山、 (「さ寝」という名の)さねかずらが、 その名に違わぬのであれば、 逢坂山のさねかずらを手繰り寄せるように、 誰にも知られずあなたを連れ出す方法を知りたいものだ。 (『百人一首』25番 / 三条右大臣) うつせみの 世やも二行く 何すとか 妹に逢はずて 我がひとり

          和歌(逢いたい)

          和歌(恋心/幸せ/誓い)

          冊子についての解説はこちら▼ 第一章 恋心、愛 恋心 片想い。一方的な恋心。心に秘めた想い。 ①恋しい みかの原 わきて流るる いづみ川 いつみきとてか 恋しかるらむ みかの原を湧き出て流れる泉川よ。 その人にいつ逢ったといって、 こんなに恋しく思ってしまうのでしょうか。 (本当は一度も逢ったことはないのに。) (『百人一首』27番 / 中納言兼輔) つくばねの 峰よりおつる みなの川 恋ぞつもりて 淵となりぬる 筑波山の峯から流れてくるみなの川が、 (最初

          和歌(恋心/幸せ/誓い)

          卒業制作『恋愛感情の翻訳』 /「“古の歌人”による翻訳」

          卒業制作についての解説はこちら▼ 私は大学の卒業制作で、“恋愛感情”をテーマに、4冊の冊子を制作した。

その4冊の中で、3冊目となる『“古の歌人”による翻訳』という冊子の内容について、紹介していきたい。 『“古の歌人”による翻訳』について (「はじめに」の項目から引用) この冊子は、「昔の和歌」の観点から、“恋愛感情”について考察していったものである。 『百人一首』と『万葉集』に編纂された和歌から、合計100首を取り上げ、それらを分類・分析し、「“古の歌人”による翻

          卒業制作『恋愛感情の翻訳』 /「“古の歌人”による翻訳」