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卒業制作『恋愛感情の翻訳』

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私にとって、最も心を動かされる存在である『恋愛感情』。 大学の卒業制作では、この内容をテーマに、4冊の冊子を制作した。 自分自身の恋愛体験や恋愛観、Googleフォームを使用した… もっと読む
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卒業制作『恋愛感情の翻訳』について

卒業制作『恋愛感情の翻訳』について

今回からは、大学の卒業制作について話していこうと思います。
前回に引き続き、長期に渡って連載していくことになりそうなのですが、最後までお付き合いいただけると幸いです。

私は今年の3月まで、美術大学のデザイン系の学科に所属していた。

私の学科では、卒業制作のテーマは自由で、本当に何を調査しても、何を制作しても許される雰囲気だった。

一生に一度の卒業制作。
「せっかくなので自分が1番楽しいと思え

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卒業制作『恋愛感情の翻訳』 /「“私”による翻訳」

卒業制作『恋愛感情の翻訳』 /「“私”による翻訳」

卒業制作についての解説はこちら▼

私は大学の卒業制作で、“恋愛感情”をテーマに、4冊の冊子を制作した。

その4冊の中でも、まずは『“私”による翻訳』という冊子の内容について、紹介していきたい。

『“私”による翻訳』について

(「はじめに」の項目から引用)

この冊子は、自分自身の過去の経験を元に、自分なりの「恋愛観」や「恋愛感情」について述べたものである。
私自身の21年間の人生の中で経験

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「好き」とは何か。(恋と愛の違い/“究極の愛”とは)

「好き」とは何か。(恋と愛の違い/“究極の愛”とは)

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私は大学の卒業制作で、“恋愛感情”をテーマに、4冊の冊子を制作した。

今回からは、そのうちの1冊である「“私”による翻訳」という冊子の内容について、載せていこうと思う。

第一章 恋愛観「好き」の概念

「好き」という感情の概念について。

私は何かと、恋や愛などの、「好き」という感情の概念や定義について、考える機会が多い。
自分の実体験を元に、一人で永遠と考え続けてしま

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「好き」とは何か。(“好き”の形について/“好き”の基準)

「好き」とは何か。(“好き”の形について/“好き”の基準)

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前回に引き続き、『“私”による翻訳』の冊子の内容について載せていこうと思う。

③「好き」の形について
ー 「好き」は色々な要素の複合体 ー

『好き』には色々な形がある。
ひとつだって同じ形はない。

「恋愛感情の好き」「友達としての好き」「尊敬」など、型に当てはめてしまいがちだが
そもそも、いくつもの要素が組み合わさって複合的に形成されている感情なので、一言で表せるわけ

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恋と性別の関連性(“男女の友情”について/同性愛)

恋と性別の関連性(“男女の友情”について/同性愛)

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恋と性別

恋愛と「性別」の関連性について。

私は、人生で初めて同性を好きになった時に、それをきっかけとして、「恋愛」と「性別」の関連性について考えるようになった。

「恋愛」に「性別」は必要なのか。
「男女の友情」は成立するのか。
異性を好きになる場合と同性を好きになる場合、
どちらが幸せなのか。

「現代らしい」とも言えるようなこのテーマについて、自分なりに考えたこと

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「幸せになる」には。(“恋愛感情”がない方が幸せ/追う恋と追われる恋)

「幸せになる」には。(“恋愛感情”がない方が幸せ/追う恋と追われる恋)

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幸せになるには

恋愛において、「幸せになる」方法。

私は、「幸せになるため」に生きている。
常に、「どうすれば幸せになれるのか」だけを考えながら、日々を過ごしている。
二つ以上のことがらで迷ったときには、「どちらがより幸せになれるのか」ということだけを基準に、人生の選択をしてきた。

そんな私にとって、恋愛において「幸せになる」とはどういったことなのか、考察をしていった

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「過去の恋愛」の捉え方(恋は上書き保存/恋は名前をつけて保存)

「過去の恋愛」の捉え方(恋は上書き保存/恋は名前をつけて保存)

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過去の恋愛について

自分の「過去の恋愛」や「過去に好きだった人」に対する認識について。

私にとって、
「過去の恋は、新しい恋で簡単に塗り替えられる」が、
「一度好きになった相手は、一生好き」でもある。

この二つの矛盾した事柄について、述べていった。

①恋は「上書き保存」
ー 過去の恋は、新しい恋で簡単に塗り替えられる ー

元々、自分にとって「好きな人」がいたとして

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恋をする目的(“想いを伝えること”が最終目的)

恋をする目的(“想いを伝えること”が最終目的)

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恋の目的

自分にとって、「恋をすること」の最終目的。

恋をする上で、最終的にどうなりたいのか、という最終目的。

ただ闇雲に恋をしているわけではなく、「目的」があって恋をしている。
最初は闇雲に恋をしていたとしても、だんだんと、最終的な「目的」が見え始めてくる。

そんな、「恋の目的」について述べていった。

「恋をすること」の最終目的
ー 好きな人に、「好きだ」と伝え

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恋をするメリット(自分を好きになれる/自己肯定感が上がる)

恋をするメリット(自分を好きになれる/自己肯定感が上がる)

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恋をするメリット

恋をすることによって得られるメリット。

私にとって、「恋をする」ことは、良いことづくめである。
もちろん、「恋をすること自体の幸せ」といったものもあるが、それ以外にも得られるメリットが沢山ある。

一石二鳥、一石三鳥にまでなるような「恋をするメリット」について、考察していった。

「恋をすること」で得られるメリット
ー「恋をすること」で、自分自身を好きに

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惹かれる相手(誰にでも優しい人/恋愛感情がなさそうな人/自分と面識がある人)

惹かれる相手(誰にでも優しい人/恋愛感情がなさそうな人/自分と面識がある人)

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惹かれる相手

自分自身が惹かれる相手の特徴。

自分が、何故か惹かれてしまう相手の特徴。
自分がどういった相手に惹かれるか、というところから自分自身の好みや傾向を探っていくのは、心理テストや性格診断をしているみたいで、とても楽しい。

そんなことを楽しみながら、「惹かれる相手の特徴」について、考察していった。

「優しさ」のベクトル
ー「誰にでも優しい人」が好き。「自分に

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恋をする上での「環境」について(共通の知り合い/嫉妬対象)

恋をする上での「環境」について(共通の知り合い/嫉妬対象)

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周りの環境

恋をする上で、自分と「好きな人」を取り巻く環境について。

自分と「好きな人」の共通の知り合いなど、周りを取り巻く環境についての願望。

恋をする上で、相手だけではなく、周りの環境も大事になってくることがある。
その「環境」についての自分なりの考えや、願望を述べた。

「共通の知り合い」の有無
ー 好きな人と同じコミュニティに所属したい ー

私は、とにかく「

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恋愛する上で苦手なこと(会話/“触れる”こと/好かれるための努力)

恋愛する上で苦手なこと(会話/“触れる”こと/好かれるための努力)

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苦手なこと

恋愛をする上で、自分にとって「苦手だ」と感じること。

他の人には当たり前にできているのに、自分にはできないこと。

「なんで私にはできないのだろう」と、一人で悩んでいる時間も、「こんなに簡単なこともできないの?」と、周りの人から言われるのも、思われるのも、すべてが苦痛で仕方がない。

そんな「歯痒さ」「もどかしさ」「不甲斐なさ」は、もちろん恋愛以外でも沢山感

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恋をする“幸せ”①(見惚れる/些細な関わり/運命を感じる/宝物になる/頭を埋め尽くされる/実感)

恋をする“幸せ”①(見惚れる/些細な関わり/運命を感じる/宝物になる/頭を埋め尽くされる/実感)

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第二章 感情 ー恋心ー恋をすることの「幸せ」

恋をする上で、「幸せ」だと感じる瞬間。

恋とは、とにかく幸せなものである。
私は、恋をしている時以上に「幸せ」だと言える瞬間は、この21年間で、まだ一度も経験をしたことがない。

そんな、私にとって確実に「人生で一番幸せ」だと言える瞬間を、この項目に詰め込んだ。


①見惚れる
好きな人には、とにかくひたすらに見惚れ

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恋をする“幸せ”②(モチベーションになる/影響し合う/認められる)

恋をする“幸せ”②(モチベーションになる/影響し合う/認められる)

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⑦モチベーションになる

「好きな人」は自分にとって、一番のモチベーションになる。

好きな人のことを想うだけで、どんなことでも乗り越えられてしまうような気がする。

「好きな人に認めてもらいたい」という思いがあると、自分が本来持ち合わせていないはずの力まで発揮できる。

「好きな人も今頃頑張っているんだろうな」と思うと、自分も負けていられない、こんなことで挫けていられない

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