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恋愛する上で苦手なこと(会話/“触れる”こと/好かれるための努力)

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苦手なこと

恋愛をする上で、自分にとって「苦手だ」と感じること。

他の人には当たり前にできているのに、自分にはできないこと。

「なんで私にはできないのだろう」と、一人で悩んでいる時間も、「こんなに簡単なこともできないの?」と、周りの人から言われるのも、思われるのも、すべてが苦痛で仕方がない。

そんな「歯痒さ」「もどかしさ」「不甲斐なさ」は、もちろん恋愛以外でも沢山感じる場面はあるが、今回は「恋愛」だけに焦点を当て、まとめていった。





会話について
ー 自分から話しかけられない ー

私は、好きな人に「自分から話しかける」ということが、なかなかできない。
簡単なことのように思えるが、実際そんなにうまくいくものではない。

ある程度仲良くなった相手だったり「その場の流れで」となれば話すことはできるが、普段頻繁に話すような相手ではなかったり、明らかに「自分から話しかけに行かないと話せない」となると、どうしても躊躇してしまう。

頭の中で、話す内容や話しかけ方を事前に何度も何度も反復して練習したり、話しかけるタイミングを見計らいまくって心の中でカウントダウンしたり、「話しかけよう」と決めた瞬間から数十分ほど経ってから、やっと話しかけることができたり。
そんなことを、これまでに何度も経験してきた。とにかく必死だ。
こんなに「話しかけるまで」に苦戦しているにもかかわらず、話し始めると、意外と普通に話せてしまう。

これは、「私あるある」だ。

私は、恋愛に関わらず、「普段そこまで話さない」関係性の人に「自分から話しかける」ということが苦手すぎるのだと思う。

本当にどうにかしたい。

どうにかする方法がわからない。





「触れる」ことについて
ー「好きな人」には指一本触れられない ー

私は、「好きな人に触れる」ということが基本的にできない。
これは、付き合っている相手や、「相手が自分のことを好きだ」と確信している場合は別かもしれない。
ある程度の距離感を保っている相手や、片想いの相手の場合に限る。

まずは、「自分が触れることで相手を汚してしまいたくない」という考え。
基本的に、好きな人のことは、崇拝しすぎて神か天使かなにかだと思っているので、「絶対に汚したくない」と思ってしまう。

また、相手が自分のことを「(恋愛的に)好き」という確証がない限り、一ミリでも触れたらその瞬間嫌われるに決まっている、という気持ちもある。
自分が他の人だったとして、自分みたいな人間に一瞬でも触られたら生理的に無理になるだろうな、という客観的に見た結果の、あくまで冷静で適切な判断。

これらの結果として、「好きな人」には、指一本触れることができなくなる。

「相手に決して自分から触れない」というのは、場合によっては、私なりの誠意だったりもする。


好かれるための努力
ー「自分が自分ではなくなること」が嫌い ー

好きな人に好きになってもらうために、「好きな人の理想のタイプを目指す」だとか「恋の駆け引きをする」だとか、そういった方向の努力が、私にはどうしてもできない。

「好きな人の理想」の人間になることで、自分が自分ではなくなってしまうのが、本当に嫌だ。
もし「好きな人の理想」になれたとして、相手に自分のことを好きになってもらえたとしても、もうそれはもはや「私」ではない。
取り繕って偽った自分のことを好きになってもらえたとしても何も嬉しくないどころか、むしろ虚しいに決まっている。

それに、なんで人のためなんかに「自分」を変えないといけないのだろう、と思う。
私は「自分のことを好きだと思える自分」になることを人生の目標としているのに、人のせいで自分の理想像が狂わされるのは許せない。

恋をしたことが、自分の嫌いな部分を直すきっかけになるのなら、全然良いと思う。
ただ、自分自身の「好きな部分」まで無理に変えてしまうのは本当にもったいない。

「恋の駆け引き」みたいなものに関しては、それをしている自分を想像しただけで、拒絶反応で吐きそうになってしまうくらい無理。
よくある例だと、ボディタッチとかあざとい喋り方とか、そういった類のもの。
拒絶反応がすごすぎて、文章に書き起こしているだけで、もう吐きそう。

私は、人を好きでいること自体は大好きだけれど、「自分から好きになった人に好きになってもらう」ということにはとことん向いていないのかもしれない。

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