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#忘れられない恋物語

「恋」をテーマにした小説、マンガ、映画、ドラマや、みなさん自身の「忘れられない恋」の体験談、オリジナルの創作作品などをお待ちしています!

急上昇の記事一覧

見上げる月|#詩のようなもの

何故なんだろうね? いつもは「素直」と言われるのに 貴方には・・・素直になれない 会わないからかな? ふたりは「好きだ」と分かるのに 貴方には・・・好きだと言えない 季節は 目の前で ウインクしながら過ぎてくけど ただ 黙って見送るだけで・・・ いつかーーーSomeday, 月が満ちるように 時が満ちるのかな 夜空見上げてみた Someday・・・ ▶Que Song 素直になれない/JUJU feat.Spontania 動画のリリックが沁み

相変わらず決まらず。

気持ちは120%決まっているのに、 どうにもできない…。 お願いだから、どうにかならない? そう考え始めて一体どれくらいの月日が経ったのでしょう。 私は最近、ずっと同じことを考えています。 本気でどうにかしたいのに、やっぱり難しい。 難しい試練も乗り越えて来たつもり。 「あ、死ぬってこんな感じなんだ」と思った病気をしたこともあったけれど、生きたいから乗り越えられた。 だから…自分ならきっとできるはず!って心に言い聞かせているけど。 今回は本当に難しい😖 物理的な問

34.初恋④ 完 未解決の謎

[前話:33.初恋③  恋の定義]     (初恋①〜③を併せてお読みください)  高校でも、僕は明るく陽気なキャラでした。 「お前って悩みとかなさそうやな」  そのように言われるほど明るく陽気な自分が定着し、それを自分の役割と課していました。明るい自分ではあったものの、中学の頃と比べるといじりそのものは減少しました。いじられるよりは、自らおかしな言動をしたり、テレビで見たギャグをマネしたり、自分で考えたギャグを披露したり、そんな振る舞いに対して周りの人たちは、いじる、

愛情表現は人それぞれ

プライドが高い人の『愛情表現』は難しいと感じる今日この頃。 『背中を見て育つ』 まさに見せて伝えて来ようとしている。 「言葉がなければ分からないよ」と、言ったとしても、それを分かっていても 自分が育って来た環境で学んだものだから。 それ以外の方法が分からない。 何よりもそうやって生き方を見せたい。 そうだよね?きっと。 私も見ていることを伝えれたいけど、 不器用で、捻くれているのはお互いさま。 ぶつかり合ってしまうことも多い。 けど、気付いていないでしょ? 知らないふりを

#恋バナ「ビュッフェ形式でいただく恋の話」

「あの恋のおかげで  学べたことがありました」 昨夜、 『恋バナビュッフェレストラン』 と称して、 ライブに訪れてくださった方々に 恋バナを聴かせていただき、 みんなで心の栄養補給をしようという ライブを配信した。 4名の方がスピーカーになってくださり、 恋バナシェフとして、 大切な恋バナを1つ振る舞ってくださった。 コメント欄で聴いてくださっていた リスナーの方達も、 とても興味深そうに 時に笑いの合いの手を入れながら、 楽しく聴いてくださっ

時には傷心 (詩)

波乱万丈ありがとう 何もない人生より、まし 面白いわ 例え傷ついても ドラマティックな展開もたまにはいいわね 空虚な日々は退屈だもの だから空虚より傷心 一時の傷心なんて どうってことない いずれ時が癒やすから

どうか穏やかな記憶でありますように

彼との思い出を綺麗なままで 楽しかった記憶として残しておきたいから これ以上傷ついたり嫌な思いをして 嫌いになってしまいたくない。 そう思っている。 彼との関わりが続いていく中で 最後の記憶がマイナスものになってしまうと 途端にそれ以前の記憶達まで 忘れたいものになってしまう。 そんな悲しくて寂しいことってない。 どうか振り返った時に 心が穏やかな気持ちになるような あぁ、大好きだったなとふと笑えるような そんな記憶のままでありますように。 自分の気持ちを整理するため

春にほころぶ小さな蕾 夏の暑さに 眩しい光 秋の彩り 冬の冷たさ そんな当たり前が 君となら特別に変わる ずっと一緒にいてほしい koi/androp 最近刺さった曲 君で世界が色付くんだよ

気になる後輩〜He Is Knight〈Ⅱ〉【スピンオフ】|#短篇小説

この小説は、以下の短篇小説の続き【スピンオフ】です。 過去の3話分のお話をすべて収録。 ↓ ↓ ↓ 気になる後輩〜He Is Knight〈Ⅱ〉 ようやく展示会が始まった。 ひとつのブランドに40人近い営業部担当が在籍する。その一人ひとりに、50件足らずのブティックが割り振られていた。 2週間の会期に、ブティックの店長、店舗によっては副店長やスタッフが、顧客として来社する。 型数は100型くらい用意されていて、その中から必要なものだけ受注するシステムとなる。営業

一番好きなデートは夜のドライブだと思う

好きな人とだったらどこへ行ってもいい は、確かにそうだと思う。好きな人となら、どこへ行っても絶対に楽しいと言い切れる。でも唐突に「今日のデートどうしたい?」と言われたら「夜にはドライブに行きたい」と答えると思う。 私の人生の中で一番早く距離感を詰められたのは彼だ。話し出して少し経って複数人で飲みに行き、いつも間にかサシ飲みに代わり、「遊びに行かない?」なんてなんとなく発した言葉で(もうどっちからとか覚えてない)一日中都内を歩き回って、その次がドライブだった。 自分で言う

絵梨花の魔法〜手書きの名刺|#短篇小説

この短編小説は、以下のnoteの続きとなります(1話〜4話) よろしければご高覧下さい! ↓ ↓ ↓ 🍁絵梨花の魔法〜手書きの名刺🍁 ヘアサロンを出てから、和美と絵梨花は青山の街を出、代官山まで休みなく移動した。 有名カメラマンの助手として多忙な絵梨花は、休みの取れたその日のうちに、ホストクラブ【Over Night】に和美を連れて行きたがった。 「・・・あのさ、これから撮影の前によく行く、ヴィンテージ・ブティックへ連れて行くわ」 「ヴィンテージ?」電車の中で、

短編📕好きな人の『香り』が好き

貴方は器用で、何でも美しく見せることに長けていて。 でも決して自分を大きく見せず、 クシャッと子どものように笑う。 だからいつも周りから人が集まるのでしょうね。 私は見ていてい羨ましかった。 だって、私には何も無い。 会話も笑顔も、連絡先なんて夢なのだろう。 『繋ぐもの』が何でもいいから欲しいと。 そう思って仕方がないけれど、 いくら考えても不可能だった。 だって貴方と私は上司と部下で、私の想いを悟られてしまえば、仕事に支障が出てしまう。 ただただ目で追うばかりで

マッチングアプリで出会った20人の男性たち、そして27歳、オタク女が最高の彼氏に出会うまで

22歳~27歳、マッチングアプリ歴5年。 大学生までアニメや漫画やアイドルに愛を全力で注ぎ、フリフリの服を着て全力でオタクを楽しんでいた私は、彼氏がいたことが一度もなかった。 いわゆる喪女。 「オタクに恋は難しい」の現実版だ。漫画よりもひどい。 鉄壁の処女であり、少女漫画育ちで夢見がちな性格があだとなりまくりった。 様々な失敗や躓き、あきらめや自暴自棄…うまくいかないことばかりの5年間、20人との男性の戦いの歴史をまとめた。 めちゃくちゃ長い。1万5000字超えている。

運命のように出会ったけど違っただけの恋

noteを書き始めた時 いつか彼が私の想いに辿り着いて欲しいって思ってた 私がどれだけ彼を好きだったか 思い知って後悔すればいいって思ってた でもいまは もう何も知らなくていいと思うようになった 私が9か月、ずっと未練タラタラだった事も どんな気持ちで過ごしてきたかも 心が壊れてしまった事も… 知らずに幸せに過ごしてくれたらいい 9か月の間、彼が何を思って過ごしていたか 私も知らない 知らなかったから未練があったのかもしれないし 知らなかったから好きでいれたのか

『あるある』と『夢物語』

自分が昔書いた記事を読み返しておりました。 この記事は、恋した女の子の表面上と心の中の気持ちを書いたのですが。 『あるある』だと思いながら書いておりました。 でも実はドラマや漫画などで登場するような、 『夢物語』のような、とても貴重な気持ちだったのではないかと。 今ではそう思ったりもします。 書いた時から変わらず持っているこの気持ちは、現実にあったら幸せな経験ということです。 ゜゚・*一生のうちで出会えたら奇跡みたい*゜゚・*:.。..。.:*・・*:.。. .。.

『幸せ』について気づいたこと

『手が届く幸せ』と『手が届かない幸せ』があるってこと。 手が届く幸せは、自分が変われば一歩一歩、 確実に近づくことができる。 手が届かない幸せは、変わらないと決めた時。 自分は何も変えない。 変わるつもりなんてない。 そう決めつけた方が、確かに生きるのは楽だと思う。 でも、人生の教科書なんて存在しない。 時間は戻らないのだから、毎日が初めての人生。 自分らしくないと思っても大切な人のために、 たまには自分から近づいた方が、上手くいくこともきっとある。 変わらないのは

【小説】意味を持たない海(前編) (サラとの1か月間~14日目~)

前回までの話 1. 傷に触れない (サラとの1か月間~6日目~) 2.時間の概念と隣町のコロッケ (サラとの1か月間~13日目~) 3.嘘に満ちた世界で  (サラとの1か月間~10日目~) 概要 元同僚のサラは新卒2年目にも関わらず、容姿と卓越したコミュニケーション能力で人脈を広げ、職場内での地位を確立してきた。高級ブランドのバッグ、アクセサリーを身につけ、上司だけでなく新興企業の経営者や有名デザイナー、御曹司を相手に会員制のレストランでの会食、イベントでの接待をこなす日々

拙いメッセージ

私の周りには、エネルギーを誰かのために使う人が本当に多くて。 人は自分より大切な誰かのためになら、 こんなにも動けるのだと知りました。 知っていたつもりだったのですが、 全然甘かったです。 優しい心の持ち主はこんなに幸せを与えてくれる。と言えば良いのか…。 私は、 「何かあったら言ってね」とか、 「何か足りないことがあったら教えて下さい」と、言うのが癖みたいになっているのですが。 上辺だけだったなと思い情けなくなりました。 だって悩みを相談したら、 「ちょっと放って

明日を考える

『明日の朝、起きた時の調子で行動を決めれば良いじゃないか』 何度も思うけれど、やっぱり計画した通りに動けたら最高だなって思ってしまう。 思った通りに行動できる日って実はほとんど無くて。 予定が変わる日の方が遥かに多い。 かならず何かが邪魔をする。 身体の不調だったり、ひどい言葉だったり。 結果を出したくて頑張っているのに、 途中経過を見守れず、 「結果を早く出せ!」って言う人が一番、 頑張っている人の芽を摘む。 あまり急かさないでほしいものです。 心と身体の不調に繋

恋愛と依存と執着

元恋人との関係は、恋愛じゃなくて依存と執着だった。 別れて数ヶ月経って、自分の気持ちが整理された今なら思える。 だけど、ただ純粋に恋とか愛とかあたたかい感情で満たされていた時間も確かにあったと思う。 「あたらしい感情」を教えてくれた人はずっと記憶に残るってSNSで見かけた。 本当にそうだと思う。 人生で初めて告白された高揚感、好きな人からの言葉や行動で心も体も満たされる多幸感、大好きなまま別れる喪失感、いっぱい初めての感情を味わったから、この先もしばらく忘れることは出

「遠い別れと再会」―詩―

遠ざかる・・・ 小さい水滴のように 消えていく 君が 旅立ってしまった {都会で 編集者の勉強をしたい} それが 君の夢だった ホームに 立ち尽くし 君の影を 運ぶ列車から  目が どうしても離せない 「じゃあ またね」と 振った手が 降ろせない 遠い別れに ボクは ホームのベンチから 立ち上がれず 君に 渡し忘れた 餞別の品を 握りしめている 運命の神が 心に開いた穴を  容赦なくハサミで 大きく 切り裂いていく 音がする 高校の 校舎の窓から いつも 君が下校してい

父親とギックリ…

9月22日、私は楽しい日になると思っていたのです。疑うこともしませんでした。 けど、振り返ると心に沢山の矢が飛んできてしまった。 結構凹んでしまいました。 ただ、凹む時間がかなり勿体ない。 それでも一緒に生活していれば窮屈になって来てしまうものですね。 昨日と言うことが違うと思えば、2時間後にはまた違うことを言っている。 私が言われて行動することに対して、批判しかないのです。 言われたことしかしてないのですが、 「臨機応変という言葉を知らないの?」とのことで…。 言い

【中編小説】純文学:暗黒に一縷の光ありけり。#4

二〇二〇年四月一日。  大学卒業後、ここの家具屋で働き始めてから八年が経ち、おれも気づけば三十歳になった。この八年の間で、携帯の進化に伴い、SNSが全世界に著しいスピードで普及している。そんな世の中の現状をぼんやりと把握していたが、SNSにはあまり良い印象を持っていなかったので、これまであえてSNSを利用してこなかった。単純に興味がなかっただけかもしれないが――。 そのせいもあって、職場での表面的な付き合いを除けば、ほとんど独りで過ごす時間が大半だ。これは、今も昔もさほど変わ

お持ち帰られ喫茶店❹|ささやく声が、とどく距離。

※画像はイメージ画像です。 お持ち帰られ喫茶店、大好評です。 考えてみれば、この世には男の自慢話があふれている。溢れているというか、もう、そこいら至るところに自慢話が転がっている。 というか、とっ散らかっている。 犬は歩かずペットカートに乗せられて、棒にあたることはなくなった。しかし、男の自慢話にぶつかる時代である。 男は自慢話がしたいのである。 したいの、したいの、自慢したいの! 自慢〜自慢〜自慢ばなしのはなし〜♪ 「俺の、俺の、俺の話を聞け〜♪」モードである。

弱い自分を認めてみた!自分からのSOS

私は強い女だから大丈夫 背筋を伸ばして、自信を持って 前だけ見て歩いた 充実してキラキラ見えるように 私は大丈夫、私は大丈夫 彼に捨てられてからの9か月 それをやり続けてた そうしてる内に 心がボロボロになってた いつもはすぐに返信できるLINEも 未読、既読スルーが溜まっていった “もう何もしたくない” “もう頑張りたくない” 自分からのSOSだった 『彼の事、本当に好きだったんだね』 こんなにボロボロになって ボロボロになった自分 彼を好きだった自分を認め

失恋の苦しみを成長に変える方法:自分を責めずに前へ進む

SNSもLINEも繋がっていなかったから、 元彼の近況なんて入ってこないはずだった。 だけど、ほんの偶然、LINEの背景が更新されたという通知が来た。 その時は、何の気なしに開いただけだった。 開いた瞬間、私は固まった。 背景画像には、見知らぬ女性の後ろ姿が映っていた。 彼女と一緒にいる元彼の姿はなくても、 その一枚の写真が語っていることは十分だった。 胸がズキズキと痛み始めた。 彼に新しい彼女ができたこと、 それは仕方がない。 人はそれぞれ次のステップに進むもの

108号室

「俺、彼女居るんだけど、いい?」 大人数での飲み会を2人で抜けて、コンビニへ行った帰り道。 キスをした後に言われたセリフ。 良いわけないだろ という心の声とは裏腹に、頷き胸に顔を埋めていた。 あの人はいつも私に好きだよと囁いて、だけどまだ彼女と別れられないんだと言った。 誰にも内緒で通った108号室。 荷物が置かれたソファに、書類で沢山の机、床にはその日取り込んだ洗濯物があった。 ソファに並んで飲むのはカフェオレで、はじめにベットへいくのはあの人。 優しい声色の「

恋の成仏短歌 Vol.10

経験したことがあるようなないような、恋のモヤモヤとした瞬間を詠んでみよう……!という短歌企画「恋の成仏短歌」。 Xでつぶやいているものを10首たまるごとにnoteにまとめていますが、ついに!今回でひそかな目標にしていた100首を達成しました……! これまで1首でも目を通してくださった方、今日たまたまこの記事を開いてくださった方、本当にありがとうございます。 中にはXで返歌を詠んでくださった方もいて、自分が発信したことがきっかけで新たな言葉が紡がれていくことに感激しつつ。

幸せでいてね

君と別れてから、なんでか続かない私の恋愛。君のことを忘れて、吹っ切って進んでいるはずなのに。 東京に行った後、20日になってすぐもらったLINE。連絡しようかと思ったけど辞めた、彼氏持ちと会わないよ、彼氏とは別れたよ^ ^。なんて会話を交わして、私のあまりにも続かない恋愛事情について軽口を叩いていた。 2週間前位に彼女できたよ、言わなきゃと思ってたけどなんか言い難くて笑 2つ言おうと思ってて、の後にスマホを機種変したなんてどうでも良い話をされたからほっとしていた自分を恨

私、好きな人と離れても、また出会うためにこれ書いてるんだった。

note書きはじめたきっかけは、好きな人と話していたことがきっかけ。 お互い本を読むのが好きで、太宰治や夏目漱石の話で盛り上がった。 私は、「死ぬまでに本を書いて残したい」って話してた。 ----- 「いつか、このこと書いてもいい?笑」 「いいよ。笑」 私にとって君との恋は、残さずにはいられないくらいの大恋愛だった。 書いて未練タラタラになりたいのか、吹っ切れたいのか私もよくわかんない。 その好きな人は、私(橘)のことまた見つけられるね。 その時があったらお祝いに

夏が迷っている

秋服が届いたから、着てみたら夏。どうしてこんなに蒸し暑いのか。数週間前は朝晩涼しくて虫の音が心地よくて、あまりにも愛おしい秋のことを思い出していたというのに。夏が迷っている。 まとめ髪に籠る汗に夏の匂いはするだろうか。部活に向かう男子高校生の制汗剤とか、蛍光色の運動靴とか、リュックのポケットに突っ込まれた飲み終わりのウィダーインゼリーとか、そういうものの方が、夏だって、ね。 恋人の家から駅へ向かう途中、大きく開けた公園がある。名前のわからない濃いピンクの花が大きな木の枝先

infjの僕が忘れられない人

出会いは高校生の時だった。 いろいろあって高校生の時、2年ほど韓国で過ごしたことがあった。 そこでほとんどの時間を一緒に過ごした。 言葉も最初はうまく通じ合わなかったのに、恋も愛も教えてくれたそんな人だった。 ほんとにダメなこともいっぱいした。ENTPの彼女はルールが嫌い。 夜、お互いに宿舎から勝手に抜け出して、コンビニ行って好きなものを食べた。 불닭(プルタック)、ソースは7割、たまにソーセージを入れるのがお約束だった。 いろいろ疲れて名前もよく分からない公園を散歩し

【短編小説】逆光の中で

iPhoneの画面が明滅する。通知が次々と流れていく。仕事のSlack、友人からのLINE、Twitterのメンション。僕は何も開かない。ただ眺めている。これが日課だ。朝、目覚めてすぐに確認する習慣がついてしまった。でも、本当に大切な通知はめったに来ない。 朝日を浴びながら歩く通勤路。コンビニの前では制服姿の高校生たちが笑い合っている。彼らの声が風に乗って僕の耳に届く。懐かしい気持ちになる。高校生の頃、僕もあんな風に笑っていただろうか。記憶が曖昧だ。 オフィスに着く。Ma

戸惑い (詩)

不意に現れたキミ 心奪われないよう 知らんぷりするつもりだった 素通りしようとした だけど、もう手遅れ  意識は既にキミに向いてる 最早、素通りするのは無理…… キミが素敵過ぎるから 避けて通れなかったの もう恋はいらないと キミから遠ざかろうとすればするほど すぐまた引き戻される 無駄な抵抗ってことね……

【小説】同じ空の保田(やすだ)さん~regret~ 58

 今はもう、ここには無い。  それはきっと、過去に置き去られてしまったということ。  時が進むにつれ、遠ざかってゆくばかりで、小さくなって、見えなくなって。  前を向いた今、ここに存り、きっと未来にも存ると信じられるもの。  それがあればきっと、今と、これからを生きるのには足りるのだ。    見えなくなったものにこだわる必要があるとすれば、神様の引き合わせで、姿形が再び見えるようになった時のこと。    君が泣きそうな顔をした理由を知りたい。  ───── 目の前

盲目。気ままなふたりの恋愛録。

限界OLがコンデジで撮った写真とともに 日常や気持ちを綴るnoteです。こんばんは。 限界OLをやっているような女である私は もれなく恋愛においても限界でありまして。 友達には偉そうに、 幸せにしてくれない男なんか選ぶんじゃねえと 言いますが 私が惚れる人は大抵、一般的な幸せを私にくれない。 恋は盲目とはうまく言ったもんだなぁと よく思います。 本当に気分屋で。 野良猫はいくつもの家を渡り歩くじゃない? 家ごとに違う名前で呼ばれたりして。 きっとこの人もそうなんだろ

私はプラトニックラブを愛する

 私はプラトニックラブを愛する永遠の純情派である(笑)。  恋愛下手とは言っても、六〇年も生きているのだから、それなりの数の恋愛を経験しているが、今も深く記憶に刻まれ美しい思い出として残る恋愛はすべてプラトニックラブである。もちろん性的交渉を否定するつもりはない。私だって若い頃は性欲旺盛だったし玄人相手の女遊びもした。だが真面目な恋愛で性交渉が絡むと長続きしなかった。理由ははっきりしていて生活臭が苦手だったからだ。  これは当然のことで、真面目に交際していて性的交渉があれば、

素直さと強さがあったなら

昨日、Xで目に入ってきた投稿で ”好きな人に対して素直にならないと 素直な子に取られちゃうよ”というのがあった。 ある芸能人が言っていた言葉らしい。 あぁ、本当にその通りだよなと思った。 素直になれずに拗らせてウジウジしているより 嬉しかったことや感謝の気持ち 少し妬いてしまったことや傷ついたこと 等身大の自分の感情を直球で上手に ぶつけられる女の子の方が可愛くて 一緒にいたいに決まっている。 私は、片思い期間中だと 素直にぶつかっていくことが出来る。 好意は隠さず言動で

カタチの記憶

形ないもので在りたい。 触れられることによって私の中の「カタチ」が相手に刻まれてしまう。 その瞬間私と貴方との関係性は無ではなく有になる。 音は形ではなく空間として存在するのだから触れることは出来ない。 だけれど音という存在は形がないことによって記憶として遺る。 匂いも同様だ。 あの人の匂いが忘れられないと言って昔の恋人を思う人は少なからず居るように、形ないものはあるものよりもないものとしての印象を対象の脳内に焼き付けることが出来るのだ。 言わば一種の洗脳のように、より深く

書籍を読んでくれ、感想をくださった方、本当にありがとうございます

感想を読んだ時は嬉しかったです。 本当に本当に嬉しいです。 新しい声が聞きたいと思っていたものですから。 その気持ちがMAXになっていた時に気付いた新たな感想でしたので、嬉しかったです。 その方は気付いているのかな? 小説を読んでくださっている人を知っています。 長文で、私にとって涙なしでは読めない感想もいただいたこともあり、 本当に本当に『感謝』という言葉しか出てこないのですが。 より沢山の人へ届いているのか、著者としてはやはり不安が付きものです。 自分事ですが、

こんな女の子いました 寮父編 フェーズ2

正解はこの段階では一切下心無しでした! ほんとに! で、ドンキで歯ブラシと何かバーム状?のデカい化粧落としとめっちゃチープなロンT買ってタクシーで咎家に向かった。 そこからあんまり覚えてないけど、とにかくそれぞれお風呂入って何にもせず✌️寝た! ほんとに!何もせず! ダブルベッド一つしかないから横並んで寝たけど、何も無し。ほんとに。 朝起きてAちゃんがバイト行く前にLINE交換して見送ってその日は何も無く終わり。 次の日にそのTSUTAYA行ったらBちゃんとCさんが働い

この季節きらーい

風邪ひいた。 頭痛いし、鼻水もくしゃみも止まんない。 二日酔いかなとか思ってたけど、普通に風邪だった。 季節の変わり目って体調崩しがちだから、ご自愛しましょうね。 夏と同じ格好で、薄いタオルケット1枚で寝てたら寒くて何度も目覚めた、今日。 寝ぼけながら、お布団出して二度寝してた。 あぁ、もうこの人肌恋しくなる季節が来たのか。 去年は彼氏いたからどうってことなかったし、なんなら私たちの愛の引き立て役になってくれていたってのに。 今年は、この季節が敵でしかない。 ---

💌ほんの少し先の人生を歩んでいる自分へ🕊️

今、環境を変えたところにいるね。 家で元気に過ごしていますか? 夢へ少しずつでも近づいていますか? きっと進んでいると思います。 今までどれだけの目標を立ててきたのか、私は知っています。 色々言われた時期は辛かったね。 でも、なんとか生きているんだろうな。 夢は必ず叶うから。 安心して頑張るんだよ。 今の自分より

創作大賞中間選考通過のお知らせが届きました!

久しぶりに嬉しいことがありました。 小説「愛も夢も手に入れた後」が、 note創作大賞の中間選考を通過した、 というお知らせをいただきました。 皆さまが応援してくださったおかげです。 本当にありがとうございます!

唇が腫れるまでくっついて

軽い性的表現があります 大丈夫な方だけどうぞ 電話するする詐欺にあって4日目の明け方 ベロンベロンの彼から電話 何言ってるかわかんないけどふんふん聞く えー今日も声がかっこいい この前、最近声が好きって言ってくれない…ってグズグズ言ってきたからいっぱい言う 今日も声がかっこいい!世界一! 会話の中で盛大に地雷を踏んでくる彼 めちゃくちゃ傷ついた でも酔ってる時に言っても修復不可能の言い合いになるだけだからグッと我慢 彼の「お揃いの物買おうよ」の一言で機嫌も直る、私って単純

12. 「好きが何かよく分からない」(アイルランド旅行記)

Galwayという電車で降りた街に戻り、夕食を食べ、アイリッシュパブで生演奏に合わせて踊った。まるでGalway GirlのMVのように。 (Ed Sheeran好きな方は気付いていたかもしれませんが、あのGalwayです!!私も彼も大のEdファンで🥰) 翌日はGalwayを散策。 昨日のキスで彼の何かが壊れたのか、ちょっとした時間(信号待ちとか)さえキスしてくるようになった。まぁヨーロッパでは普通だけど…笑 私「ねー、こんな人だったっけ?笑」 T『いや?笑』 付き

「私はソレイユ」―詩―

夢と 希望が 背中を押すから 私はヒールを 脱ぎ捨て スカートを翻し 急な坂道を登り 坂の上で 緑の枝を ゆったりと広げる  美しいオークの 大木を目指す 「さよなら」と 乾いた言葉を 投げかけただけで 逃げていく 出逢いが オークの 枝の影で ひっそり 休んでいると コマドリが 小声で 教えてくれたの 運命だから・・ 心移りだから・・ 長すぎた 春だったから… 愛が 壊れていく時は 幾つもの ひび割れた グラスが 物知り気に 喋る でも 私は 欲張りなの 「セラヴィ(

幾つになっても恋はする

電車は多摩川を渡っていた。何艘かのボートが岸辺に固定されている。 普段から人気のある場所だけど花見の頃は、かなりの人が集まる川沿い。近くの住宅やデパートの灯りが川面に反射して、ゆらゆら光り、美しくて、儚げだなと僕はボンヤリと感じながら目で追った。 この風景を見ると 「帰って来た」 そう感じる人が多いらしい。かくゆう僕もその1人だ。 会社の有る東京から、家のある神奈川に戻った。明日の朝には又、この河を満員電車で渡る。 美羽さんとは僕の職場が在る、ビルの1階で出会った。そこは昼

8年間片思いした野良猫男子の話①+野良猫ロックマン分析

みなさま、こんにちは。 カウンセラーのたまごの、甘寝みな子です。 今回は、自己紹介の記事でもチラッと書いた、過去イチのめり込んで試行錯誤して全部の感情を動かされたくらい好きだった人のことについて書こうと思います。 めちゃくちゃ長いので、シリーズ化してちょこちょこあげていく予定です。 ちなみに、この好きだった人の訳わからん行動と言動のおかげで(笑)、今心理学を学んでいるカウンセラーの根本裕幸師匠に出会えました✨ 師匠のブログから学んだことを実践して片思いの彼に立ち向かう

思春期短編📕思われてる方が楽

私には昔からどこか意識してる人がいて。 可愛いし、オシャレで流行の物を持っていて。 悪口や噂話が大好きな子ですら、 「あの子、可愛いよね!」と言っていた。 親にも可愛がられて、愛されていて。 綺麗な顔立ちで。 羨ましくてしょうがなかった。 自分には無い良い所が沢山あった。 ずっと遊んでいた。 少しずつ私から離れていった。 ずっと一緒だったのに。 親友だと思っていたのに…。 その子に新しく友達ができたら、凄いスピードで仲良くなって。 「もう一緒に学校に行けない」と言われてし