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恋と性別の関連性(“男女の友情”について/同性愛)

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恋と性別

恋愛と「性別」の関連性について。

私は、人生で初めて同性を好きになった時に、それをきっかけとして、「恋愛」と「性別」の関連性について考えるようになった。

「恋愛」に「性別」は必要なのか。
「男女の友情」は成立するのか。
異性を好きになる場合と同性を好きになる場合、
どちらが幸せなのか。

「現代らしい」とも言えるようなこのテーマについて、自分なりに考えたことを述べていった。


①「男女の友情」について
ー「男女の友情」は成立する ー

巷でよく耳にすることのある、「男女の友情は成立するのか」という問題。
私はこれについて、間違いなく「成立する」と思っている。
それどころか、「友情」すら成立しない男女に、
「恋愛関係」が成立するはずがないと思う。

私自身は、「人として好き」「友達として好き」と思えない相手に対しては、恋愛的に好きになることもできない。
しかし時々、「『友達』と思ってしまうと、もう異性として見ることができない」という人もいる。
「友達と思えない人は好きにもなれない」
「友達と思ってしまったら好きにはなれない」
この二つの違いとはなんだろうか。


「恋愛関係や体の関係になってしまう可能性があるので、男女の友情は成立しない」という話を耳にすることもある。

果たして、恋愛関係や体の関係を持ってしまった場合は、元々二人の間に成立していた「友情」は消えてしまうのだろうか。
せっかく時間をかけて築き上げてきた「友達」という関係性が、恋愛をすることによってそんな一瞬でかき消されてしまうのだろうか。
「友情」とは、そんなに脆いものなのだろうか。

絶対にそんなはずはないと思う。



私は、「恋愛」と「友情」は同時に起こり得ると考える。
むしろ、「友情」に「恋愛感情」が追加されていくイメージに近い。
「恋愛感情」に「友情」が追加されていくパターンもあると思う。
関係性を深めれば深めるほど、感情が複雑になり、どんどん膨らんでいくようなイメージ。





②恋と性別
ー 同性を好きになる方が幸せ ー

片想いの場合、好きになった人が異性だと、「私がこの人と同じ性別に生まれていたら、もっと仲良くなれていたのだろうか」と考えてしまう。

逆に、好きになった人が同性だと、関わっていく中で「同性だからここまで仲良くなることができたんだろうな、同性だからこの距離感でいられるんだろうな、この性別に生まれて本当によかった」と心の底から思う。

もはや、異性を好きになるよりも、同性を好きになった方が幸せなのではないか、と思う。

「両想いになり、付き合い、結婚する」というところまで行く場合には、「日本では同性婚が認められていない」という現状を考えると、異性の方が何かと都合は良いのかもしれないが
ただ片想いで終わる恋の場合、ただ「この人と仲良くなりたい」「どんな形でも良いからそばにいたい」を目的とすることになるので、同性を好きになった方が結果的に幸せなのかもしれない。

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