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不登校にお悩みの方へ

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不登校に関する記事をまとめています。不登校って悪いこと?いや、全然違います。まず、読んでみてくださいね♪
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#1good4kids

子どもをコントロールしたら自分が自由でなくなる

子どもをコントロールしたら自分が自由でなくなる

 英語教室で子どもたちと一緒に過ごしている。気をつけるのは「対話」そしてその日の子どもたちの様子から感情を読み取ること。
あれ、今日はきっと学校で嫌なことあったんだね。来る時におうちの方に叱られたかな。明らかにいつもと違う雰囲気の時もあるし、上機嫌でどんどん英語を知りたい知りたいと吸い込んで帰ることもある。
 私が気をつけるのは、そういう子どもたちの波に任せるということ。元気がない時に元気を出せ、

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夏休み明けのSOS

夏休み明けのSOS

毎年この時期にニュースのトップに上がってくる言葉。

「辛さの度合いがわからない」とよくご相談があるけれど。子どもそれぞれ。一概にこの期間があればこうしてこうして...というものはない。だから一緒に確認していくもの。心は揺れるものだから、1+1=2では測れない。

大事なのは、どんな自分でも世界に一人でもただ味方になってくれる人がいること。安心感は全てのベース。子どもが心身いずれも不安や違和感を覚

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種

 今年はキュウリの苗が二度、病気と虫にやられた。去年は大豊作で食べきれない程だったのに、今年は二度も。三度目は種を撒くことにした。5つの芽が出た。ある程度育った時に、虫がたくさんつくようになった。
いろいろ調べて、換気扇カバーの不織布で覆ってみた。虫に食われた葉がレースみたいになって瀕死状態だった苗たちは数日後、不織布をググッと持ち上げてそこから顔を出した。彼らは青々とたくさんの葉をつけて「見て見

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試行錯誤のない少年時代

試行錯誤のない少年時代

 つい最近英語の先生仲間と話していたら「計算問題は出来ても実際買物の時に計算が出来ない子どもたち」や、「試行錯誤する機会のない子どもたち」の話になった。

「ルール」とか「テスト」とか自分の行動を促すものがどんどん形頼みになっていくと、自分で考えなくなる。自分の感覚をあてにしなくなるし、自分の本当の気持ちを考えることも、表現することも止めてしまう。

「それ、テストに出ますか?」

「ルールだから

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同じ価値観の中にどっぷり浸かってたら、ものすごく視野が狭くなるし、その価値観の中でしか動けなくなる。

自分がダメだの良いだのを、たった小さな集団の中の価値観だけで決めつけるなんて、もったいない。

この国に生まれ育ったからこそ、違う価値観に触れて欲しい。 #1good4kids

たった一言

たった一言

 先日「私忘れっぽくなっちゃって、必ずメモしないと〜」と嘆いておられる方に「私も常にメモを取りますよ。私は生まれつき忘れっぽいんで」と言うと、その方がホッとした顔で「うぁ〜安心したわ」と言われた。

 ちゃんとした自分を演じないと生きていけない社会で、言い訳しながらでないと許されない社会で。
「自分にはこういうところがある」と知りながらも尚、自分を愛して大切にする人の存在はとても大切。
そんな人を

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「当たり前」をぶっ壊す

「当たり前」をぶっ壊す

 初めて単身で海外に行った時、自分が信じてきた「当たり前」がぶっ壊される快感があった。私が日本で暮らす間に感じていた違和感は、やっぱり間違っていなかったとわかったから。

私は性格的に納得しないと動けない。

だから、サーッと表面を撫でる様な授業から学べなかった。大人になって小学校で習った算数の公式の仕組みを友達の先生に習って初めて、算数っておもしろいと思った。公式だから覚えろって言われても、なぜ

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