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日常の中の日常

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全50回。日常の普遍的なことをテーマにしたエッセイ。無料。 クスりと笑えるような思わぬ発見があるような。この作品があなたの日常にとけこんでくれたらそれはとても喜ばしいことです。 …
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2018年6月の記事一覧

目次

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オススメの回には「★」をつけています。見逃した方、暇つぶしの方どうぞ。

「日常の中の日常2」も配信を予定しております。こちらは有料記事になります。全50回で1記事100円となっております。
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白い靴について

白い靴について



ひどく頭が痛い。

昨晩は飲みすぎた。

いや、正確には昨晩ではなく昨日の昼だ。昼に集合して12時から19時までと7時間待ったなしで飲み続けた。最初から最後まで飲み続け食い続けたものだから夜飯は食べていない。
途中漬物の盛り合わせを食したかと思えばその後に豚バラにんにく焼きというヘヴィーなものを頼んだ。はちゃめちゃだ。そんなこともあって夜は食べていない。

そして目が覚めて「頭いてぇなぁ」なん

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電車について

電車について



時々電車を利用する。

普段は車移動が多いが、飲みに行く時や、ややこしそうな道を通る時は電車を利用する。

これは車にも言えることだが、人が電車を乗る理由は2パターンある。

一つは電車そのものが好きな人。電車の内装や線路が好きな人。外装や車両が好きな人は電車に乗らず外から写真を撮る。言わば乗ることを目的とする人。

そして、もう一つは移動手段として電車を利用する人。通勤、通学。正確に発着する

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チキンハートについて

チキンハートについて



最近はもっぱら鶏肉が好きだ。

豚肉も牛肉も好きなのだが鶏肉はヘルシーだし、安くて美味しい。

最近はと言うよりも思えば昔からだったのかもしれない。鶏の唐揚げは大好物だったし、酒を飲むようになり一層好きになった。僕はハイボールが好きだし、鶏唐がハイボールに合うという戦略にまんまとハマったのだ。鶏唐が好きだからハイボールが一層好きになったのか、ハイボールが好きだから一層鶏唐が好きになったのか。ま

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ラーメンについて ~あの食べ物を食べる時のあの感じに近い~

ラーメンについて ~あの食べ物を食べる時のあの感じに近い~



学生時代、バイト先の先輩によくラーメンに誘われた。

その時間は大抵午後の11時過ぎだった。パチンコで一儲けした先輩から「飯に行こう」と連絡が入る。午後11時まで空いている店、近所の店、その条件を満たしているのはラーメン店だった。近所には居酒屋もあったのだがいつも決まってラーメンだったのは先輩が無類のラーメン好きだったからだ。

僕はと言えば実のところ、ラーメンはあまり好きではなかった。地元に

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カメラについて ~インスタントカメラ~

カメラについて ~インスタントカメラ~



流行とは繰り返すもので、古いものが新しくなったり新しいものが古くなってまたそれが新しくなったりする。

新しいものが古くなる理由は明らかだ。当然ながら文明は日々進化してよりよいものができる。面倒なものダサいもの能力が劣るものは時代にそぐわなくなり新しいものに淘汰される。

その古いものが新しくなる理由とは、面倒なものダサいもの能力が劣るものが「逆にオシャレじゃねぇの?!」なんてことで流行りだす

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雨について

雨について



「日常の中の日常」を書く時、今日はどのテーマのことに触れようかと考える。

どのテーマが今の自分の頭の中と心の中を表すのに適切か。そして一つの作品としてどのテーマが普遍的であるかを考える。時代背景による流行りのことはできるだけ避けたい。その流行やモノが10年以上に渡り定着しているならそれはテーマとして一次関門を突破したと思っている。

こんな風に「あれを書こうか、これを書こうか」というのが頭の

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トイレについて

トイレについて



今日は珍しくトイレの掃除をしてやろうと思った。

掃除機の掃除は割と好きだが洗面台やトイレの掃除となるとちょっとばかし気合いを入れないと取りかかれない。
水回りの掃除こそ、こまめに掃除をしなければいけないと分かっていつつもうまくスイッチが入らない。

水回りの掃除をするタイミングというのが僕の中にはある。それは自分が口に物を入れる前から逆算して間を開けなければならない。なぜならトイレ掃除した後

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発明について

発明について



文明は進化した。

産業革命が始まり、技術が飛躍的に進歩した。

その先代達が生み出した発明品により我々の生活は成り立っている。

電話は固定電話の時代から携帯電話になり、一人1台所有するのが当たり前だ。

車は自動運転に移行しつつあり、空を飛ぶ車が実現したとかしないとか。

しかし、どれもこれも最初に発明した人がいる。それは電話を作ったベルであったり、かの有名なエジソンであったりする。その人

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勉強について

勉強について



大人になってから「もっと勉強しておけばよかったなぁ」というフレーズは度々聞く。テレビの中や同世代の会話の中で。

僕はその感覚があまり分からない。勉強に限らず「あの時に戻れたら〜したい」というのがあまり無い。だからと言って人に自慢できるような人生を送ってきたわけでもないし、過去を振り返っても成功より失敗の方が多い。ただ単純に「あの時に戻れたら~したい」というのが不毛な気がしてならないからだ。所

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眠りについて ~うまく眠りにつくための方法~

眠りについて ~うまく眠りにつくための方法~



もう何年も前の話になる。

眠れない日が続いた。

理由はいくらでもあった。

将来の不安や人間関係。自分の不甲斐なさ。

それを全て認めたくなかったから「言いようのない不安」としてひっくるめて僕を取り巻いていた。

そんなことだから誰に相談するでもなくただ「最近寝付けが悪くて…」なんて言葉で周りも自分も誤魔化していた。

眠りとは自分の精神状態と密接に関わっていて、ストレスを抱え込みすぎると

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車について

車について



車の免許を取ってもう10年以上になる。

最近では毎日のように車を乗っている。
にも関わらず無事故無違反でゴールド免許なのだ。これは誰かに褒めていただきたい。

まぁそれはさて置き、車を毎日乗っているからといって車が好きかと問われたらそれはハテナである。車が無いと生活できない環境であるから車を運転しているのだ。

男の人は車好きが多い。そんなイメージが僕にはある。それはどこの社会でも同じだ

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「可能性」と「期待値」について

「可能性」と「期待値」について



何か物事を始める時、「年齢」と「可能性」はまるで仲の良いお友達かのようについてまわる。

こんな表現でうまく伝わるだろうか。

例を挙げてみよう。AさんとBさんのある日の会話である。
AさんはBさんの自宅に行き、リビングにギターがあるのを見てこう言った。

A「ギター弾けるのかっこいいなぁ。オレもギター弾けたらなぁ」

B「Aさんもギター始めたら?」

A「やりたいけど今からは遅いやろ?」

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フットワークについて

フットワークについて



自分のことをネガティブで出不精な人間だと思っていたけれど最近はどうやらそうでもないみたいだ。

いつからか僕は家でじっとしているのが嫌になった。朝起きるのは割と早いほうだし、午前中の集中できる時間にコーヒーを飲みながら文章を書いたりと創作をして、昼からは外出をする。

家でじっとしているのがとても苦手になった。特に外に出る用事のないときはジョギングに出かける。本当はジョギングを習慣化したい

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