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チキンハートについて

最近はもっぱら鶏肉が好きだ。

豚肉も牛肉も好きなのだが鶏肉はヘルシーだし、安くて美味しい。

最近はと言うよりも思えば昔からだったのかもしれない。鶏の唐揚げは大好物だったし、酒を飲むようになり一層好きになった。僕はハイボールが好きだし、鶏唐がハイボールに合うという戦略にまんまとハマったのだ。鶏唐が好きだからハイボールが一層好きになったのか、ハイボールが好きだから一層鶏唐が好きになったのか。まさしく鶏が先か何たらかんたらである。

そんな僕だから居酒屋に行くとなった時、焼き鳥屋や鶏肉をメインに扱ったお店に行くことが多い。その中でも必ずといって注文するのがハートである。店によってはこころと呼ぶところもあるだろう。名前の通り部位は心臓だ。これがまた美味い。タレ焼きの絡み具合が酒にあうのだ。

そんなわけで僕は鶏が大好きチキン野郎になったのだ。
ことわざ?で言うところのチキン野郎とはチョービビリ野郎だ。チキンハートとも言う。
はてさてチキンとはビビリなのだろうか。たまには文明の利器を使って調べてみよう。


諸説あるが、チキンハートの由来は追いかけられると慌てて逃げ出す様かららしい。また、もう一つは寒い時や怖い時に出る鳥肌が鶏の皮を剥いだ時にでる鳥肌かららしい。

あまり真新しい言葉ではなくがっかりだ。
大抵の動物は追いかけられれば逃げるだろう。鳥肌に関しては鳥肌の由来として成立しているから水平展開にすぎない。もう少しの捻りがあれば人にも話したくなる。


同じ臆病者を表す諺なら日本の「ノミの心臓」の方が分かりやすい。

小さい生き物の心臓だから、心臓も小さいだろう。転じて臆病者だと言うこと。
いや、しかし待ってもらいたい。ノミはあの小さい体で犬や猫、もしくはもっと大きな動物の体に住みつくのだ。

自分よりも何百倍の体を相手に生命を燃やしている。そんな奴のどこが臆病者だろうか。

30歳の時、男三人でお化け屋敷に行き一番後ろに陣とった僕よりよっぽど勇者だ。

よっぽどで思い出したが、今日は友人に誘われて韓国料理を食べに行く。

普段韓国料理に行き慣れていないからワクワクと少しの不安があるけど楽しみだ。

なぜ「よっぽど」で思い出したかというと、僕の頭の中で「よっぽど」が「トッポギ」に変換したからだ。

はて、トッポギとはどんな料理だったか。

そろそろ支度をしようと思う。


次回は「電車について」

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