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新しい組織のあり方~循環型・共同創造の共同体~

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#お金

必要性と利益主義の歪みがもたらしたもの

以前から様々なテーマを取り上げてきましたが、やはり私が一番興味があることはこの世のしくみ・構造とじゃあどうすれば良いかという解決策を考えることなんですよね。そのためにためになりそうな思想や哲学に触れたり、宗教について調べたりということを日々やっています。今私が勉強しようと思って読んでいるのが、以下の2冊です。サーカーの思想〈1〉進歩的活用理論(プラウト)―資本主義とナショナリズムを超えて(松岡光喜

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とにかく「しくみ」が肝。新しいしくみを考えませんか

この世のしくみや構造を知ろうとし、学ぶことが大切だという話をここ数日書いています。過去にも会社や公務員の組織などにおいても、給与体系や制度などのしくみがおかしい、だからダメなんだ、的な話を書いてきました。そもそものしくみや制度設計が狂っているなら、いくら表面上の問題を対処療法的になんとかしようとしても無理で、そのことは残業問題(ただ時間を規制する)とか待機児童問題(ただ箱を作る)を見ていても明らか

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日本古来の叡智を細胞レベルで思い出す

昨日は現代2大宗教「お金教」「科学教」とその後という記事に、「宗教」には抵抗感のある日本人でもお金と科学にはどっぷりだ、という話を書きました。「宗教」それ自体のメカニズムや、「宗教っぽい」と感じるのはどんなことなんだろう?ということにも興味があり、世界の宗教やその歴史なども学んでいる最中です。今、ちょうど引っ越しの準備をしていて、本を整理するために過去の本を読みなおしたりしているのですが、昨日たま

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現代2大宗教「お金教」「科学教」とその後

以前から書いているように私は文化人類学的な人文社会領域が大好きで、ヒーリングとか自然療法とかホリスティックな健康のことをメインで学びつつも、やっぱり興味の原点は人文なんだなぁということを実感しています。大学の頃も人文専修でしたしね。世の中で巻き起こるあれこれに飲みこまれすぎず、一歩引いて俯瞰的に観察したり分析したり、というのを自然としてしまいます。何かを盲信したり、極端に信じ込むのがあまり好きでは

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一人一人が「お金の幻想」から目覚めよう

昨日、資本主義の終焉と「共同創造」の幕開けという記事を書きましたが、1記事だけでは言いきれないことが多数あり、さらにいろんな要素がからんでくるため文章で書くのもかなり難しいということもわかりました。私は未来予想をしたかったわけではなく(いや、未来予想も好きですが)、あくまで今のエネルギー状況を読んで、大きな宇宙の流れに乗っていこうと思ったにすぎません。資本主義は終わる!「共同創造」のコミュニティの

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資本主義の終焉と「共同創造」の幕開け

2月に入ってから「資本主義は確実に終わりに向かっている」というメッセージ?のようなものをずっと感じていて、「そうだろうな」と思っていたものが確信に変わってきております。エネルギーの状況を見るに、今後はこんな方向性に世の中は動いていくだろう、といったことも少しずつ読めてきていて、自分の中の意識の方向性、あり方の方向性も以前より定まってきたように思います。資本主義が終わった後に何の時代が来るのかという

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「サステナブル」「循環」がとにかく肝

昨日の「心身の健康」に遠慮はいらないという記事で、ブラック企業の悪循環の話や、「心身の健康」を一つのバロメータとして生きることについて書きました。スピ系のサイトや本などでは語りつくされていることの一つに、「お金も愛もエネルギーです。循環させることが大切です。」といったメッセージがあります。耳タコなので誰しもが聞いたことがあると思うのですが、深く理解し腑に落として実践している方は少ないんだなぁという

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2018年以降の人生ゲームのシナリオ予想

昨日の共同創造の時代における人生というゲームの記事に関連して、引き続き人生をゲームに例えてみようシリーズを書いてみようと思います。人生をゲームに…と書いているとどうしても脳裏をよぎるのが定番ボードゲームである「人生ゲーム」ですよね。小学校の頃家にあって、家族で遊んだのを覚えています。毎年のように新作が出ているようで、時代に合わせてマス目に起きるイベントや設定などが違うみたいです(HP見た)。私はオ

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物質的に豊かな時代に生まれた有難さ

昨日は水曜日でレディースデーだったこともあり、思い立って一人で映画を観に行きました。昨日観たのは『この世界の片隅に』というアニメ映画。女優ののんさんが主人公の声優をされていて、映画の製作費もクラウドファンディングで集めたということで話題となっていました。お昼の回はほぼ満席で、女性を中心に多くの方がご覧になっていました。内容をあまり書くとネタバレになってしまいますが、漫画が原作の(ざっくり言うと)戦

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お金という「借り物の望み」を握りしめていないか?

昨日は有名な占星術の先生の講座へ行き、私のホロスコープを少し読んでもらうという貴重な経験をしました。主に仕事のことを見てもらったのですが、やっぱりというかなんというか、わかっていたようなことが出るのだなぁと改めて思いましたね。私はお金をガツガツ稼ぎたいタイプではない、と言われ、本当にそうだ、とそこでも改めて納得。楽しい時間でした。

そうは言ってもあくまでホロスコープなので、絶対的なものではないの

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「無職期間」を認めない風潮の洗脳

ここのところ内省的な記事が多かったのですが、また社会派の内容に。昨日の現状に「満足すること」と「甘んじること」の記事にも書きましたが、結局現状に「甘んじてしまう」のは、自分の内面と向き合う恐れ、変化への恐れがあると書きました。そして、「変化への恐れ」の中にはどうしてもお金の不安や、仕事があるのか、無職になる不安などがあると思います。仕事面に限らず、様々なことに対して「変化への恐れ」はあると思います

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新しい組織のあり方 ~その3 給与体系がすべての肝~

「月給+残業代」×「年功序列」は病み組織の記事に、時給制のことを書いていますが、働いた時間の長さを評価し、それによって給与が決まるシステムでは一向に効率は上がらないし、効率よく仕事をする人が報われずだらだら仕事をする人が良い思いをするという、各方面において不満の多いやり方だと思っています。新しい組織のあり方を考える上で、最も熟考すべきは「給与体系」だと思います。諸悪の根源「お金」を具体化して考えた

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真の大物とは「今お金の価値が0になっても生きていける人」だと思う

世の中何をするのでもお金、お金。人々の悩みの種も、大部分がお金のこと。なんでこんなに毎日苦しいんだろう?と考えると、「資本主義がすべての元凶では?」と思い至るわけですね。資本主義=国民総「お金依存」社会であり、お金がないと生きていけない(=依存)と日々思わされている社会なんですよね。この世をらく~に生きていくためには、「お金とは何か」ということをしっかりと学ばなければならないと思います。それは、財

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新しい組織のあり方 ~その1 多種多様な専門家の共同体~

新しい組織のあり方について興味のある方が多いようなので、カテゴリ分けして書いてみますね。ご意見ご感想などあれば是非お願いします。

私が考える新しい組織というのは「多様な専門家の共同体」で、人々が集まることで新たなものを創造して世間に価値を提供し、その共同体の中でもお金を介さないで価値を提供し合える組織、ざっくり言うとそれが理想だと考えています。

考え方としては、会社組織というよりはコミュニティ

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