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創作について

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記事一覧

写真を撮る人へ。

写真を撮る人へ。

知人の子どもにカメラを貸した。まだ小さいから大きなカメラが重たそうだ。その子の親は、俺の商売道具であるカメラを壊すんじゃないかと心配そうだけど、カメラなんてただの機械だからどうでもいい。

そんなことよりも、カメラを手にしたことでその子がキラキラした目をしてコーヒーカップや観葉植物や犬の置物を、いつもと違う目で見つめる姿を見るのがうれしい。ピンボケや変な構図の写真を笑いながら見るのが楽しい。

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Live2D力をあげるためにデッサン筋鍛える話

Live2D力をあげるためにデッサン筋鍛える話

Live2D Advent Calendar 2019 6日目!!

こんにちは。山田です。絵を動かしたり描いたりする人です。

名古屋の方で、日々Live2D触ってる系フリーランスです。Live2Dが活用される事例は割と多く触ってる(ゲームとかその他アプリとかAIのガワとか映像とかVtuberのガワとか)のではないかなと思います。(※営業)

ポートフォリオこちら!! バーン!(効果音)

先日

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モノ作りから学べる、人生を通じて応用がききそうなこと

モノ作りから学べる、人生を通じて応用がききそうなこと

色んなものを作って遊んで、人生で普遍的に応用がききそうだなぁと思ったことまとめ。

最近はデザインの応用として、デザイン思考やデザイン経営なんてももてはやされてるけど、一番大事なのは、「ものを作る肌感覚、実感」を持てるかだと思う。

とりあえず口に突っ込もう口に合うかどうかを見定めるには、口に突っ込むのが手っ取り早い。人生で一番最初に出会ったものが、あなたにベストマッチしている確率はとても低い。も

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頭から血が出るほど考える。

コピーを書くときは1日に、100本も200本も書いていると思う。

「今週もう芯変えるの2回目なんですけど。」って、頭の中でブツブツ言いながら、毎週毎週フリクションの芯を変えている。

でも、100本書いても、上司に提出するのは数本くらい。

それ以外のコピーは、膿。

コピーを書く作業は、膿を出すのに似てる。

「これは普通すぎる。」「これは尖りすぎて意味わかんない。」と、ないなと思う表現や言葉

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「感動した!」と言ってもらえるぼくの料理には、圧倒的な戦略とロジックがある

「感動した!」と言ってもらえるぼくの料理には、圧倒的な戦略とロジックがある

はじめまして。鳥羽周作と申します。「sio」という代々木上原のレストランでシェフをやっています。

このnoteでは、ぼくがふだんどのようなことを考えながら料理づくり、お店づくりをしているのかをお伝えしていければと思います。



ただの「おいしい」ではなく「感動した!」と言われたいぼくが目指すのは、ただの「おいしい」ではありません。「感動」です。

日本に「おいしい」お店は無数にありますが、「

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才能の正体は“集中力の質”(前編)

才能の正体は“集中力の質”(前編)

この文章は、漫画「左ききのエレン」劇中に登場する架空の本「才能の正体(真城学・著)」を再現した内容です。性質上、架空の固有名詞が登場します。ご了承下さい。また、真城学も劇中に登場する架空の人物です。

「才能の正体」真城歩・著/2005年出版

第1章「才能とは何か」「あの人は天才だ。」「あの人は才能がある。」東京藝術大学の教授という仕事柄、そんな言葉を度々耳にする。才能と向き合い日々切磋琢磨する

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【前編】楽しいこと、好きなことを突き詰めるとご褒美がある。糸井重里の考える企画とは「企画でメシを食っていく」特別イベントレポート

【前編】楽しいこと、好きなことを突き詰めるとご褒美がある。糸井重里の考える企画とは「企画でメシを食っていく」特別イベントレポート

2019年5月4日に5期がスタートした「企画でメシを食っていく」。

開講に先駆け、4月7日に「ほぼ日刊イトイ新聞」主宰の糸井重里さんを招いた特別イベントがBUKATSUDOで開かれました。

広告、作詞、文筆、ゲーム制作など多彩な分野で活躍している糸井さんにとって「企画」とはー。コピーライターで「企画メシ」主宰、作詞家としても活動する阿部広太郎さんが聞きました。企画や言葉をテーマにたっぷりと語り

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「インプットってどうしてますか?」という質問に対するひとつの結論。

結論、出すから入ってくる。

コピーや企画の講座。ひとしきり話を終えた後に行われる質疑応答にて「どのように日々インプットしているのでしょうか?」という質問をいただくことがある。けっこうある。ということは、どうすれば学びの機会を増やせるのだろうかと、考えている人が多いのだろう。

新しい服が着たいと思って、いくつもの雑誌を眺めてみたり、いくつもの洋服屋さんをまわるエネルギーが出てくるのと同じではない

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「今、ここ」に集中すると、時間が黄金になる。

note(ノート)の方では、できるだけproactiveなことを書きたいと思っている。

コツは、「今、ここ」に集中し続けることで、そうすれば時間はあっという間に経ってしまう。

パフォーマンスも学びも最大になる。

振り返ったり、計画する時間はあって良いが、その時もまた、そのような思考のめぐり回しに集中する。

そうすると、結局、「今、ここ」に集中することになる。

「今、ここ」に集中すると、時

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良い写真ってなんだろう?~情報量編~

良い写真ってなんだろう?~情報量編~

写真集をぱらぱらと眺めながら、頭を抱えていた。

先週会ったときに鈴木心さんが言っていたことが、どうも引っかかってモヤモヤする。「消費されない(時間を越えて愛される)写真には、情報がつまっている」と心さん。

なんとなく、わかる気はする。

1枚の中にぎゅぎゅぎゅっと色んな要素がつまった写真は、観るのに時間がかかる。

「ウォーリーを探せ」みたいにたくさんの人やモノが映っているストリートスナップな

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エモい文章の作り方

エモい文章の作り方

エモい。この不明瞭な形容詞が定着するなんて思わなかった。

エモさとは何なのか? Wikipediaには「感情が動かされた状態」、「感情が高まって強く訴えかける心の動きなどを意味する日本語の形容詞」と書いてあるけれど、いまいちよくわからない。

一方で、私の文章は、「エモい」と評価をもらうことが多い。謎めいた形容詞で言い表される文章とは一体どういうことなのか?

こんなことを書きながらも、自分自身

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ヘタが巧くなり、ヘタになる。

ヘタが巧くなり、ヘタになる。

絵でも写真でも何でも同じだと思うのがこれ。

最初は、箸にも棒にもかからない「ヘタ」から始まる。それが慣れてきて技術を憶えてくると「上手」になり、達人になると「ヘタ」に見えるところへ戻っていく。

これが意外と知られていない。というか素人は途中の「巧い」を目指しているから、それらしく描けたり撮れたりするところにゴールを設定している。

何もできない人が技術を憶えてくると、上達が楽しくなってくる。こ

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全noteをはじめる人へ。「創作を楽しむこと」が最初の動機になってほしいという話

全noteをはじめる人へ。「創作を楽しむこと」が最初の動機になってほしいという話

昨日・今日で、「 #note入門勉強会 」を開催しました。

(ディレクターの水野さんがしゃべっている様子。アンケートの回答のなかには、「1時間が短く感じられるほど濃厚でした」というありがたいお声もいただきました)

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10月に入社してからの数ヶ月間で、たくさんのnoteユーザーに会ってきました。そのなかで、「noteをどう使って

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