片渕 ゆり(ぽんず)

ライター・フォトグラファー。旅が好き。ぽんずと呼ばれています。

片渕 ゆり(ぽんず)

ライター・フォトグラファー。旅が好き。ぽんずと呼ばれています。

最近の記事

骨を発掘している

ぐんぐんと振れた針が見たことのない数字を指して止まった。 久しぶりに受けた健康診断。身長は1センチ伸びており(なぜ?)、体重は私の想定を2キロ上回っていた。人生最高体重へ、堂々の突入である。 それでもまあ、いろいろと不安定なご時世ですし、メンタルのヘルシーが最優先。生きてくためには、せめて好きなものくらい食べてかないと、と思っていた。一日の終わりに飲むビールと寝る前に食べるパルムは最高の癒しであり最強のガソリン。 人生史上最高体重&最高体積を記録してからも、数週間は特に

    • 9月から一年が始まる

      年の始まりといえば1月か、新学期を迎える4月か。どちらかのイメージが強いような気がするけど、そして自分も実際に1月と4月が来るたびに「新年だ!」「新年度だ!」と思っているけれど、もうひとつ、9月も年の始まりだと思っている節がある。 ハリー・ポッターの世界で憧れたイギリスは9月から学校が始まるし、9月には自分の誕生日も来るし、9月は風が過ごしやすくなっていい匂いがするし、体育祭とか好きなイベントも控えてるし、子どもの頃から、9月が始まるとなんだか「俺の季節が来たァ!」という気

      • デザインを学んで、新しい言語がひとつ増えた。

        中学生の頃、家族旅行で出かけた韓国を好きになった。人々の顔立ちは日本と似ているのに、女の子たちのファッションは全然違う。遠くから眺めるビル街は福岡のそれと似ているのに、看板の文字は記号のようでさっぱり読めない。その呪文のような言葉たちを読めるようになったら、この国のことをもっと知れるかもしれない。 帰国後、初心者用のハングル文字ドリルを買ってみた。規則的に作られたハングルは思いのほか覚えやすく、意味はわからずとも、ひとまず発音までは出来るようになった。 次の夏。文字が読め

        • デザイン初心者、Webサイトデザインを作ってみた②

          オンラインでデザインを学び始めて、早一ヶ月。あっという間に卒業制作がやってきました。 卒業制作の内容は、「ワーケーションサービスのWebサイトをつくろう」。 ご覧いただいてわかる通り、かなり自由度が高い課題です。「自由度が高い」というと一見作りやすいかのように思えますが、実際にやってみてわかったのは、自由な方が難しいということ。 今までの課題は、いくつかの制限がありました。制限とは、言い換えればヒントでもあります。「〇〇をしてはいけない」と言われれば、じゃあ「△△から工

        マガジン

        マガジンをすべて見る すべて見る
        • カメラといっしょなら、どこまでも
          片渕 ゆり(ぽんず)
        • 旅の横顔
          片渕 ゆり(ぽんず)
        • さどまち、ぽんずと、すずきしん。
          さどまち 他

        記事

        記事をすべて見る すべて見る

          デザイン初心者、Webデザインを作ってみた

          Monster Academia でデザインの短期集中講座をスタートして2週間。中間制作として、架空のデリバリーサイトのWebデザインをやってみました。 サービス名・ターゲットなどいくつかの部分はあらかじめ決まっていますが、サービスのコンセプトや特徴は自分で考えよ、というお題。 ■ 準備と制作まずは、Uberやmenuなど、競合となるサービスのリサーチからスタートします。普段見慣れているサイトでも、あらためて「どう作られているか」を気にしながら見てみると発見が多くておもし

          デザイン初心者、日記アプリのデザインをつくってみた

          Monstar Academia のオンラインデザイン留学に参加して、6日目。6日目の内容は、「日記アプリのデザインを4種類つくってみよう」。 ちょっと前までイラレで正方形をコピーするのにさえ四苦八苦していたというのに、1日の講義のあいだにアプリの!デザインを!つくるですって!しかも4種類……! 4種類の内容はこちら(個人のnoteなので割愛しますが、実際の授業ではもう少し細かいペルソナ的な情報も書いてありました)。 毎回のごとく「私には難しすぎるのでは……」という思い

          〇だけで感情をあらわす練習をやってみた

          デザインスキル0の私が、Monstar Academia の講座をスタートして4日目(経緯は前回のnoteをどうぞ)。 1週目のラストにあたる昨日は、それまでに教わった内容を総動員しながら課題を制作する日でした。数日前まで「イラレ?触ったことない、無理!」の状態だったのに、もう制作……!独学でこのスピード感は、自分では出来なかったな。 さて、今回の課題はこちら。 < 〇だけで感情を表現してみよう > いくつか用意された「感情」の中から6つを選択し、70分ほどの時間で制

          デザイン、はじめました。

          遅ればせながら、あけましておめでとうございます。 なんだかとってもお久しぶりです。半分はコロナ禍による私のエネルギー不足、もう半分は「noteというサービスを使い続けるべきかどうか」という悩みから、かれこれ2年ほど更新が鈍っていました。理由も書こうとしたのですが、それだけで500字を超えてしまいそうだったのでまた別の機会に。 noteにあまり居なかったこの期間は、正直なところかなり辛い日々が続いていて、文章を書こうとしても「苦しいよ〜〜!!!!」以外なんにも思い浮かばなく

          映画「MINAMATA」を観て

          先日、Uniさん主催の試写会にご紹介いただいて、「MINAMATA」という映画を観てきました。 招待をいただく前、映画公開のニュースを見たときから「写真を撮る人間のはしくれとして観ておかねばなぁ……」とは思っていました。しかし、コロナなどのヘビーなニュースが流れ込む毎日に私自身が疲弊してしまっていることもあり、「観に行くにはパワーが必要だよな」と思って少し尻込みしていたのも事実。 そんなタイミングだったので、観る機会をいただけたて、とてもありがたかったのです。 ※ 以下

          北の国から、おしらせと近況報告

          noteに文章を載せるのは一体いつぶりだろうということで、すこしの緊張感もありつつキーボードを叩いております。キーボードといえば、重い腰をあげて数年ぶりにMacを新調したら(そう、話題のM1くんです)、今までの苦労はなんだったんだというサクサク快適な使い心地で、キーボードの打鍵感もほどよくて、画面もくっきりはっきり美しくて、え、現代こんなに進んでたの?と浦島太郎の気分です。 そして今回から、note以外の場所でも読めるようにしたいなと思って、Notionでも公開することにし

          +20

          写真、世界でいちばん小さな窓枠

          半世紀前の言葉が、今の背中を押してくれる

          ※こちらの記事は < マガジン購読者向け > の更新です。 マガジン最終回の更新となりました。一年弱、お付き合いいただき、本当にありがとうございました。前回は一回Googleドライブを挟んだけど、そういえば直接アップロードできるのでは…! ということで、パスワードつきのテキストファイルをこちらに載せてみました。パスワードは前回と同じです。こちらの末尾に書いてあります。 WordかPDF、使いやすいほうをご覧くださいませ。(内容は同じです!)

          マガジンを辞める理由、noteを続ける理由

          マガジンに入れるはずだった記事が、私のミスにより公開できなくなってしまったため、下記で読めるようにしました。 パスワードは、「ヒュッゲが気になって」の記事の有料部分(文末)に記載しています。めんどくさいやり方になってしまいすみません…! https://drive.google.com/file/d/17W8SAukjEB5EJSBojFfw2IJpyVOMxSU_/view?usp=sharing

          ヒュッゲが気になって

          都内に引っ越してもう数年たつというのに、やっと(やっと!)在住地区の図書館利用者カードをつくりました。2年くらい前に一度作ろうとしたものの、「わざわざ行くのめんどくさい……」というズボラな気持ちが首をもたげ、作らずじまいでした。 が、カードを作ってからというもの生活が一変!図書館のある生活は大学生ぶりだから、「無料で本が好きなだけ読める」という事実に今さら狂喜乱舞しています。

          コップの水と80点

          この記事はマガジンを購入した人だけが読めます

          新しい楽しみを見つけた(かもしれない)

          「コロナの影響で、以前のような気軽に旅のできる世界は二度と戻ってこないかもしれない」 そんな説がささやかれる毎日の中、「辛いことばっかり起こるけど、このまま生きてて何が楽しいんだっけ…?」という負のオーラ満点鬱々メンタルをどうにかせねばならん!どうにか楽しいことを見つけよう!ということで8月を過ごしてました。