michiko

帰国子女 動物好き 愛読書: スティーヴン・キングの本    シェル・シルヴァスタイン…

michiko

帰国子女 動物好き 愛読書: スティーヴン・キングの本    シェル・シルヴァスタインの絵本 職歴: 事務、版画家、音楽番組制作、   ラジオパーソナリティ、パン屋さん、介護 持病: SLE (全身性エリテマトーデス)、統合失調症

記事一覧

誕生日のケーキ

母は熱中症になってからは ベッドで過ごしている。 もともと喋るほうではなかったが 最近はもっと喋らなくなった。 それでもよく笑ってくれる。 食べものは栄養補給のた…

michiko
2週間前

熱中症

介護してる母が熱中症になった。 ここんとこ調子が良くないので 先生に血液検査をしてもらうと 脱水症状という結果が出た。 エアコンもかけてるし 水分も充分摂ってるのだ…

michiko
2か月前
2

何がイヤ?

母をベッドから車イスに 移乗したときのこと。 車イスに座った母が イヤだね〜と言った。 何がイヤなの?と聞いてみると なかなか言葉が出てこない。 そしてやっと言ったの…

michiko
2か月前

アフリカで生活していた姉は 父の面倒をみるため 実家に一時的帰国した。 父が亡くなり、そのまま母の介護で まだ日本にいる。 わたしも母の介護で実家に住むようになり 姉…

michiko
2か月前

母の行動

母を介護しに実家に戻った最初の頃、 まだ母がコロナで 熱が下がらなかったときの事。 朝、トイレに行ってもらうために 母をベッドから車イスへ 移乗しようとしたとき わ…

michiko
2か月前

プリンの力

実家に戻って母の介護をし始め もう6カ月もたつ。 母はコロナから無事回復し 今はとても元気になった。 介護認定にもやっと来てもらい 要介護5と 1番重い介護度に認定され…

michiko
2か月前
1

新しい生活

今年、1月26日、早朝に 実家にいる姉から電話があった。 姉と母がコロナになって大変だとのこと。 2人ともワクチンを1度も打ってない。 すぐさま、仕事場の施設長に連絡…

michiko
2か月前
1

年末の挨拶

何十年ぶりに正月休みをとり 今年は今日で施設での仕事は終わり。 帰る前にある認知のおばあちゃんに 良いお年を、と伝え 少し、他に色んなお話を彼女としていた。 すると…

michiko
9か月前
1

苦手なスタッフ

今の仕事場では 去年の7月から働いてるが 1人だけちょっと苦手なスタッフがいた。 いた、と過去形で言うのは 1年以上たった今、 苦手でなくなったからである。 嫌な接し…

michiko
9か月前
1

読書

大好きなスティーヴン・キングの 「Fairy Tale」と言う本を買ったのだが、 なかなか進まない。 今は通勤での電車の時間が 2分程度だし、 お昼時間も、 他のスタッフとほと…

michiko
9か月前
1

ながら

学生の時、「ながら」をして 母からよく怒られた。 ながらとは、 例えば、 音楽を聴きながら、 テレビで音なしでテニスの試合を見ながら、 数学の勉強をする。 ひとつの事…

michiko
9か月前

休日希望

シフト用に、12月の休日希望を出した。 離婚した今年のお正月は 何十年ぶりに休みをとって 実家に行こうかと思ってる。 介護に休みはないんだけど ちょっと今回だけは わ…

michiko
9か月前

もし1億円当たったら

今年も年末ジャンボを1枚買った。 当たったら3人の仲間で 分け合うことになっている。 もし宝くじ1億円当たったら 毎日、わたしのために料理してくれる すご腕のコッ…

michiko
9か月前
1

好きなラーメンは○○味

ずいぶんと昔のことだけど よく通ったラーメン屋さんがある。 それは牛骨ラーメンのお店である。 ラーメンと具はもちろん スープまで毎回、全部食べちゃっていた。 ところ…

michiko
9か月前
2

初めての経験

クリスマスだというのに わたしは何をしたかというと 歯医者で歯を抜きに行った。 歯を抜くのは初めての経験だ。 それは部分入れ歯にするため。 白いパーカーを着てたわた…

michiko
9か月前
3

五右衛門風呂

子供の頃、住んでたアメリカから帰国して 今は亡き祖父母の家に遊びに行ったとき それまで入ってたお風呂とは全く違う 五右衛門風呂を体験した。 6歳まで日本にいたので …

michiko
9か月前
1

誕生日のケーキ

母は熱中症になってからは
ベッドで過ごしている。

もともと喋るほうではなかったが
最近はもっと喋らなくなった。
それでもよく笑ってくれる。

食べものは栄養補給のため
エンシュアと
カロリーメイトのゼリーと
赤ちゃん用の食事と
フルーツ。
食事介助で食べてもらってる。

わたしは食べるの大好きだが
母はわたしとは違う。
食べたいものある?と聞いても
特にない。

そんな母に
9月10日のわたしの

もっとみる

熱中症

介護してる母が熱中症になった。

ここんとこ調子が良くないので
先生に血液検査をしてもらうと
脱水症状という結果が出た。
エアコンもかけてるし
水分も充分摂ってるのだが。
そんなわけで、車椅子生活から
ベッドの生活に変わった。

家に来ている看護師さんに
点滴をしてもらっている。
看護師さんが
介護保険が関係あるのでということで
ケアマネに連絡します、と
してくださった。
すると1カ月に1回家に来

もっとみる

何がイヤ?

母をベッドから車イスに
移乗したときのこと。
車イスに座った母が
イヤだね〜と言った。
何がイヤなの?と聞いてみると
なかなか言葉が出てこない。
そしてやっと言ったのが
仕事大変だね〜と。
しんどいね〜とも。
かなり認知が進んでる母だが
わたしが自分の面倒を見てることを
理解してるようだ。
しんどくないよ、と答えると
ニコっと笑ってた。

ここ数年は
介護の仕事をしているわたしだが
母はいつもそん

もっとみる

アフリカで生活していた姉は
父の面倒をみるため
実家に一時的帰国した。
父が亡くなり、そのまま母の介護で
まだ日本にいる。
わたしも母の介護で実家に住むようになり
姉とも一緒に暮らすことになった。

離婚して一人で
自由気ままに暮らし始めていたわたしは
姉と生活することで
うるさい姑と一緒にいるような
毎日を過ごすようになった。
姉は、それはそれは細かな事に
色々とこだわる。
バターひとつ切るのに

もっとみる

母の行動

母を介護しに実家に戻った最初の頃、
まだ母がコロナで
熱が下がらなかったときの事。

朝、トイレに行ってもらうために
母をベッドから車イスへ
移乗しようとしたとき
わたしは久しぶりに
貧血をおこしてしまった。
目の前が真っ暗になる前に
即、母をベッドに下ろしなおし
自分もその隣に横になった。

すると、横にいる母が
わたしの頭を
なでなでとしだした。
その時、わたしは、母はやっぱり
お母さんだなぁ

もっとみる

プリンの力

実家に戻って母の介護をし始め
もう6カ月もたつ。
母はコロナから無事回復し
今はとても元気になった。
介護認定にもやっと来てもらい
要介護5と
1番重い介護度に認定された。

全てのことの介助を必要とする母。
食事も栄養摂取のため
エンシュアを1日1本飲んでいる。
エンシュアの味は
母は絶対嫌いで飲まないと心配したのだが
なんのその、
すんなりと飲んでくれて助かった。
他にも食べれそうなものを

もっとみる

新しい生活

今年、1月26日、早朝に
実家にいる姉から電話があった。
姉と母がコロナになって大変だとのこと。
2人ともワクチンを1度も打ってない。
すぐさま、仕事場の施設長に連絡し
急きょ休めるか、お願いする。
オーケーが出、すぐ、実家に向かう。

去年離婚し1人暮らしが始まったのだが、
1月末からというと、
実家で過ごすことになった。
コロナから姉はすぐ回復したものの
母はずっと熱が続く。
歩くことも出来ず

もっとみる

年末の挨拶

何十年ぶりに正月休みをとり
今年は今日で施設での仕事は終わり。

帰る前にある認知のおばあちゃんに
良いお年を、と伝え
少し、他に色んなお話を彼女としていた。
すると、彼女が突然、
「お正月はどこかに行くんですか?」
と、聞いてきた。
彼女が普段、会話など成り立たない
おばあちゃんということで
近くにいたスタッフとわたしは
顔を見合わせた。
この時期を把握していることにも
とっても驚いた。
「母の

もっとみる

苦手なスタッフ

今の仕事場では
去年の7月から働いてるが
1人だけちょっと苦手なスタッフがいた。

いた、と過去形で言うのは
1年以上たった今、
苦手でなくなったからである。

嫌な接し方をされても
いつも元気良く反応していた。
用事がないのに話かけた。
そのスタッフが勤務日の日に
自分も出勤だと
憂鬱でしょうがなかったけど
でも、そのぶん、他のスタッフと
仲良くやった。

徐々にだけど、その人の
わたしへの態度

もっとみる

読書

大好きなスティーヴン・キングの
「Fairy Tale」と言う本を買ったのだが、
なかなか進まない。

今は通勤での電車の時間が
2分程度だし、
お昼時間も、
他のスタッフとほとんど一緒なので
話をしてて、1人で本を読むときが
ゼロに近い。
家にいる時は、休みでも
仕事のある日でも
韓国ドラマかアメリカのドラマを
ネットフリックスで見ているため
本を読む余地はない。

もともと比較文学の勉強をして

もっとみる

ながら

学生の時、「ながら」をして
母からよく怒られた。
ながらとは、
例えば、
音楽を聴きながら、
テレビで音なしでテニスの試合を見ながら、
数学の勉強をする。
ひとつの事に
集中しないと出来ないわたしなのに
ながらは良くないと知りながら
ついそういうことをやってしまう。

今でもその名残りはある。
今日もテレビで音なしで
字幕のある韓国ドラマを見ながら
スマホでも音ありで
字幕のある韓国ドラマを見る。

もっとみる

休日希望

シフト用に、12月の休日希望を出した。

離婚した今年のお正月は
何十年ぶりに休みをとって
実家に行こうかと思ってる。
介護に休みはないんだけど
ちょっと今回だけは
わがままになってみようと思う。

明日で母は90歳になる。
姉と母とお正月を
久しぶりに一緒に過ごそうと思う。
お正月休みが楽しみだ。

もし1億円当たったら

今年も年末ジャンボを1枚買った。

当たったら3人の仲間で

分け合うことになっている。

もし宝くじ1億円当たったら

毎日、わたしのために料理してくれる

すご腕のコックさんを雇う。

メニューはその人におまかせ。

おいしい毎日を夢見ながら。

仲間は何にお金を使うか

今度聞いてみよう。

好きなラーメンは○○味

ずいぶんと昔のことだけど
よく通ったラーメン屋さんがある。
それは牛骨ラーメンのお店である。
ラーメンと具はもちろん
スープまで毎回、全部食べちゃっていた。

ところが当時、牛がかかる病気で
(ど忘れで、病名を思い出せないが)
そのお店はつぶれてしまった。
残念でならない。

そういえば最近はラーメン、
食べてないなぁ。
今度のお昼にでもどこかに行ってみるか。

初めての経験

クリスマスだというのに
わたしは何をしたかというと
歯医者で歯を抜きに行った。
歯を抜くのは初めての経験だ。
それは部分入れ歯にするため。

白いパーカーを着てたわたしに
アシスタントの方は
「血が飛んだらいけないので」と
タオルをかけてくれた。
血?
飛ぶ?
おお、コワ。
身体がこわばる。

でも、そんな必要もなかった。
麻酔の針がちょっと痛かったけど
あっという間に抜かれていた。

今日は運動

もっとみる

五右衛門風呂

子供の頃、住んでたアメリカから帰国して
今は亡き祖父母の家に遊びに行ったとき
それまで入ってたお風呂とは全く違う
五右衛門風呂を体験した。

6歳まで日本にいたので
そのときも祖父母んちの
五右衛門風呂には入ってたはずだが
わたしには6歳以前の
日本の記憶がほとんどない。
アメリカでの経験が衝撃的で
それまでの記憶がぶっ飛んだのだろう。

五右衛門風呂に入ったことのある人は
ご存知だと思うが、

もっとみる