Masashi Sasaki|佐々木将史
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小さな肩へ「未来」を託す手前に、大人ができること。
コロナで社会がひっくり返った2020年も、残りわずか。後々きっといろんなシーンで「あの年が転機だった」と語り継がれるに違いない、激動(ほんとに激動……)の1年がやっと終わろうとしてます。
春から自分の身に起きた変化とか、この間感じてきたことについては、どこかでnoteを書こうと思ってました。ですが、途中で双子の下に双子が生まれたり、引越したりの間にあっという間に年末になってしまい……。
いろん
2019年に読めてよかった記事&本 (Top5)
2019年もあっという間に年末。
独立して3期目となるこの1年は、「編集者としてこんな仕事したいな…」というものが、Webメディアもそれ以外でも、少しずつ現実になってきたかなぁと思っています。
(まだまだ動き始めたばかりのものも多く、2020年は仕込んだものをちゃんと届けていかねば、という感覚もたっぷりです)
バタバタとする中で、今年はnoteをぜんぜん更新できなかったんですが、せめて今年の記
この時代に“同じ空を見上げる”理由をつくる──人工流れ星、ALE2020、広島
多くの人がどうかはわからないけれど、誰かと“同じ空を見上げる”って良いよなぁと、よく思う。
たとえば、2016年の『君の名は。』も、記憶に残るシーンはほんとにたくさんあったけど、個人的には、美しく描かれた“夜空”がとても印象深かった。
(この感情を表す言葉がうまく出てこない。キュンとする?グッとくる?わくわく?エモい?)
僕には、まもなく2歳半になろうという息子と娘がいるのだけど、子
大津市の事故について、保育とメディア双方に関わる身として今思うこと
先週の木曜日、住んでいる大津市で、散歩中の保育園児が交通事故に巻き込まれ、2人の子どもが亡くなる…という、あまりに悲惨な事件が発生しました。
メディアやSNSでも、この数日間は取り上げ続けられた話なので、すでに多くの方が知っていることと思います。
事故の発生場所は、いま僕が住んでいる地域からもそう遠くないところ。2年前に大阪から滋賀へ移住する際、検討したエリアでもあります。
今思うと、うちの
オンとオフの“切り替え”の先 #gatebysentence
よく言われることではあるけど、フリーランスになってから仕事と休みの捉え方が大きく変わった。
就業時間があるわけじゃない働き方。
時間への自由度は高い分、「ここまでが仕事」「ここからは休み(プライベート)」という境目はどんどん曖昧になる。
フリーランスによると思うけど、僕にも一応“コアタイム”はあって、だいたい子どもを保育園に送って戻る9時前から、迎えに出る17時半までがメインの時間。夜は21時
読み返し読書 『小さなチーム、大きな仕事』
2018年の反省のひとつは、インプットするときの量を求めた分、質を少し疎かにしてしまったこと。特に読書がそうだったなぁと思っています。
“積ん読”が気になるタイプなので、冊数の目標立てて、買った本は見えるとこに置いておいて、自分にプレッシャー与えながら頑張ってぜんぶ読む…ということをやってたのですが、これが半ば義務化してしまい、なかなかツラかった。
量を投入することは大事なことでもあるので、1
書くことと、届けることの間で。 #gatebysentence
ライティングコミュニティ『sentence』のアドベントカレンダー、4番手の佐々木です。滋賀在住、フリーでいろいろやっています。書いたり、編集したりします。
今年8月に、気になっていたsentenceの一員となりました。多彩・多才なメンバーが集うグループの中では、公開された記事の裏っ側を深掘りしたり、お互いの文章をあれこれコメントしあったりしてます。
11月末に突如(!)立ち上がったアドベントカ
「PR3.0」という体験
今週の火曜日、滋賀から久しぶりに上京して、PR Tableが主催する「PR 3.0 Conference」に終日参加してきました。
“企業と「個」の新しい関係構築” を掲げて、PR(Public Relations)のアップデートに挑戦しようというこのイベント。夏ぐらいからSNSでよく見かけてたし、もともと同社のPR Table Communityというメディアに良い記事多いなぁと思っていたこと
色彩のない自分の、諦めと回復 #gatebysentence
会社員を辞めたことに心残りはないけれど、遠のいてしまったことの一つに「読んだ小説について語ること」がある。大阪から滋賀へ、移住した先で過ごす人たちとは、ビジネス書の貸し借りなんかはあるけど、そういえば文芸を勧めあった経験はない。Twitterでもあんまり書かない。
前職は出版社だけあってか、小説の話題や貸し借りがやたら頻繁だったので、そこは懐かしいなぁとふと思った。
この数年で、読書に占めるビジ