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オンとオフの“切り替え”の先 #gatebysentence

よく言われることではあるけど、フリーランスになってから仕事と休みの捉え方が大きく変わった。

就業時間があるわけじゃない働き方。
時間への自由度は高い分、「ここまでが仕事」「ここからは休み(プライベート)」という境目はどんどん曖昧になる。

フリーランスによると思うけど、僕にも一応“コアタイム”はあって、だいたい子どもを保育園に送って戻る9時前から、迎えに出る17時半までがメインの時間。夜は21時には寝落ちるけど、朝は早いので、あとはそこで2〜3時間くらい仕事をすることが多い。

土日も同じく朝とか子どもの昼寝中に、隙間を縫ってPCを開く。仕事をする時間は、会社員時代とあまり変わらなくなってきたかもしれない。

今は稼働すればするだけ手応えを得られるし、実績も収入も生まれるので、つい際限なくパソコンに向かっていたりする。
何より今向き合う仕事は楽しいし、長く働くこと自体の苦痛はない。(もちろん、原稿が上手くまとまらないとき、アイデアがうまく出ないとき泣きそうになることは多々あるけど)


オンとオフがなくなる中で、どう“休む”か

画一的な働き方を見直そう…!という中で、「在宅ワーク」「複業」「フリーランス」といったワードが注目されている。
選択肢が増えることはすごく良いことだと思う。また、例えば落合陽一さんが提唱している「ワークアズライフ」のような、“遊びと仕事の区別をなくす”という考えにも、基本は同意だ。

けれど、ずっと稼働が続く状態は、やっぱりどこかでしんどくなってくるし、生産性も落ちてくる。そういうとき、普通に考えれば「じゃあ休もう」となるが、どうなってたら“休めている”状態なのかは意外と難しい。

身体的な休みは、まだ分かりやすい。「体力回復」のための休憩が必要で、特に睡眠はめっちゃ大事だと思う。
たまにうっかり2時とかに起きてしまうとき、寝過ごしが怖くてそのまま(5時間睡眠で)いったりするけど、午後には目に見えて集中力が下がる。30半ばだし、この無理はほんとやめようと毎回反省する…。

ただ難しいのが、精神的な休みだ。どちらかと言えば、休むというより「切り替え」に近いイメージなのだけど、これがなかなかうまくいかない。
同じことをずっと考えていて突破口が見えないときは、特に必要なんだと思う。でも実際、パソコンを離れたからといっても頭の中で考え続けていることはよくある。

目の前の子どもとの遊びに集中できてなかったり(彼らは実によくそのことに気づく)、読書に集中できなかったり、といった弊害も出てきていて、何とかしたいなぁと最近はずっと思っていた。


100%オフを実践。楽しめたけど、再起動に時間が…

そんな矢先、ライティングコミュニティ「sentence」の会報誌で、3月のお題が“休み”に決まった。(まさに今書いてるこのnote…!)

これも何かのお告げかな…と思い、先週の金曜は久々にPCを完全にシャットダウン。土日一度もPCを開けずに過ごしてみる。

京都に幡野広志さんの写真展に行ったり、子どもと水族館に行ったり。積ん読になっていた『ファクトフルネス』をやっと読み切った上に、石川直樹さんの『いま生きているという冒険』も10年ぶりくらいに読み返せた

意識的に仕事のことも考えないようにしたので、オン→オフの切り替え自体はうまくいったなぁ、と今振り返っても思う。最近では自分も一番楽しめたプライベートだったかもしれない。

ただ、久々に“100%オフ”にしたために、次の月曜、集中し直すのにものすごく苦労するというオマケがついた。午前中、ほとんど成果物ゼロは痛すぎる…!
このあたり、重ためのタスクを“再起動”直後に持ってこないとかの工夫もいるなぁというのが反省。(ゼロからの執筆タスクを予定しちゃったのは良くなかった)

火・水・木と、その後は結構集中できてはいるので、切り替えた効果はそれなりにあったかなぁというのも感じているけど。
何より、もしかしたら「休んだ」という実感があったことが一番大きいかもしれない。手触りというか、納得感というか。(ここはまだうまく言語化できてない)

今回、狙ってその一歩を踏み出せたのは貴重だったとし、次の仕事への入りも含めて、もっとスムーズにオンオフの交換ができたらいいなぁと思う。メディアの仕事だと、土日で巻き返さないといけない事態もやっぱり起こるし、70%オフくらいでも「切り替え」できるなら、それがいちばんいい。
結局大事なのは、仕事にも、読書にも、子どもとの遊びにもちゃんと向き合えることかなぁと思うので。

もちろん、こういう休み方って、結局はそれぞれのライフサイクルの中で「自分に合ったもの」を試行錯誤して探しだすしかない。
自分はまだまだそこが下手だなぁと感じるので、もうちょっと人の意見も参考にしたいと思う。

このマガジンで投稿される『あなたの「休み方」について』の記事は、今の時点で8つ。
あと6つ(+α)、どんな記事が出てくるか楽しみ…とハードルをあげて、次の人にバトンタッチすることにする。笑


このnoteは、マガジン『gate, by sentence』へ寄せたnoteです。ライティングを学び合うコミュニティ・sentenceのメンバーが、毎月のテーマ or 自由投稿のかたちで記事を更新しています。3月のテーマは『あなたの「休み方」について』です。


Twitter @masashis06

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'83年生まれ。大阪の出版社で10年→’17に滋賀移住/編集者。Webメディア、PR、採用広報など(ビジネス、保育、福祉のあたり)/cururu代表。https://www.cururu.org /「しがと、しごと。」プロジェクト/保育士/双子のおとうちゃん。
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