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心動かされた素敵な文章を、いつでも読み直せるようにまとめさせていただきました。
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知らない人にイライラをぶつけられたことを引きずってしまう

知らない人にイライラをぶつけられたことを引きずってしまう

今回の相談者の方は、アルバイトで、キャラクターショップのレジ打ちのお仕事をされているそうです。

そこでは、だいたいのお客さんは優しいそうです。ただ、個数制限を設けている商品を「一つまで」と伝えたら不機嫌になる人がいたり、高圧的な人がたまにいらっしゃるそうで、その度にすごく疲れてしまい、家に帰ってもウジウジ嫌だったことを思い出してしまうそうです。

何か、まだお手紙にお答えする段階ではありませんが

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しずかな映画がすきなひとへ

しずかな映画がすきなひとへ

ハラハラドキドキ、胸を突き動かされるような
ドラマティックな展開はないけれど

くりかえす日々の中で起こる、
ちょっとした出来事や心のうごきを描く
しずかな物語が、わたしは、好きです。

そんな作品の共通点を考えてみると
主人公の毎日が淡々と描かれているところや
インテリアや色使い、音も含め
観ているとほっとするような、
安心できる空間の広がりを感じられるところなのかなと思います。

登場人物たち

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お誕生日おめでとう🥂✨

お誕生日おめでとう🥂✨

遅くなりましたが
今日はうわの空さんのお誕生日です!!

うわちゃんさん、お誕生日おめでとう🎂

うわちゃんさんが、こんな記事を書いてて…
わたしも懐かしくなりました。

遠い昔の話のような、そんな
前の前の楽しかったこと…みたいな。

まだ一年しか経ってないなんて
信じられないような。

でも、もうすぐ一年だなぁと
思っていたので…

うわちゃんさんにプレゼント🎁

全部これからなので
少し

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お祝いの一枚 9

お祝いの一枚 9

うわちゃんさーん!

本日8月8日。8が並ぶ日は、うわの空さんの誕生日です!

撮った!

これは、ぱっと見た目はサコッシュだけど、実はウエストポーチにもなるという優れモノ。数年前に右腕のリンパ浮腫を抱えた私仕様として、うわちゃんさんに作っていただきました。

そんな手先がめっちゃ器用なうわの空さん。今は、石元みとんさんと『みとんとうわの空のドラマ談議』という、ドラマ好きによるドラマ好きのためのド

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「ずっと我慢していたけど本当はいやだったことリスト」を書いてみた

「ずっと我慢していたけど本当はいやだったことリスト」を書いてみた

最近、本をよく読んでいる。

小説やエッセイではなく、精神疾患や発達障害の方に向けた本。主に「自分でやってみよう」というコンセプトで、病院やカウンセリングに行きたくなかったり、行くほどでもなかったり、行くお金がなかったりする人たちのための本だ。

私が抱えているものでなくても、読む。それを読むと「なるほど、この名前が付く人はこういう症状を持っているんだな」って勉強になる。

昨晩はADHDの人がど

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図案描いてみた

図案描いてみた

梅雨の季節に使ったら楽しいかもしれないデザインを描いてみました。
刺繍とかぬり絵とかによかったらお使いくださいませ。

 

今年は梅ジュースを作って飲みたいです。
去年、作るの忘れててそのまま梅の季節が終わってしまったから。
青い梅も、熟した黄色い梅も、どっちも美味しいんだよね。
ちょっとずつ両方作ろうかなと思いました。
そうそう
いまは赤しそがスーパーに出る季節。
赤しそのジュースも美味しいか

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すべての時間は、“あの頃の時間”になっていく

すべての時間は、“あの頃の時間”になっていく

大人になった今、毎回地元の駅に帰る度に、胸がギューッと締め付けられてしまう駅前の牛丼屋さんがあるのです。

もうずっと昔の話になるのですが、学校を卒業して、占いの勉強をしながら、深夜のファミリーレストランでアルバイトをする生活を送っていた頃に、バイト先にいる年下の大学生の子と一緒に、その駅前の牛丼屋さんによく行っていました。

当時、30歳近くの年齢になっていた僕のことを、そのバイト先の大学生は不

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続・「僕らは矛盾の中に生きている」チーム

続・「僕らは矛盾の中に生きている」チーム

さて。

思わぬ反響を得ました「僕らは矛盾の中に生きている」。
皆さんの書いてくださった記事で、私自身がまた改めて感じたり、気が付いたりがいっぱいありましたので、ここにまとめます。

またも長いですのでご注意を!笑

* * *

まずは うわの空 さん。
空さんは私がジタバタしている矛盾の中で
「矛盾とか辻褄が合わないとか無意味とか、最近はそういうことこそ美しくていいなあって思います。衝動とかね

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一年間、マットレスの向きを変えられなかった話

一年間、マットレスの向きを変えられなかった話

深刻な話ではないので聞いてほしいのですが、一年間ぐらい、ベッドのマットレスの向きを変えられなかったんですよ。

「ベッドのマットレスの向き?」

となると思うので、どういうことなのか説明させてください。

何年か前にある地方に出張に行った際、ホテルのベッドに感動したことがあったのです。変にフカフカ過ぎず、スプリングもちょうど良くて、ものすごくよく眠れたのです。チェックアウトをする時にフロントの人に

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関係につける名前なんて問題にならないぐらいの、あなたなのだ。――「ことぱの観察 #15〔友だち(訂正)〕」向坂くじら

関係につける名前なんて問題にならないぐらいの、あなたなのだ。――「ことぱの観察 #15〔友だち(訂正)〕」向坂くじら

詩人として、国語専門塾の代表として、数々の活動で注目をあびる向坂くじらさん。この連載では、自身の考える言葉の定義を「ことぱ」と名付け、さまざまな「ことぱ」を観察していきます。

友だち(訂正) 三十になろうかという秋の夜、「お友達になりたいです」と言われた。この、もっぱら人づきあいが苦手で、友だちの少ない、そして「友だち」という語のうまく使えない、わたしが。そうメッセージをくれたのは同年代の女性で

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幸せの握り方

幸せの握り方

過去、人生に行き詰ってしまった時、自分の中でひらめいた造語がありまして、それが「チャンスは逃(の)がせ」だったのです。

この「チャンスは逃がせ」は、今でも僕の中で座右の銘になっているぐらいに大事にしている言葉なのですが、その言葉というか、感覚について書かせてください。

昔話になってしまうのですが、僕は自分の10代の頃に抱いていた人生の目標が「とにかく幸せになること」だったのです。

当時の僕の

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原作者が尊重され、守られるように――料理と食を通して日常を考察するエッセイ「とりあえずお湯わかせ」柚木麻子

原作者が尊重され、守られるように――料理と食を通して日常を考察するエッセイ「とりあえずお湯わかせ」柚木麻子

『ランチのアッコちゃん』『BUTTER』『マジカルグランマ』など、数々のヒット作でおなじみの小説家、柚木麻子さん。今月は、映像化の際に原作者に大きくかかる負担について、小説家であり、かつて脚本家志望だった柚木さんからの提言です。
※当記事は連載の第35回です。最初から読む方はこちらです。
#35  映像化と原作者

 テレビドラマにもなった漫画「セクシー田中さん」の原作者・芦原妃名子さんがお亡くな

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「日記の本番」1月 くどうれいん

「日記の本番」1月 くどうれいん

小説、エッセイ、短歌、俳句とさまざまな文芸ジャンルで活躍する作家、くどうれいんさん。くどうさんの1月の「日記の練習」をもとにしたエッセイ、「日記の本番」です。

 数年前から、自分の悩みをジャンルに分けず、いま抱えている悩みのすべてを話せる相手が少なくなっていくような感覚がある。それはわたしが作家を仕事にしているからではなく、年を重ねるごとに、自分とそっくりそのまま同じような境遇の人はどんどん減っ

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仕事をしない人に対する、こちら側の心得や対策について

仕事をしない人に対する、こちら側の心得や対策について

今回のお手紙はけっこう辛辣な面もあるけど、誰もが一度は考えたことがあることかも知れないと思い、取り上げさせていただきました。

この相談者の方は、「頭の回転の速い人は、そうでない人を許していかないといけないのでしょうか?」という疑問をお持ちでした。

この方は「とっても性格の悪い考え方だと捉えられると思いますが」の前置きをした上で、やはり色々な場面でそういうことを思ってしまうそうです。でも、正直、

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