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#エッセイ

【エッセイ】モテる秘策とは

【エッセイ】モテる秘策とは

(1957文字)

先日、仕事の関係で山形のさくらんぼ農家さんと話をしていた。
さくらんぼの受粉は地蜂によって行われるため、さくらんぼの木の下に地蜂の巣になる木の箱が置かれて飼われている。
それだけでは足りないので、時期になると業者から蜜蜂を借りるらしい。
さらに、地蜂も同じ箱で代を重ねていると、次第に繁殖力が弱くなるので、定期的に卵を買って加えるという。
血が濃くなるということですね。

これは

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猫さんとわたしの日常 Day2.

猫さんとわたしの日常 Day2.

先日この「猫さんとわたしの日常」を
シリーズとして定期的に更新しようかな
と書いた時、続けていくのであれば、
その1とか、Day1,とかScene1とか、
何かあったほうが続いてる感じがするし
いいなと思ったりなんかして、
何にしようかなって最初の記事で書きました。

色んなパターンを考えて、
1日1日、瞬間瞬間が大切という意味で、
最後までDayとScene(またはシーン)で
迷っていたのですが

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【#創作大賞感想】 いつかおとなになるこどもへ

【#創作大賞感想】 いつかおとなになるこどもへ

おとなって、とても寂しい。
こどもの頃よりも不器用になることがあるし、何かを守ろうとすると、知らず知らず傷だらけになっていたりする。

「タクトト」は、詩と日記を織り交ぜたエッセイであり、「とと」から「たくっち」への手紙である。
そのときは、きっとそうするしかなかったことが、千切れそうな感情で綴られている。
痛みながら進むしかなかった、悲しさ、悔しさを、ちゃんの自分の心と体で引き受けた、その姿勢と

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【四周年】進水記念日

【四周年】進水記念日

 当方は、毎年六月八日に、“進水記念日” と題する文章を航海している。本稿は、四回目である。
 読者諸賢の中に、毎年恒例と思われる方がいらっしゃれば、我が兄弟航路のファンとして認定いたしたい。過去三回をご存知でない方も、いやいやファンですよ――とおっしゃっていただけるなら、丸四年の旅路を共に祝いたい。

 旗揚げから今日に至るまで、兄弟航路のファンは、最低一人、必ずいる。その一人とは、当方の、要す

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自分の感受性くらい自分で守ればかものよ

自分の感受性くらい自分で守ればかものよ

今日は本、というか詩の話。

みなさん、詩集とか読まれますか?
本棚の中にありますか?

わたしは読書は好きだけど、
詩や詩集というものはほとんど触れたことがなく
子供の頃や10代の頃には読んでいたことが
あったのかもしれないけれど、
大人になってから、少なくとも覚えている限り
自分で選んだことはおそらくなくて。

そんな中で初めてちゃんと読んだ詩が
八木重吉さんと、茨木のり子さんのものでした。

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目を疑うような写真を撮ったことはありますか。

目を疑うような写真を撮ったことはありますか。

変なタイトルなんですが…笑

携帯のカメラで何気なく写真を撮ること、
景色だとか、夕焼けだとか、お花だとか、
街の中だとか、食べ物だとか、
まあ日常的にあると思うんですが、
その写真に、にわかには信じがたいものが
写っていたこと、なんてありますか?

いやいやいや、怖い話ではないんですよ。笑

実は私はそういうことが何度かあるんですが、
その中で今携帯の中に残っている
とある1枚の写真を今日は紹介

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ある日の美しい夕焼け空を、ここで一緒に眺めていきませんか?

ある日の美しい夕焼け空を、ここで一緒に眺めていきませんか?

最後にゆっくり空を眺めたのはいつですか?

昨日?先月?それとも1年前?

最近、夕焼けが綺麗な日が多いんですよ。
晴れていて長く夕焼けが見られる日なら
今の時期なら18:50〜19:30位まででしょうか。

わたしは、できることならこの時間帯は
ずっと空を眺めていたいくらいです。
綺麗に見える場所を探したりして。笑
ほんの20〜30分ほどの間に刻々と色が変わり、
夜に移り変わっていくのを眺めてい

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クズは払込用紙をコンビニに持っていくことすらできない

クズは払込用紙をコンビニに持っていくことすらできない

 クズ。それはしばしば倫理観の欠けた人間に向けて投げかけられる罵倒である。かくいう私も「クズだね」と罵ったこともある。もちろん、どんな時でも私は「クズ」を言う側であり、言われる側ではないことは言を俟たない。
 そう思っていたのだが、つい最近全然クズらしいことをしていないのにもかかわらず、友人に「クズが」と言われた。
 まだ、(納得はしないけれど)クズは許せる。しかし、「が」は本気でそう思っていそう

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エッセイ| 下書きというよりは隠してる。

エッセイ| 下書きというよりは隠してる。

 隠している記事がある。

 私は基本的に下書きはいつもゼロ。その都度書く。もちろん、続きものの小説を区切って出す時にはためておくけれど、それ以外はいつもその時の想いが新鮮なうちに、と思っている。
 逆に、日記などはある程度時間が経過して鮮度が落ちたと自分で判断したものは下書きに戻す。

 そんなことを繰り返している私のnoteで、初期の頃に投稿して、すぐに引っ込めた記事がある。新鮮なうちに下書き

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すっかり忘れてしまっていた、水と油だった母と私、とお雛様。

すっかり忘れてしまっていた、水と油だった母と私、とお雛様。

昨日みなさんが、
記事や、記事の内容に関係なくても
見出し画などを「お雛様」にしていて
突然思い出したんです。

わたしが幼い頃、
実家には7段のものすごく豪華な雛人形があった

ことではなく、

わたし、すごくちっちゃなお雛様持ってる!

ということを。

その昔、もともとうまくいかない
関係だった母と決定的な仲違いをし縁を切り、
当時わたしは離婚した直後でしたが、
実家を出ました。

その後1

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議論で愛💝を語るな!

議論で愛💝を語るな!

 この度、「議論で愛を語るな!」(わたしの現代新書)という本を上梓した。

 課題が山積する現代ほど、多様な議論が必要とされる時代はない。
 しかしながら、「人に優しい」「癒される」「共感できる!」ことばかり追求して、物事の本質に迫る徹底的な議論というものが欠如している。
 
 議論は喧嘩ではない。殴り合いでもない。人を論破して打ちのめすためにあるのでもない。
 議論とは、絶対的な真理に近づいて行

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鍵を外したマガジンについて。

鍵を外したマガジンについて。

今朝は寒くて風がとても強くて、
家の周りの大きな木たちが
絵本に出てくる森の中の木の怪物たちみたいに
ざあざあと枝や葉を揺らし大きく蠢いて、
まるでひとつの大きな生き物のようだった。

わたしは普段携帯のアプリから
noteを見たり記事を書いたりします。

登録した時、鍵付きの
「あとから読み返したい記事」という
マガジンが元々存在していて、
特に気にせず時々そこに記事を追加し
使用していたのだけ

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雨の中、傘をささずに踊る人間がいてもいい。

雨の中、傘をささずに踊る人間がいてもいい。

わたしは傘が嫌いだ。小雨程度で傘を差すことは
ほとんどないくらい。特に深い意味はないけれど、
少し雨に濡れながら歩くのはなぜだか好き。

それでは今日はこの辺で。

最後まで読んでくださってありがとう。

また気が向いたら、来てくださいね。

国立国際美術館: 古代メキシコ展

国立国際美術館: 古代メキシコ展

一昨日の記事に書いた通り、

国立国際美術館で開催中の
「古代メキシコ展」へ行ってきました。

GW中まで開催しているので、
まだあと2週間ある!ということで
興味のある方には是非是非行っていただきたい!
という気持ちを込めて、
写真も色々と撮ってきましたので
(やや混雑していた場所の写真を後回しにして
撮り忘れがあって無念…笑)
レポと言えるものになるかはわかりませんが笑
紹介したいと思います。

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