父が息子に語る壮大かつ圧倒的に面白い哲学の書
20240619
哲学者の自己紹介
「哲学者って、毎日何をしてるんですか?」
「そうですねえ、まあ・・・・・・たいてい考えてますね」
「何について?」
「あらゆることです。正義、公平、平等、宗教、法律、言語・・・・・・」
「それなら私も考えることがありますが、私は哲学者ですか?」
「そうかもしれません。でも、深く突きつめて考えてますか?」
私はなんとか言葉をしゃべれるようになった子どものころから哲学者だったということだ。私が特別だったわけではない。子どもはみんな例外なく、