湯浅淳一

日常で思考した言葉たち、本で刺さった言葉たち / https://linktr.ee/…

湯浅淳一

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固定された記事

『明日、世界一周に行く』という人生

2020/9/24@八王子 『 人は幸福になるために生きているけど、幸福になるようにデザインされてない。』 って本で読んだ。 『 お金は鋳造された自由だ 』 とドストエフスキ…

湯浅淳一
3年前
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女ノマド、一人砂漠に生きる

20240623 「砂漠じゃ自分一人だから、どこに行って何をしようと、自由さ。でも町には人や車がいっぱいで、自由に歩き回れない。排ガスやゴミがあふれて汚いし」 「町じゃ…

湯浅淳一
6時間前
4

死との対峙

20240621 人は死ぬときに、自分が死んでも子どもは生きているって思えるから、死ねるのかなあ。 自分が死んでも、自分の分身である子どもは、生きているから、間接的に生…

湯浅淳一
1日前
9

『Row & Row』感想

20240620 男女が逆転している 夫婦関係の男女の思考、中身が、逆転している 夫が、パートで働くおばちゃんで 妻が、企業で働くビジネスマンで 夫は、おばちゃんだけど、…

湯浅淳一
2日前
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Row & Row

20240620 いつの頃までだったろうか男と女の間にあるという深くて暗い川を渡るべく、お互いに舟を出し合っていたのは。 先にあきらめたのがどちらだったか定かではない。 …

湯浅淳一
3日前
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恥ずかしいとは何か?

20240620 私たちは、すべて、裸で生まれてきた。 動物は、裸で生まれて、裸で一生を過ごして、裸で死んでいく。 人の愛玩であるペット以外には、動物は服を着ることはな…

湯浅淳一
4日前
13

父が息子に語る壮大かつ圧倒的に面白い哲学の書

20240619 哲学者の自己紹介 「哲学者って、毎日何をしてるんですか?」 「そうですねえ、まあ・・・・・・たいてい考えてますね」 「何について?」 「あらゆることです。正義、公…

湯浅淳一
5日前
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わからないことをわからないと言う常識

20240619 私は、素直で、真面目だと言われた。 例えばと聞くと、 わからないことをわからないと人前で言うことができることだと。 何を言っているのか、わからない。 私…

湯浅淳一
5日前
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もうやりたいことしかやらない、やりたくないことはやらない

20240619 もうやりたいことしかやらない やりたくないことはやらない そう決めるだけ そう決めて、実行するだけ 興味があることしか興味がない 好きなものしか好きじゃ…

湯浅淳一
7日前
15

本を読むということ

20240613 本を読むということは、知らないことを知るということ 誰かが調査したり、実験したり、一生懸命考えたり、まとめたりしたことを読んで、自分の疑問を解決すると…

湯浅淳一
8日前
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文化がヒトを進化させたーバイアス

20240612 進化論の原則に立って性的魅力を理解しようとする研究者たちは、ヒトは恋人や配偶者に一定の特性を求める傾向があることを示してきた。しかし、恋人や配偶者の選…

湯浅淳一
9日前
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文化がヒトを進化させたー父性の不確実性

20240611 男性側からすると、つがい関係がある場合には、自分が妻の生んだ子どもの遺伝上の父親であるという確実性が増すので、育児にも関わるようになる。少なくとも、そ…

湯浅淳一
10日前
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文化がヒトを進化させた

20240611 ■まとめ ※ ①ヒトは適応力の高い文化学習者であり、同じ共同体の他者から、アイデア、信念、価値基準、社会規範、動機、世界観などを学んで身につける。その…

湯浅淳一
11日前
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コミュニケーション能力とは?

20240611 コミュ症だと思っていた、人見知りだと思っていた 私にとってのコミュニケーション能力とは、知らない人、関係が浅い人とも、気軽に会話をすることができるとい…

湯浅淳一
12日前
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恋する文化人類学者

20240610 私たちは文字を意味伝達の媒体として多用する社会であるが、アフリカの無文字社会では、声や音の微妙なニュアンスをコミュケーションの手段として発達させた。 …

湯浅淳一
13日前
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旅を返してもらって一人旅に帰るの

20240610 一人で行ったり、 二人で行ったり、 みんなで行ったりしてきた旅があって、 それから、ずっと二人旅になってたから、 一人旅をして、旅に帰る なんで旅をするの…

湯浅淳一
2週間前
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『明日、世界一周に行く』という人生

『明日、世界一周に行く』という人生

2020/9/24@八王子

『 人は幸福になるために生きているけど、幸福になるようにデザインされてない。』
って本で読んだ。

『 お金は鋳造された自由だ 』
とドストエフスキーは言った。

明日、世界一周に行くこの言葉が胸にあれば、生きていける。
人生の軸である。
歩くための背骨である。

" 明日、世界一周に行ける " 自分になるために、今日の自分がある。 自分になるために、今日の自分がある

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女ノマド、一人砂漠に生きる

女ノマド、一人砂漠に生きる

20240623

「砂漠じゃ自分一人だから、どこに行って何をしようと、自由さ。でも町には人や車がいっぱいで、自由に歩き回れない。排ガスやゴミがあふれて汚いし」

「町じゃ、飛んでいる鳥を眺めることもできないし、道端に生えている草の匂いをかいで楽しむこともできない。砂漠の水はきれいでおいしい。町の水は薬が入ってて、飲めたもんじゃない」

生まれてから一度も家で暮らしたことがない。

「1ヶ所にじっ

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死との対峙

死との対峙

20240621

人は死ぬときに、自分が死んでも子どもは生きているって思えるから、死ねるのかなあ。
自分が死んでも、自分の分身である子どもは、生きているから、間接的に生きてると言うか。
自分が死んでも、自分という存在がこの世界から居なくなっても、自分の遺伝子が続いてるって思えることが、死を受け入れることになるのかなあ。
だから、私は子どもが欲しいのかなあ。

カマキリのオスは、交尾時に、メスに食

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『Row & Row』感想

『Row & Row』感想

20240620

男女が逆転している
夫婦関係の男女の思考、中身が、逆転している
夫が、パートで働くおばちゃんで
妻が、企業で働くビジネスマンで

夫は、おばちゃんだけど、やっぱり男でもある
妻は、ビジネスマンだけど、やっぱり女でもある

筆者は、女性ならではのきめ細やかな視点で世界を描く



私は、合理的で、優先順位がわかってて、即決断もできる。即決断し、実行できる分だけ、少し粗い。スピー

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Row & Row

Row & Row

20240620

いつの頃までだったろうか男と女の間にあるという深くて暗い川を渡るべく、お互いに舟を出し合っていたのは。
先にあきらめたのがどちらだったか定かではない。
今ではもう、漕ぎ出そうにも舟底には穴が空き、櫂は朽ちてしまった気がする。

空腹の時ほど欲求が強まるのはどうしてなのだろう。 三大欲求のうちの二つが混線するのだろうか。

好きな仕事を続けられて、それなりに理解のある夫と家を持ち

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恥ずかしいとは何か?

恥ずかしいとは何か?

20240620

私たちは、すべて、裸で生まれてきた。

動物は、裸で生まれて、裸で一生を過ごして、裸で死んでいく。

人の愛玩であるペット以外には、動物は服を着ることはない。

動物は、服を着ていないことを、恥ずかしいと思ってない。そして、恥ずかしいという感情は理解できない。動物にも感情がある、喜怒哀楽の感情はある。恥ずかしいという感情はない。裸のままに生き、どこでも排泄することに、恥ずかしい

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父が息子に語る壮大かつ圧倒的に面白い哲学の書

父が息子に語る壮大かつ圧倒的に面白い哲学の書

20240619

哲学者の自己紹介
「哲学者って、毎日何をしてるんですか?」
「そうですねえ、まあ・・・・・・たいてい考えてますね」
「何について?」
「あらゆることです。正義、公平、平等、宗教、法律、言語・・・・・・」
「それなら私も考えることがありますが、私は哲学者ですか?」
「そうかもしれません。でも、深く突きつめて考えてますか?」

私はなんとか言葉をしゃべれるようになった子どものころか

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わからないことをわからないと言う常識

わからないことをわからないと言う常識

20240619

私は、素直で、真面目だと言われた。

例えばと聞くと、
わからないことをわからないと人前で言うことができることだと。

何を言っているのか、わからない。
私たちは、自分がいつも、当たり前にしていることは他人もしていると思っている。

世間では常識と言うらしい。

私は、わからないことは、わからないと言って、その場で聞くのだが、それは、私にとって常識なのだ。

だけど、それは、他

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もうやりたいことしかやらない、やりたくないことはやらない

もうやりたいことしかやらない、やりたくないことはやらない

20240619

もうやりたいことしかやらない
やりたくないことはやらない

そう決めるだけ
そう決めて、実行するだけ

興味があることしか興味がない
好きなものしか好きじゃない
得意なことしかしたくない

興味がないこと、好きじゃないこと、不得意なことはしない

それが一番生きやすい
嫌なことやっていたら、つらくて、生きづらい

不得意なことは、誰かにやってもらって、ひたすらに自分の得意という

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本を読むということ

本を読むということ

20240613

本を読むということは、知らないことを知るということ

誰かが調査したり、実験したり、一生懸命考えたり、まとめたりしたことを読んで、自分の疑問を解決するということ
自分が普段から疑問に思っていることだけじゃなく、自分が疑問に思ってなかったこと、自分で疑問だと気付いていなかったこと、無意識のうちに疑問を感じていたこと、深層心理で疑問に思っていたこと

世界は疑問に満ちていて、わから

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文化がヒトを進化させたーバイアス

文化がヒトを進化させたーバイアス

20240612

進化論の原則に立って性的魅力を理解しようとする研究者たちは、ヒトは恋人や配偶者に一定の特性を求める傾向があることを示してきた。しかし、恋人や配偶者の選択、特に長期的な関係を結ぶ相手の選択は、文化的学習の観点に立ったほうが上手く説明できる。相手の特性を判断するのはなかなか難しく、不確実な上に、時間がかかることだからだ。他者がどんな異性に惹かれ、関係を結ぼうとしているかをよく観察す

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文化がヒトを進化させたー父性の不確実性

文化がヒトを進化させたー父性の不確実性

20240611

男性側からすると、つがい関係がある場合には、自分が妻の生んだ子どもの遺伝上の父親であるという確実性が増すので、育児にも関わるようになる。少なくとも、その子に対して寛容になる。父性の確実性が大きな意味を持つのは、自分は本当に遺伝上の父親なのかという、生物の雄の抱える不安の裏返しとも言える。他の条件がすべて同じだった場合、父親であることが確実であればあるほど、妻の生んだ子どもの面倒

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文化がヒトを進化させた

文化がヒトを進化させた

20240611

■まとめ



①ヒトは適応力の高い文化学習者であり、同じ共同体の他者から、アイデア、信念、価値基準、社会規範、動機、世界観などを学んで身につける。その際には、名声、実績、性別、方言、民族性などを手がかりにして模倣すべきモデルを選び、食物、性行動、危険、規範違反などに関わる領域に特に注意を向けて学ぶ。こうした傾向はとりわけ、不確実な環境下にあるとき、事態が切迫しているとき、ス

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コミュニケーション能力とは?

コミュニケーション能力とは?

20240611

コミュ症だと思っていた、人見知りだと思っていた

私にとってのコミュニケーション能力とは、知らない人、関係が浅い人とも、気軽に会話をすることができるということ
例えば、会社の喫煙室で、あんまり知らない人と2人きりになったときに、何となく、最近話題のスポーツの話しやら、ギャンブルの話しやら、だいたいの男の人が好きそうな話題で、その場を取り繕って、関係を深めることができる感じ

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恋する文化人類学者

恋する文化人類学者

20240610

私たちは文字を意味伝達の媒体として多用する社会であるが、アフリカの無文字社会では、声や音の微妙なニュアンスをコミュケーションの手段として発達させた。

異文化の受容は、人類の多様性の尊重である。

異なる人々が実際に生活をともにし、その関係がある一定以上密になったとき、コミュニケーションは破綻を迎える。
少しずつ「違う」ということの居心地の悪さに気づきはじめる。そこには理解でき

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旅を返してもらって一人旅に帰るの

旅を返してもらって一人旅に帰るの

20240610

一人で行ったり、
二人で行ったり、
みんなで行ったりしてきた旅があって、
それから、ずっと二人旅になってたから、
一人旅をして、旅に帰る

なんで旅をするのか
なんで旅が楽しいのか
原点回帰

二人で旅してたから、
旅が二人になってしまってたから、
旅が楽しいのか、二人が楽しいのか、
わからなくなってしまったから
原点回帰

旅の本質は、一人旅
一人旅だからこそ、旅と向き合える

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