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マグニフィセントなnoter様

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心に響いた”マグニフィセント”な記事をまとめています。わたくしの独断と偏見で選出しております。不定期ではありますが紹介記事も書きたいなと思っております🐈
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2024年1月の記事一覧

落語を上手くなりたい

落語を上手くなりたい

※この文章は、國學院大學とnoteで開催するコラボ特集の寄稿作品として主催者の依頼により書いたものです。

 昨年末に落語家にとって最も高い身分である『真打』への昇進が決まったこともあり、いま、これまでにないくらいの熱量で「落語を上手くなりたい」と思っている自分がいる。
 プロの落語家として、日々稽古に励んで芸を磨くのは当然だけど、これまで僕は「落語を上手くなりたい」というよりは「面白い落語を作り

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言語化する際は感情的な言葉を避けている

言語化する際は感情的な言葉を避けている

 私のnoteはひたすら自分語りです。自分の内にある思考や感情といったものを言語化することが主な内容です。目的としては自分が自分を理解するために、言葉になっていない思考や想いを言語化し、可視化することで自分自身への理解を深めたいからです。

 そうした私の言語化において、一つ私が気を付けていることがあります。それは、「言語化する際は感情的な言葉はなるべく避ける」ということです。

 実は、私が言語

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ステンレス造形作家・池田桂一

ステンレス造形作家・池田桂一

硬く冷たいステンレスで美しい温かな曲線を描き、多くの奇抜な作品を残した作家がいる。

池田桂一。

1960年8月1日、熊本は玉名のミカン農家の家に生まれる。
家業を継ぐべく農業高校に進むも、ある年にミカンが大暴落しその道を断念。
大学に進み教員免許を取得するも採用は叶わず、以後職を転々とする。
ある時期に働いた町工場でステンレスの研磨を習い、その美しさに衝撃を受け、これが彼の人生の転機となった。

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グレイテスト・ショーマン動画によるYes,andの解説

グレイテスト・ショーマン動画によるYes,andの解説

みなさま、グレイテストショーマンという映画はご覧になりましたでしょうか? 心が熱くなるとても良い映画です!
その映画の事前ワークショップの様子がYoutubeにあがっているのですが、これが素晴らしいものなのです。おそらく観たことがある方が多いのではないでしょうか。まだご覧になっていない方はまず観てくださいませ。

僕の演劇ワークショップでは「Yes,and」という言葉を多用していますが、これがなか

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【#シロクマ文芸部】布団から

【#シロクマ文芸部】布団から

お題:布団から
文字数:965文字

布団からもぞもぞと這い出して、欠伸しながら伸びをした。
隣で寝ているヤツはまだ起きない。
腹が減ったので起こしてやろうと思ったがやめた。気持ち良さそうに寝ているからだ。

俺たちが乗った宇宙船は着陸に失敗して大破したが、幸い乗組員の3名は全員無事だった。
通信機器も修理不能で、母船に連絡を取ることもできない。
そうなれば、なんとかこの星で生きていかなければなら

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本が売れない時代に50万部ベストセラー! スゴ腕PR黒田さんに聞いてみた「どうしたら本は売れますか?」

本が売れない時代に50万部ベストセラー! スゴ腕PR黒田さんに聞いてみた「どうしたら本は売れますか?」

世の中の書籍編集者がいちばん好きな言葉。それは間違いなく「重版」でしょう。私もそうです。

けれど、手間暇いとわず、思いを込めて、苦労して作った1冊がなかなか重版しない。売れない。ミリオンとは言わないから、10万部、5万部、いやせめて3万部売れてくれたら。私には編集能力が決定的に欠けているのでは……。

そんなモヤモヤと諦めを抱えながら2021年に出した1冊の本。それがなんと、突如、半年足らずで1

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Collaborative & Proactive Solutions (CPS) について - CPSシリーズ1

Collaborative & Proactive Solutions (CPS) について - CPSシリーズ1

ニュージーランド在住で、総合診療科医、ライフコーチ、Havening technique ®️プラクティショナーなどをしています。

今まで何回も、私の記事の中でDr. Ross Greeneのcollaborative & proactive solutions (CPS) について触れたのですが、日本では彼の本は翻訳されておらず、日本語での資料もないため、ここに概要をまとめておこうと思います。

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省略されゆくわたしの生命活動

省略されゆくわたしの生命活動

私は食事が少し面倒になって朝ごはんを抜いたり、1日1食とか2食になりがちなタイプだ。

食べることはいちばん身近な生命活動だけれど、近すぎてその重要さがなんと言うか灯台下暗し。

思い返せば、ほとんどの人間が嫌いだった思春期頃は、生物の教科書や資料集が私の良い友達だった。

魚類の陸上生物への進化とか縄文時代からの人類の暮らしの遷移とかそういうのが好きだった気がする。

昔も昔、大昔。

ある単細

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良い文章とはマグロの刺し身のようなもの

良い文章とはマグロの刺し身のようなもの

スッとアタマに入ってくる文章とは

noteを書くときにいつも思っていることなんだけど「読んでスッとアタマに入るようなもの」を書きたいと思う。そういう文章は読んでも疲れないし、疲れなければまた読んでもらえる。

では「スッとアタマに入ってくる文章」とはどういうものだろうか。

いろんな答え方があるだろうが、ぼくにとって、スッとアタマに入ってくる文章は、文章そのものがスッとしているかどうかとはあまり

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文章を書くのが「好き」なのではなく「喜び」だと思う

文章を書くのが「好き」なのではなく「喜び」だと思う

春近き夜の空気を吸いながら都会を闊歩している。不思議と春の足音が聞こえてきた気がする。最近、ものすごく文章を書くことに喜びを感じている。気候の移り変わりが僕をそうさせたかもしれない。

どんなことにも「好き」か「嫌い」かではなく喜びを感じるかどうかで決めた方が良いと思う。とくに結婚を決めるとき、相手のことが好きかどうかより、その人と一緒にいて喜びを感じられるかが大事だ。つまるところ、人間は直感で自

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1月のお仕事や目標の振り返り⛄️

1月のお仕事や目標の振り返り⛄️

note書くの、すごく久しぶり。

なぜなら

12月は多忙を極めてて
1月も多忙を極めてたから。

ずっと時間がなくてやっと今日、
ちょうどさっき仕事が終わってnoteを書き始めた。

忙しいのも好きだけど

ちょっと休憩したくなるこの頃。

(まぁ、がっつり旅してるんだけどね。)

そんな今日は、1月の仕事を振り返ってみようと思います。

私が頑張った1月のお仕事たちはこんな感じ⇩

とにかく

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蛙化現象から考える男女の恋愛論

蛙化現象から考える男女の恋愛論

吾輩は猫を被るニンゲンである。名前はぽん乃助という。

「蛙化現象」という言葉をご存知だろうか?

元々は心理学者が2004年の論文で名付けた用語であったようだが、2023年には流行語大賞の7位となるくらいに、ニンゲンたちの間では交わされている言葉であるようだ。

既に言葉の意味を知っている人も多いと思うが、一応解説すると、「元々好きだった相手の言動が気になって気持ちが冷める」という意味の言葉であ

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「文章力も編集力も上げたい」と思った書籍編集者が読んで役に立ったnote50選

「文章力も編集力も上げたい」と思った書籍編集者が読んで役に立ったnote50選

編集者をはじめて30年近くになります。いい意味でいえばベテラン、悪くいえば老害(>_<)と呼ばれる年齢になりました。そこでもう一度編集と執筆を学び直してアップデートし、ついでにnoteの運用法を勉強しようと思ってまとめてみたのが、このnoteです。

記事の選択にあたっては、この3年間に投稿された「note」「編集者」「ライティング」ジャンルの記事を中心に、勉強になったnoteを読み込み、迷いに迷

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【文章の書き方】書き方入門-結論から書くPREP法-【noteからKindle出版まで】

【文章の書き方】書き方入門-結論から書くPREP法-【noteからKindle出版まで】


文章を書く「フレームワーク」文章を書く際、「フレームワーク」というものがあります。
いわゆる「ひな型」「テンプレート」というものです。
料理で言うと「レシピ」みたいなものです。
料理初心者がレシピを無視して、オリジナルの料理を作ったとしたら、、
結果は想像できますよね。
文章も同じです。まずは基本通りのレシピを覚えて、それから自分なりにアレンジしていきましょう!

文章のフレームワークの種類文章

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