１１月１日（水）、第１８７３回 「悪気」

毎日の生活の中で起きてくる、

わたくしにとって、

好ましくない出来事、

実のところ、

それらの多くには、

「悪気」はないのだ、

ということです。

にもかかわらず、

多くのひとは、

さも悪気があったかのように、

厳しい口ぶりで、

相手を責めたりする。

何度も同じことを繰り返す、

もし、そんな相手がいれば

腹も立つのでしょうが、

多くの好ましくない出来事は、

単に注意が不足していたこと

で他人さまにご迷惑をおかけ

しているに過ぎません。

悪気さえなければ

何でも許される、

決してそういうわけではない

ですけれども、

悪気がないにもかかわらず、

さも悪気があったかのように

責め立てる、

それもまことおかしなことだ、

と、

ちゃんと気づくことが大切に

なるのです。

感謝、合掌
慈永