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8月8日(日)、第1058回 「怒り」

「わたしは怒ってるんだぞ!」
 
と言いながら怒る方が、
 
たまにおられますが、
 
 
怒っている時に、
 
ほとんど大半の方は、
 
自分自身が怒っているという
 
ことを客観的に感じるような、
 
心の余裕などはございません。
 
 
いつもは笑顔で心やさしい方
が、
 
怒りの力で他人様を殺めたり
 
など、
 
怒りという感情は、
 
ひとにとって最も扱いづらい
 
感情かもしれません。
 
 
怒りをおさめていくのに大切
 
なことは、怒りというものが、
 
「我慢を重ねた結果の感情」
 
である、ということに気づく
 
ことです。
 
 
世の中、気が短い方も確かに
 
おられまして、
 
突然怒りだしたように見える
 
こともございますが、
 
 
実は、それとて、
 
怒りが生ずる前に、
 
 
「寂しい」だったり、
 
「つらい」だったり、
 
「悲しい」だったり、
 
 
というような自分自身の感情
 
に蓋をして、見て見ぬふりで、
 
我慢に我慢を重ねていた経緯
 
が、必ずやそこにあるのです。
 
 
自分自身の感情に寄り添って、
 
自分自身の感情を無視しない、
 
ということ。
 
 
常日頃から、
 
自分自身との対話をしっかり
 
しておれば、
 
怒りという感情は、
 
おさめることができるのです。
 
 
感謝、合掌
慈永

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