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佐藤先生に教わったこと-#27
このnoteは、星功基が2003年〜2007年に慶應義塾大学佐藤雅彦研究室に在籍していたころに佐藤先生に教わったことを思い出しながら書いているものです。
「星さん、あなたはこの3年半、この佐藤研でとても成長しましたが、そのことについて追究しませんでしたね。」
2007年3月28日。
佐藤研さいごの全体会議で佐藤先生に言われた言葉です。
「そのこと」とは、銀閣寺のこと。
佐藤研の入研試験の第1
「ギャラなしでもやります」は、アウト。
「ギャラをどうやって決めていますか」という質問があったので、参考になるどうかは知らないけど、「写真の部屋」の記事を無料で公開する。
俺が20代の頃。駆け出しのデザイナーだったある日、今まで仕事をしたことがないプロデューサーに会議室に呼び出された。名の知られたグローバル・ブランドの企業広告を作るにあたって日本からもアイデアを出して欲しいらしく、手伝えと言われた。
巨大なブランドの仕事だから、俺に
おおきなことより、ちいさなこと。
きょうもまた、会社でこの話になった。
遅筆と速筆についてである。もはや胸を張っていえるくらいにぼくは、筆が遅い。効率がわるく、生産性が低い。そんなぼくと5年間も一緒に働いているバトンズ田中さんは、段々と「速筆」ではなくなってきた。むかしに比べ、あきらかに速筆ではなくなってきた。仕事中よく「うーん、うーん」みたいな声を出しているし、ため息も漏らす。いいぞいいぞ、とぼくは思う。
かつて超速筆のライ
「こども読書ちょきん」をはじめます
現在本屋lighthouseでは「売上1点ごとに10円」を各種団体や個人に対して寄付をする取り組みを行なっています。
これに加えてもうひとつ、同じく「売上1点ごとに10円」を「こども読書ちょきん」に充てる取り組みをはじめます(つまり10円はこれまでどおり寄付に、さらに10円を「ちょきん」に、計20円分が当店から還元されることになります)。
詳細はこんな感じです。たとえば
・12月の売上点数が
「共感」でお金を集める時代は終わった? 2020年代のクラウドファンディング論
共感でお金を集める、新しい資金調達の形ーー。
クラウドファンディングは、日本にその仕組みが輸入されて約10年、しばしばそんなキャッチフレーズで語られてきました(*1)。
でも2020年、そろそろこの言葉から脱しても良いのではないかと思うのです。
text by 廣安ゆきみ(キュレーター)
はじめに私は、日本最古参のクラウドファンディングサービスREADYFORで、プロジェクトの伴走サポート
主観を、自分一人の力で手に入れたものだと思うなよ
信頼している先輩に、お店や事業の行く末について相談していた時のこと。
この進め方ではお店のメンバーに自分の主観を押し付けることになるんじゃないか、という不安があるという話をしたら、「自分自身が持っている主観は、色々な人との関わり合いの中で育まれたものなのだから、自分一人の力で手に入れたものではない」というようなことを言われて、とてもハッとした。
小さいチームながら、お店の代表という立場でいると
パクリや嘘から距離を置くべき、その理由。
文章というもののおもしろさについて書いてみたい。
きっかけは、最近いろんなところで目にするようになったパクリ問題まわりのカンカンガクガク、もしくはケンケンゴウゴウだ。なにかの作品を世に出すと、しばしばそれはパクリの対象となる。「ほんとうにオリジナルなものなど存在しない」といった達観的意見とは別のところで、そしてこちら側の自意識過剰とは別のところで、あからさまに剽窃されることは、しばしばある。ぼく
だから僕もググらない
猫にこんばんは。
浅生鴨さんの「だから僕は、ググらない。」を読みました。140字では収まりそうにないのでこちらに感想を残します。最初に宣言しますが、私は浅生鴨さんの書かれた文章のファンです。直接にはよく知らないのでご本人の全てを愛しているわけではないのですが、書かれた文章が好きで底知れぬ魔力を感じています。
この本は、そんな鴨さんがどのように発想しているかを詳しく教えてくれています。
教えて