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わたしを闇から救いあげてくれたのは、スーパーエクセレント最上級の「恩師」だった

わたしを闇から救いあげてくれたのは、スーパーエクセレント最上級の「恩師」だった

人生を救ってくれた先生がいる。

「人生を救ってくれたなんて大袈裟な・・・」と思うかもしれない。でも事実なのだ。

タラレバを承知で書くと、その先生と出逢っていなければ、今のわたしは間違いなくいない。



家庭環境に恵まれなかった。子ども時代は黒歴史だ。

父は日雇い職人。仕事へのプライドは高く腕のいい職人だったが、家では最悪の父親だった。

ギャンブル狂で大酒呑み。おまけにひどい酒乱だった。

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「稼ぐ人」の本質

「稼ぐ人」の本質

column vol.392

本日、フォローしていただいている方が1,800名を突破し、感謝投稿をアップさせていただいたのですが、その後すぐに目にした記事に大変感銘を受けました。

それは現代ビジネスの【「人の倍稼ぐフリーランス」が、じつは「稼ぐ」よりも大事にしていること】という記事です。

〈現代ビジネス / 2021年8月17日〉

稼ぐ人が、稼ぐ以上に大切にしていること。非常に興味津々とな

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作り方を作ることを考えることを考える。

作り方を作ることを考えることを考える。

最近、birdから一歩離れているおかげで色々なことを考えられている気がする。
休職するだいぶ前から全く本が読めなくなっていた(読んでも頭に入らない)のだけど、最近かなり読めるようになった。
色々な本を見返したり買ったけど読んでないものを読んだりして、自分の好きな考え方の人がだいぶ分かってきて、佐藤雅彦先生、星新一、オードリー若林の3人が自分にとって考え方の先生だなという結論に達した。

今回は佐藤

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佐藤先生に教わったこと-#27

佐藤先生に教わったこと-#27

このnoteは、星功基が2003年〜2007年に慶應義塾大学佐藤雅彦研究室に在籍していたころに佐藤先生に教わったことを思い出しながら書いているものです。

「星さん、あなたはこの3年半、この佐藤研でとても成長しましたが、そのことについて追究しませんでしたね。」

2007年3月28日。
佐藤研さいごの全体会議で佐藤先生に言われた言葉です。
「そのこと」とは、銀閣寺のこと。

佐藤研の入研試験の第1

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音楽は鳴り止まない。嵐、「約束」の活動休止前ラストライブを振り返る。

音楽は鳴り止まない。嵐、「約束」の活動休止前ラストライブを振り返る。

【嵐/「This is 嵐 LIVE 2020.12.31」】

2020年12月31日、この日、嵐の5人は、これまでの21年間の歴史に一つの区切りをつけた。

約2年前から、いつか「この夜」が来ることをずっと分かっていたはずなのに、いざ大晦日を迎えても、そのことをどうしても信じられなかったし、こうして2021年が幕を開けて何日か経った今でも、まだその実感を得られずにいる。

それでも、一つの区切

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「話してもわからん」をひっくり返したある日の学長からのメール

「話してもわからん」をひっくり返したある日の学長からのメール

大学のオンライン授業は通常授業よりしんどいことがわかりました。主な原因は、初のオンライン授業で気合を入れすぎた先生たちです。いや、教育熱心なのは本当ありがたいんですけど。。わたしたち、先生の授業だけ取ってるわけじゃないからそんなに頑張らないでいいんですよ!!??!と言いたい。

今日はちょっぴり内輪話&わたし自身の話にはなるんですが、誰でも読めるように書くぞ。一言でいうと、国際基督教大学(ICU)

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「ギャラなしでもやります」は、アウト。

「ギャラなしでもやります」は、アウト。

「ギャラをどうやって決めていますか」という質問があったので、参考になるどうかは知らないけど、「写真の部屋」の記事を無料で公開する。

俺が20代の頃。駆け出しのデザイナーだったある日、今まで仕事をしたことがないプロデューサーに会議室に呼び出された。名の知られたグローバル・ブランドの企業広告を作るにあたって日本からもアイデアを出して欲しいらしく、手伝えと言われた。

巨大なブランドの仕事だから、俺に

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おおきなことより、ちいさなこと。

おおきなことより、ちいさなこと。

きょうもまた、会社でこの話になった。

遅筆と速筆についてである。もはや胸を張っていえるくらいにぼくは、筆が遅い。効率がわるく、生産性が低い。そんなぼくと5年間も一緒に働いているバトンズ田中さんは、段々と「速筆」ではなくなってきた。むかしに比べ、あきらかに速筆ではなくなってきた。仕事中よく「うーん、うーん」みたいな声を出しているし、ため息も漏らす。いいぞいいぞ、とぼくは思う。

かつて超速筆のライ

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「こども読書ちょきん」をはじめます

「こども読書ちょきん」をはじめます

現在本屋lighthouseでは「売上1点ごとに10円」を各種団体や個人に対して寄付をする取り組みを行なっています。

これに加えてもうひとつ、同じく「売上1点ごとに10円」を「こども読書ちょきん」に充てる取り組みをはじめます(つまり10円はこれまでどおり寄付に、さらに10円を「ちょきん」に、計20円分が当店から還元されることになります)。

詳細はこんな感じです。たとえば

・12月の売上点数が

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「共感」でお金を集める時代は終わった? 2020年代のクラウドファンディング論

「共感」でお金を集める時代は終わった? 2020年代のクラウドファンディング論

共感でお金を集める、新しい資金調達の形ーー。

クラウドファンディングは、日本にその仕組みが輸入されて約10年、しばしばそんなキャッチフレーズで語られてきました(*1)。

でも2020年、そろそろこの言葉から脱しても良いのではないかと思うのです。

text by 廣安ゆきみ(キュレーター)

はじめに私は、日本最古参のクラウドファンディングサービスREADYFORで、プロジェクトの伴走サポート

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主観を、自分一人の力で手に入れたものだと思うなよ

主観を、自分一人の力で手に入れたものだと思うなよ

信頼している先輩に、お店や事業の行く末について相談していた時のこと。

この進め方ではお店のメンバーに自分の主観を押し付けることになるんじゃないか、という不安があるという話をしたら、「自分自身が持っている主観は、色々な人との関わり合いの中で育まれたものなのだから、自分一人の力で手に入れたものではない」というようなことを言われて、とてもハッとした。

小さいチームながら、お店の代表という立場でいると

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パクリや嘘から距離を置くべき、その理由。

パクリや嘘から距離を置くべき、その理由。

文章というもののおもしろさについて書いてみたい。

きっかけは、最近いろんなところで目にするようになったパクリ問題まわりのカンカンガクガク、もしくはケンケンゴウゴウだ。なにかの作品を世に出すと、しばしばそれはパクリの対象となる。「ほんとうにオリジナルなものなど存在しない」といった達観的意見とは別のところで、そしてこちら側の自意識過剰とは別のところで、あからさまに剽窃されることは、しばしばある。ぼく

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だから僕もググらない

だから僕もググらない

猫にこんばんは。

浅生鴨さんの「だから僕は、ググらない。」を読みました。140字では収まりそうにないのでこちらに感想を残します。最初に宣言しますが、私は浅生鴨さんの書かれた文章のファンです。直接にはよく知らないのでご本人の全てを愛しているわけではないのですが、書かれた文章が好きで底知れぬ魔力を感じています。

この本は、そんな鴨さんがどのように発想しているかを詳しく教えてくれています。

教えて

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あの人に会いたい

あの人に会いたい

NHK 『課外授業 ようこそ先輩』で若い後輩たちに、

難しい言葉なんか覚える必要も知る必要もない。
”普通に正確に 自分の気持ちを正直に言う”
ということが、いちばん大事なんだよね。

主人は、専門用語を使いませんでした。
同じような仕事をしてる人には専門用語を使っていましたが、
「それは、本当はよくないんだよね」と、苦笑いしてました。

「自分が理解していても、それは自分だけが理解してると思っ

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