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2020年日本酒に詳しくなりたい人必見!「酒屋からオンラインサロンまで。日本酒の楽しみ方カオスマップ2019年度版」

2020年日本酒に詳しくなりたい人必見!「酒屋からオンラインサロンまで。日本酒の楽しみ方カオスマップ2019年度版」

「日本酒のこと知りたいけど、似たサービス&メディアが多くてよくわからないー!!!」

そんなことを思ったことはありませんか?

ほぼ日本酒の知識がない私は

・甘口といっても、別に甘さを感じるわけじゃない。どんなものが甘口なの?
・純米大吟醸とか大吟醸とか聞くけれど、なにそれ?
・そもそも、私ってどんな日本酒が好みなんだろう??

と、ただただ「?」ばかりが頭に浮かんでいた状態でした。

しかし、

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レストランに行くのならマナーなんて捨ててしまえばいい

レストランに行くのならマナーなんて捨ててしまえばいい

最近ある人と話していた中でふと僕の口から出た言葉があって、それは
「レストランに行くのにマナーなんて捨ててしまえばいいって思うんですよね」
でした。

Google検索で「レストランマナー」と入れてみると、無数のマナーが世の中には溢れていることがわかります。

「乾杯時にはグラスを当てない」
「パンは一口サイズにちぎって食べる」
なんか聞いたことがありそうなものから、

「カトラリー(ナイフフォー

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bar bossaの林伸次さんにインタビューしてみた(その1)

bar bossaの林伸次さんにインタビューしてみた(その1)

bar bossaの林さんが「なぜ、あの飲食店にお店が集まるのか」という本を出されたのですが、僕はすぐ購入して一気に読みました。僕は同業なので、その視点からおもしろく読ませていただいたのですが、「自分のお店を持ちたい」という方は多いのではないでしょうか。おすすめです。

林さんがこの本についての取材、インタビューを募集していたので応募してみました。せっかく飲食業同士なので僕が気になっていることなど

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ナチュラルワインがつくった「なんか美味しい」消費文化

ナチュラルワインがつくった「なんか美味しい」消費文化

みなさん普段ワインは飲みますか?

ワインにどんなイメージを持っていますか?

奥が深そう、難しそう、みたいなカタいイメージもあったワインだけど、新しく広まりつつ「ナチュラルワイン」なるものが、その敷居の高さをぶち壊しにかかっています。

ナチュラルワインの肩の力を抜いた楽しみ方がとっても良いなーと思うので、いつもはコーヒーの話をしているけど、今日はワインの話をしてみます。

ナチュラルワインとは

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いちばんかんたんなワインの選び方(冬のホームパーティー編)

いちばんかんたんなワインの選び方(冬のホームパーティー編)

※この記事は、クリスマス向けにリリースした記事を一部編集し、いつでも気軽にワインを選んでもらえるように公開し直したものです。

普段ワインなんてあんまり飲まないけどねぇ、せっかくだから何か買ってみようかしら…という方のことを想像しながら書きました。
「今日のホームパーティーはイタリアンだから、フランチャコルタでも開けようかな?」な方は読んでいただいても知っていることしか書いてないと思います。(でも

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メイド・イン・ジャパンを再び世界へ

メイド・イン・ジャパンを再び世界へ

アメリカで薄れつつある日本ブランドの存在感と日本企業のアメリカ進出に関して、更になぜ日本酒スタートアップTippsySake.comを起業するに至ったかについて書きました。

第一章:日本品質はアメリカで通用するのか1. 世界一の品質とサービス日本で手に入る低価格の美味しい食事、分単位でやってくる交通機関や丁寧なサービスはアメリカに住むようになるまで日本固有なものだと知らなかった。たまに日本に帰る

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私が好きな「クラフトビールが飲めるお店」とりあえず13店!

私が好きな「クラフトビールが飲めるお店」とりあえず13店!

世間はなんだかお出かけや外食をする感じではない雰囲気になっていますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。こにたんです。

この記事では #私のイチオシ クラフトビールが飲めるお店を紹介したいと思います🍺(写真があったりなかったりなのは許してね😉)

ちなみに、自分が好きなお店の傾向はこんな感じ。

- 色んな種類が飲める
- ご飯が美味しい
- うるさすぎない
- タバコ臭くない
- 店員さんの

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「本金」長野の小さな酒蔵へ。日本酒は「雨」のように鳴く

「本金」長野の小さな酒蔵へ。日本酒は「雨」のように鳴く

「本当の一番(金)の酒を醸す」という意味をもつ、長野の地酒「本金」。

長野県の上諏訪五蔵(「真澄」をはじめ、500mほどの街道に5蔵が並んでいます)にある「酒ぬのや本金酒造」。創業宝暦6年。家族経営の本当に小さな日本酒蔵です。

この度、長年本金を応援している「地酒屋こだま」さんの酒蔵訪問に同行させていただきました。

蔵見学は、プロがいると気づきがすごい!

これまで取材などで蔵の中を見たこと

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ブランドとは何か。ラグジュアリーとプレミアムの違いとは何か。

ブランドとは何か。ラグジュアリーとプレミアムの違いとは何か。

はじめまして。株式会社Clearマネージャーの高良です。
仕事では主に、SAKE100のブランドマネジメントを担当しています。

SAKE100は"ラグジュアリーブランド"として、世界中の人々の心を満たし、人生を彩る日本酒ブランドを目指しています。

今回は、私たちが日々「ブランド」というものに向き合う中で見えてきた「ブランドとは何か」というところから、「プレミアムとラグジュアリーの違い」、さらに

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-日本酒の未来をつくる-SAKE100の挑戦

-日本酒の未来をつくる-SAKE100の挑戦

日本酒に特化した事業を展開する株式会社Clearの高級日本酒ブランドSAKE100(サケハンドレッド)のプレス向け試飲会にご招待いただき、参加してきました!!

今回は、11月25日に発売予定の第3弾商品「天彩(あまいろ)」の新ロット商品もいち早く試飲できるとのことで、とても楽しみにしていました。
ズラーっと並ぶグラスと、まだラベルのついていないボトルに期待が高まります!

私自身、同社が運営する

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穏やかな非日常の中で──ロックダウンするアメリカ、SAKEのこれから

穏やかな非日常の中で──ロックダウンするアメリカ、SAKEのこれから

日常が裏返る経験を、人生で何度かしている。
すさまじい揺れと、母親の叫び声とともに目を覚ました小学校進学手前、1995年の冬。黒い波が逃げ惑う車を飲み込んでゆくのを茫然と見つめていた大学卒業目前、2011年の春、etc。
大きな地響きとともに裏返されたそれらに比べれば、今回はずいぶんぬるぬると色を変えていった。ぱたぱたと倒れてゆくドミノが、上から見おろすと何かの絵を浮かび上がらせるみたいに。

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誰か、早くここへ来てくれないか━━日本酒づくり新規参入への提言

誰か、早くここへ来てくれないか━━日本酒づくり新規参入への提言

空と砂しかない世界だった。フロントガラスが映す果てしない砂漠を眺めながら、運転席に座る櫻井さんは、「わざわざこんなところまで、すみません」と苦笑いした。
「超興奮しています」、わたしは応える。「こんなところでSAKEが造られている、それは希望でしかない」と。

米アリゾナ州、人口たった5000人の町ホルブルックでArizona Sakeを営む櫻井厚夫さんのもとを訪れた矢先のことだった。一泊二日の弾

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29歳杜氏の探究心が生んだ「精米」がわかる飲み比べセット「飛鸞」平戸の酒蔵を訪ねて

29歳杜氏の探究心が生んだ「精米」がわかる飲み比べセット「飛鸞」平戸の酒蔵を訪ねて



長崎県は平戸の「森酒造場」から「飛鸞(ひらん)しぼりたて日本酒飲み比べセット」がMakuakeにて限定発売されました。
精米歩合だけを変えた3種類で、実際にどう味が変わるのかが解るよう、29歳にして5代目杜氏の探究心が挑むお酒づくり。その裏側をお伝えします。

29歳の杜氏が挑む、好奇心と探究心のお酒づくり

皆さんはじめまして。森酒造場の5代目杜氏、森雄太郎です。

かつての交易の拠点として

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