クリーミー大久保(日本酒)

酒を愛するクリーミー大久保です。10数年間、お酒に寄りがちな編集・ライターとして活動し…

クリーミー大久保(日本酒)

酒を愛するクリーミー大久保です。10数年間、お酒に寄りがちな編集・ライターとして活動してきました。美味しいお話を綴っていきます。日本酒ナビゲーター資格保有。

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  • 実飲レポート。大久保推薦、日本酒の店

    とにかくおいしいお店を紹介。どんどん足していきます!

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    酒場やお酒にまつわるオススメの記事をまとめていきます。ノンアルや、お酒の出てくるnote、酔った話などもたまに取り上げます。 note編集部 公式マガジンへの格上げを目指しています!編集メンバーも多く目利き揃いなので、ぜひフォローお願いします。

  • 日本酒、中の人に聞いた!

    酒造りや酒造業界に携わっている人たちにインタビュー。日本酒へのさまざまな想いを紹介します! 獺祭、来福、地獄杜氏、本金、真上、鳴海、菊正宗などなど随時更新!

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    おすすめの地酒店レポートを集めました!小山商店、はせがわ酒店から、地域密着のこだわりのお店、大塚の生地・こだまなどなど!

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福岡は、うどん屋で飲む。ハイボール150円、もつ鍋290円の楽園【ウエスト】へ

「実は福岡民は、ラーメン以上にうどんが好き」 というのは、わりと聞く話です。実際、町にはたくさんのうどん店があります。人気ラーメン店に観光客をはじめとする行列ができている一方、うどんはチェーン店が多く、だいたい地元の人たちがさっと入ってくってサッとでる、といった光景が見られます。 仕事で福岡に滞在することが増え、チェーンうどん店のある光景も慣れてきた頃、さらに「うどんのウエストは、居酒屋使いがいい」という話を耳にしました。 福岡うどん三大チェーンは「牧のうどん」「資さん

    • 神田の隠れ家「眠庵」で、蕎麦と日本酒を嗜む。「蕎麦前」の意味がわかった気がする

      新しいお店にいくとき、たいてい「誰かおすすめしていた店」に行きます。特に日本酒関係、飲食店の人がプライベートで行っているお店。 そんな中から今回、神田のお蕎麦屋さん「眠庵」に行ってきました。 と、ハードルを感じるお店です。「蕎麦屋」といういまだちょっと緊張するお店で、日本酒を飲んできました。結果は最高でした。 駅徒歩3分。地図があってもわからない店構えJR神田駅から、Googleマップですぐそこ。ですが、わかりません。スマホが普及して以降、こんなに目的地近くをうろつくの

      • 脱サラ、日本酒、街づくり。愛知の銘酒【敷嶋】の復活にかける、九代目蔵元・伊東優

        「弟に障害があって、だんだんと両親だけで看ることが難しくなってきたんですね。それで、東京本社から実家のある東海エリアへの異動を希望しました。それはつまり、出世コースから外れること。でも、もういいかなって」 愛知県亀崎にある老舗酒蔵「伊東合資(現在は株式会社)」、九代目の伊東優さん。「あまり重い話になっちゃうのも、やなんですけどね」とやわらかに笑うが、取り巻くあらゆる事柄から目を逸らさないタフさが伝わる。 江戸時代後期に創業し、東海を代表する銘柄「敷嶋」を醸していた伊東合資

        • 【福岡】の「屋台」で飲む! 酒飲みの街、福岡の夜を、地元出身ライターが体験

          私は福岡県生まれ、福岡育ちです。しかし大学進学と同時に地元を離れたため、地元のおいしい飲み屋やお酒を知らずに大人になるという、もったいない歳のとりかたをしていました。 今年、福岡のビジネスマガジン『Ambitions FUKUOKA』立ち上げのため、約20年ぶりに地元・福岡に長期滞在しました。取材の中心は博多、天神。街を歩けば、夜の早い時間から深くまで、スーツもTシャツも、みんな飲みまくっていました(新橋を希釈した雰囲気がずーーーと続く感じ)。今回、そんな地元の夜の風景を、

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        • レマコムと私、日本酒マニアたちの生態を追う
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          禁断の「開けたあと熟成日本酒」が飲める!地酒屋こだま「こだまのねんりん」(大塚)

          小さな飲み屋が好きです。特に、店主の人柄や思想がそのままグラスに入ってでてくるような店が。 今回は、僕の好きな酒屋さんが、ひっそりとお店の2階ではじめた、とても趣味的な空間を紹介します。 東京・大塚。地酒屋こだまの店主・児玉さんが今年オープンした「こだまのねんりん」。「本当の一期一会の熟成酒が飲める」秘密基地です。 お酒のチューニングが楽しい「地酒屋こだま」大塚駅から徒歩数分の距離にある、地酒専門店「地酒屋こだま」です。 決して広くない店内には、店主・児玉さんがひとつ

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          クラフト酒と料理は合わない? 個性派日本酒×料理人のペアリング対決【Kitchen g3】

          日本酒は食中酒。日本酒は(他の酒と比較して)味わいの幅が広く、和洋中問わずさまざまな料理とペアリングができる。 ──と、上記のようなことを日本酒に詳しいお店の方から聞くことがよくあります。実際「日本酒×料理」のペアリングを売りにしているお店は多く、私自身そんなお店が大好きです。 しかし、流石に「どんなお酒でもいけるわけない」と思うのです。 例えば、最近少しずつ酒屋さんでも目にする機会が増えてきた「クラフトサケ」は、副原料(別の果物とかハーブとか)を加えた新ジャンルのお酒

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          【居酒屋かあさん】が気になる。東京都心のまごころチェーン居酒屋さんに潜入

          「居酒屋かあさん」をご存知でしょうか? もう何年も前、東京の街角で目にした「かあさん」の看板が、なぜかずっと気になっていました。 私自身、九州から上京してきた身ですが、日々の中で「故郷を感じたい」と思うことはほとんどなく、そのため実際にお店にいくことはありませんでした。ただ「なんとなく気になる居酒屋」という存在でした。 ある日、また「かあさん」の看板を目にして、ふと気づきました。 「居酒屋かあさんって、実は他店舗経営してないか?」と。渋谷でも、新宿でも、新橋でも、「かあ

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          【AI vs 人間】日本酒カクテル対決ついに決着、勝つのはどっちだ!(後編)

          AI対人間の日本酒カクテル対決三番勝負は、現在一勝一敗。ついに大一番を迎えます。 圧倒的な情報量と創造性を兼ね備えるAI、自ら失敗を重ねた「経験値」を土台に挑む人類、これまでの勝負では、両者その強みを発揮してきました。 最終戦のテーマは、これまた意外な「カカオバター」。トリッキーな材料はどちらに有利に働くのか……決戦のときです。 ※本noteは、SAKE Streetで公開したブログを転載しています。なのでこちらの方をぜひ見てください。 人類代表、Mr.SAKE202

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          【AI vs 人間】日本酒カクテル対決3番勝負!(前編)

          令和5年、生成系AIの出現に世界が激震した。さまざまな職業・作業がAIに取って代わられ、ついに嗜好性の高い「お酒のレシピ」にもAIの手が……。このまま世界はAIに支配され、ディストピアが訪れてしまうのか。 本企画では、人類を代表する日本酒バーテンダーとAIが「日本酒カクテル」のレシピでガチンコ対決します。人類の未来をかけた三番勝負、いざスタート! ※本noteは、SAKE Streetで公開したブログを転載しています。なのでこちらの方をぜひ見てください。 人類代表、Mr

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          【北区・十条】女将が素敵な飲み屋をめぐる。コーヒー焼酎とからし焼き

          知らない土地で、酒場を巡り、お酒をいただく。その町を知る先輩の助言を受けて、それを楽しむ。 今回の「●●町で呑む」は、東京・北区にある「十条」です。埼京線で、新宿から10分程度。隣の赤羽には行ったことがあるものの、途中にある十条で降りたことはありませんでした。 十条をこよなく愛する食ライター・編集者ふくいさん(@fukufukufuku_00)に教えてもらい、訪れました。 出会ったのは偶然にも「女将」が素敵なお店ばかりでした。 埼京線・十条。駅前周辺は再開発が進むJR

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          【熱燗とコーヒー】が共存する不思議なカフェ「SUNDAY JAM's CLUB」(東中野)

          日本酒の熱燗と、深煎りコーヒーの二刀流のお店がある。そんな噂を耳にしました。 「日本酒(液体)と料理(固体)」であれば、組み合わせはいろいろあると思います。「コーヒー(液体)とお菓子(固体)」も同じく。 しかし、日本酒とコーヒー、液体×液体というのは…はじめて聞きました。その2つ、どうやって楽しむんだろう。 店名は「SUNDAY JAM's CLUB」。とにかく行ってみます。 ※関内にある熱燗とスパイスのお店「Spice Drunker やぶや」さんに教えてもらいまし

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          日本酒問屋の危機「日本酒を飲まない時代」に、あえて挑む新規事業「TASU⁺」

          創業70年を超える酒問屋「日本酒類販売(日酒販)」。社員700名以上、全国に拠点をもつ、日本酒BtoBの大手企業です。 「問屋」という存在は、一般購入者からは見えない黒子的な存在です。そんな日酒販が、はじめて「小売・飲食業」に進出。東京・八重洲ミッドタウンに、ショップ・カフェ&バー「TASU⁺」をオープンしました。 なぜ老舗の大手酒問屋が、この時期、未経験の飲食業界にチャレンジしたのでしょうか。そこには「問屋の存在が不要になってきている」という強い危機感があったと言います

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          ワンオペの店が好き!「でんや御馳走」「Talkin' Loud」で店主の偏愛を堪能

          ワンオペの飲み屋さんが好きです。 数名で埋まるほどの小さな酒場で、カウンターの中に大将がひとり立ち、自分の好きな料理と酒をふるまい、唯一無二の宇宙をつくる。 最近出会った、おすすめのワンオペ酒場2軒を紹介します。 大塚「でんや御馳走」/荒木町(四谷三丁目)「Talkin' Loud」 南大塚 でんや御馳走(大塚)2023年3月、東京・大塚駅の近くにオープンした日本酒とおばんざいのお店です。 大塚に詳しい日本酒好きでしたら「ちょこだま」といったほうが通じるかもしれませ

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          イケメン店主が斬る【超訳・日本酒用語⑤】フルーティー・ミネラル・完成度3本立て!

          日本酒の世界には「よく聞くけど、よくわからない」ふわっとした「日本酒用語」が数多く存在します。そんな用語を日本酒のプロが徹底解説する【超訳・日本酒用語】シリーズ。今回はSAKE Streetの藤田代表が満を持して登場です。 解説するのは、SNS上で行った募集に集まった用語。「フルーティー」「ミネラル」「完成度が高い」の3つを、バッサバッサと斬っていきます! ※この記事は、SAKE Street店舗ブログに掲載した記事のnote版で、期間限定公開です。 有名雑誌やラジオに

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          日本酒の「蔵開き」に行こう!【にいだの感謝祭2023 バスツアー】レポート

          春、多くの日本酒蔵では「蔵開き」が行われます。広大な蔵を一般開放し、1年間つくったお酒を振る舞い、地域の人たちと楽しく過ごす。お酒好きの春の風物詩です。 これまで近場の酒蔵さんの蔵開きに行ったことはありますが、遠方まで足を運ぶことはありませんでした。しかし今年、「にいだしぜんしゅ」で知られる福島の銘酒蔵「仁井田本家」の蔵開きが本復活する(昨年は縮小開催)と、そして東京の酒屋さんが「バスツアー」を企画していると聞きました。 東京からバスで福島にいけて、酒飲んで寝てたら東京に

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          忘れられた町・砂町。常連さんは「午後の紅茶焼酎」が粋! 【未到の町を飲み歩く】

          知らない土地で、酒場を訪問し、お酒とつまみをいただく。町を知る先輩のアドバイスとともに、それを楽しむ。「●●町で呑む」を始めました。 第一回は、東京・砂町。最寄駅は東京メトロ東西線の「南砂町」。そこから少し歩いた場所にある、街道が残るエリアです。 砂町は「忘れ去られた街」?今回、SNS経由で「砂町」の存在を教えてもらいました。実際に行くにあたり「おすすめのお店」を教えてもらおうとしたところ、町の先輩から次のようなメッセージをいただきました。 思ってたのと違う角度のアドバ

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