豊饒の海

昨年面白かった本

2018年は本を100冊ちょうど読みました。今年はもう少し沢山読めるといいな、と思っていますが、どちらかというと集中力を研ぎ澄まして、きちんとテキストを読み取り味わう読書を目指した方がいいような気もしています。

舞台「豊饒の海」を見る前に三島由紀夫『春の雪』『奔馬』を再読(『暁の寺』『天人五衰』もこれから読みたい)、舞台「メタルマクベス」disc1を見たら、あ、原作当たっておくべきだった、とdi

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舞台「豊饒の海」観劇

三島由紀夫の命日(11/25)にほど近い11/27に、「豊饒の海」の舞台を観てきました。
http://www.parco-play.com/s/program/houjou/

親しくしてくださっている鵺さんが、以前に私が豊饒の海を愛好していると話したことを覚えていてくださり、お誘いいただきました。実はその前からこの舞台の存在は知っていたのですが、どうせまた第一部の「春の雪」しかやらないのだろう

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『豊饒の海』舞台チケット、明日までに応募される方がいなければ、売りに出します。
アクセスは結構来てるので、日曜日予定がなく、この舞台見たい人誰か一人ぐらいいると思うのですが、応募来ないのは、新しいことをするのが怖いから?
私が信用ないから?

それとも、飲み代払うのが嫌だから?笑

最後までお読みいただき、とても嬉しいです。ありがとうございます!
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豊饒の海

会場:紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA
日時:2018/11/09(金)18:30開演
上演時間:2時間40分(休憩15分)

<感想>

 三島由紀夫「豊饒の海」と言えば、そのタイトルと「難解さ」の評(噂)は聞き及んでいたので、全巻まとめて芝居にするという製作発表があったときは「かなりの冒険だな」と思った。
 そして主演を張るのが東出昌大。正直、東出昌大くんに舞台役者のイメージはな

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「豊饒の海」東出昌大主演・紀伊国屋サザンシアターTAKASHIMAYA

三島由紀夫原作「豊饒の海」四部作、初の舞台化。2005年に『春の雪』が映画化され(妻夫木聡・竹内結子主演)151分の映画ですら汲み取り切れないものが沢山あったのに、『春の雪』『奔馬』『暁の寺』『天人五衰』すべてを、3時間にも満たない舞台で全部取り上げるのか! 一体どうやって? 興味は高まる。

(以下、ネタバレあります)

東出昌大が松枝清顕、友人本多繁邦を大鶴佐助、本多は壮年(『奔馬』『暁の寺』

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輪廻転生を大きなテーマに据えて、明治から大正、昭和へと流れていく時間の中に、純粋な魂の複層的な行く末を描いた三島由紀夫の生涯最後の長編小説「豊饒の海」。「春の雪」「奔馬」「暁の寺」「天人五衰」と全4巻から成る長大なストーリーは、1、2巻こそ映像化あるいは舞台化されているものの、全体像をひとつの作品として表現することに挑んだクリエイターは国の内外を問わずいなかった。そんな壮大な挑戦が、いまこの日本の

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「MとR」日記・その38 あとがきのようなもの

終った……。

 何度も挫折しかけたけど、ここまで書いてこれたのは、みなさんの応援のおかげ。どうもありがとうございました。今日は少し、「MとRの物語」という作品の、創作意図などを語ってみたいと思います。そのような、「作者によるネタバレ」、みたいなものが嫌いな方は、読まない方がいいと思われます。

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輪廻転生で表現した未来

映画の話とスピリチュアルの話。

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