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愛するということ-100万回生きたねこ

こんにちは。

この6月から、「本を読んでなくてもいい愛を語り合う読書会」というタイトルの対話会を始めました。

エーリッヒ・フロムの「愛するということ」を課題図書のようにしてますが、積極的にその内容に触れることなく、アジェンダなしで進めています。

まあ、配偶者にも言えんわなぁということもぶちまけていいってことでやってるので何が語られたかは録画もしないので、参加者しか知りません。

差し障りのないことをちょっとだけ、紹介。

参加者の中から、「100万回生きたねこ」という絵本に感動したよという話が出てきて、その場で朗読してもらって感想を述べ合ました。

Amazonのサンプルページから一部引用すると、、。

 あるとき、ねこは 王様の ねこでした。 ねこは、
王様なんか きらいでした。
 王さまはせんそうがじょうずで、いつも せんそうを
していました。そして ねこを りっぱな かごに いれて
せんそうに つれていきました。
 ある日、ねこは とんできた やに あたって
しんでしまいました。
 王さまは たたかいの まっさいちゅうに ねこを
だいて なきました。
 王さまは せんそうを やめて おしろに 帰って
きました。 そして おしろの にわに ねこを うめました。

100万回生きたねこ:佐野洋子著

嫌いな主人に、飼い猫としての猫生(人生)を送りつまらない理由で死に、また飼い猫に転生します。

100万回目に、飼い主のいない、要は野良猫として転生します。

そこで白い雌猫と知り合い何匹か子猫をもうけます。この猫生で最後になり彼はもう転生しませんでした。

ようやくするとこんな話。

何を感じるは読み手次第。

私は、支配されない自由な人生を送って、愛する対象を得て初めて、解脱できるんだねと感じました。

他の方のは内緒。

ま、こんな感じの読書会というか、対話会です。

転生の話ついでです。転生もののドラマ、漫画、アニメとかも最近は結構出てますね。

私、個人としては転生なんてないと、死にかかった経験からは信じてます。

とは言っても、三島由紀夫の「豊饒の海」4部作を読んで壮大なストーリーだったので、物語としては面白いので受け入れています。

ついでなので、輪廻転生について。

輪廻の意味

輪廻は、人を含む生き物が亡くなったとき、動物などを含めた生類に何度も生まれ変わることを指す教えを意味します。命を持つものが生命の転生を無限に繰り返す様子を、車輪の軌跡に例えたことが輪廻の由来だそうです。

ちなみに、輪廻という言葉は、インドにおける「ヴェーダ」という思想の中や、仏教の聖典の「仏典(ぶってん)」の中に登場します。

転生の意味

転生は、「てんしょう」のほか、「てんせい」とも読みます。人の肉体が死を迎えた後、その人の魂は別の肉体に宿り、新しい人生を始めるという考え方です。つまり、転生は「生まれ変わり」そのものを指す言葉です。

輪廻転生の意味とは。

人は人に、ねこはねこに転生するかと言ったらそうはならない。死後、49日までに行き先が決まるのが仏教の教えだそうです。

49日という魂がこの世に彷徨える期間は、源氏物語にも記述がありましたね。

三島由紀夫の「豊饒の海」では、転生のタイミングとして亡くなった側が49日以内に転生しないといけない。転生先の新生児は生まれて確か49日以内でないといけなかった記憶。

だから、「推しの子」の星野ルビーは前世から四年も経っての転生なのでどこのルールで転生しているのかお聞きしたいところです。

話戻って、現世で悟りを開けないと六道と言われるいく先に仕分けられて、また苦しみを味わうことになるといいます。

悟りについても、愛という言葉と関係があるようですので、またあらためて。

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8月15日20:00から22:00に「本を読んでなくてもいい愛を語り合う読書会」を開催する予定です。
ご案内は、後日facebookにていたします。

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ここまで読んでくださった方にありがとうございます。

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こころざし創研 代表
ティール・コーチ 小河節生
E-mail: info@teal-coach.com
URL: https://teal-coach.com/
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