大河内健志

感性を文字で表現する次世代派小説家。noteでは、スマホで気軽に読めて感動する物語を投稿します。 https://twitter.com/okouchi340045 ブログ:https://ameblo.jp/okouchi1959
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短編小説『君の若さに嫉妬する』

私がその騒いでいるグループの方を見ていて、気にしているのに気付いたのか、マスターが近くに来た。 「お騒がせしてすいません。この前、貴島さんに絡んでいた若者がいま…

短編小説『遠くを見つめる瞳に嫉妬する』

花火って、すごく綺麗。 こんな風にビルの間から、遠くの花火を見ることって素敵。 次々に打ち上げられる花火は、色々なパフェに見えたり、豪華なブーケに見えたりして、…

短編小説『彼女の瞳に輝く花火』

息も切らせず上がっていた花火は、一時間近くも経つとさすがに連発と闇の間隔が、長くなってきた。 隣の老夫婦は、その終焉を見ることに不安を感じたのか、早々に帰ってし…

短編小説『ビルの隙間の打ち上げ花火』

やっと、小川の土手に着いた。 風景が一変した。 空が広がった。 日の名残りは、入道雲を紫色に染め、西の空から徐々に朱色濃く塗り重ねていた。 まだ手付かずの東の空…

短編小説『声に出さない歌を聞いてくれる人』

二人並んで歩いている。 しばらくの間、 お互いに黙ったままでいる。 声には出さないけれど、ワタシはオトーサンにずっと話しかけている。 初めて会って、喫茶店で話を…

短編小説『悲しくなるほど、美しい』

暫く歩いて住宅街を抜けると、小さな町工場や倉庫が立ち並ぶ、殺風景なところに出た。 そこを通り抜けないと、花火の見える小川の土手にたどり着けない。 干からびたアス…