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タイ徒然日記 〜ワット・アルン

只今、雨季のThailand。激しい雨が降って道路が冠水したり、川が溢れたり心配な季節ですが、今日は珍しく1日中晴れて、お出掛け日和。お出掛け日和なのかな?…とても暑かったです。

まず、来月行われる王室御座船パレード(ロイヤルバージ) のリハーサルチケットを受け取りに、海軍オフィスへ行って来ました。
そのまま向こう岸へ船で渡り、ワットアルンにも行って来ました。


ワットアルンといえば、三島由紀夫の「豊饒の海」4部作の3部目の「暁の寺」の舞台となったお寺。
チャオプラヤー川沿いに建ち、10バーツ硬貨に描かれていて、観光客にも大人気のお寺です。

今日ワットアルンへ来た目的は、
ラマ2世像へのお参り。 タイに来て3年目から自分の中のルールが出来ました。「自分は、タイに住まわせてもらっている」「王様の許可を頂けたから暮らすことが許されている」と考えるようになり、ビザを貰う前後はラマ1世から9世まで、必ず王様の像へお参りに行くようにしています。


ラマ2世像

基本的には、必要な書類や条件が揃っていればビザは取れるのですが、私は毎回、何かしら問題が起こるという…。きっと前世でタイに相当悪い事をしたんじゃないかと思っています。そんな気持ちも加わって、ビザを貰った後はお礼のお参りをするようにしています。

思い込みや、気にし過ぎるのは良くないですが、自分の中でルールというか、落し所を持つと一方で気に病み過ぎず、良いと思います。

私は、悪い方へ悪い方へと考えるタイプで、起こってもいない事を「もし〜だったら」と、心配してばかりいたのですが、周りのタイ人から

「どうして起きてもいない事の心配をするの?」

と、何度も何度も注意されました。

前世で悪い事をしたせいで、私は毎回ビザで苦しめられてる
→罰が当たってるんだ
→もしビザ取れなかったらどうしよう
→もうダメかも。
こんな考え方でしたが、ウザがられ、注意され続けた結果

前世で悪い事したから毎回ビザで問題起こるんだ
→謝って許してもらおう
→全部の王様に謝ったから、もう大丈夫だね
→色々問題起きたけど、最終的にはビザもらえたし、意外と強運だよね、私。

と、ビザに関しては王様へのお参りを自分の中での気持ちの落し所にし、ムダに心配したり、深く悩む事もなくなりました。

マイペンライなタイ人を見てると、もう少し悩んだ方が良いよ、と思う事もありますが…。


実際、心配事のほとんどは起こらないし、悩んでも解決しない事の方が多いです。


タイ人のように、問題は起きてから考えればいいや、と思えるようになれば強いです。しかし、強さと引き換えに何かを失う可能性もあるかもしれません。

วัดอรุณ
📍158 Thanon Wang Doem, Wat Arun, Bangkok Yai, Bangkok 10600

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