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番外 こんな本を読んできた 5 高校で読んだ本

『こんな本を読んだ』の番外篇として、私がこれまで読んできた本について書いています。なにかの参考になればうれしいです。第五回は高校で読んだ本。

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高校では、受験勉強でいそがしかったはずですが、けっこう読んでいます。入学当時は理系志望でしたが、とちゅうで文系にかわりました。大人の事情です。女子にはもてませんでした。


日本文学では、まずは安部公房。SF好きなこともあって、『第四間氷期』から入りました。『砂の女』『他人の顔』『燃えつきた地図』なども読みました。ほかは昭和期の作家、太宰治・大岡昇平・北杜夫などなど。当時芥川賞を受賞した庄司薫もよく読みました。

かわったところでは安部次郎の『三太郎の日記』。哲学・美学的な本といえますが、わかっていたかどうか。斎藤茂吉の『万葉秀歌』も休み時間に読んでいました。

古典では、『宇治拾遺物語』というのを原文で読んだ記憶があります。説話物語集で、むずかしくはありません。あとは、源氏を少し。

海外文学では、ヘンリー・ミラーなどというかわったものを読んでいました。

SFは小松左京のものが中心。ほか、『SFマガジン』を購読しておりました。まちがえて『SMマガジン』を買ったことがあります。何が何だか分かりませんでした。ウブだった。

自然科学系では、寺田寅彦のエッセイや、生物系が中心。物理系は教師がキライだったので成績が悪く(いいわけです)、あまり読んでいません。

マンガは、永島慎二の『フーテン』。これにはなかなかヤラレテおりました。

高校卒業後、大学入学までのあいだに、三島由紀夫の『豊饒の海』四部作を読了しました。



【こんな本を読んできた 目次】

1.小学生までに読んだ本
2.小学校低・中学年で読んだ本
3.小学校高学年で読んだ本
4.中学生で読んだ本
5.高校で読んだ本
6.大学で読んだ本
7.大学卒業後に読んだ本(1)
8.大学卒業後に読んだ本(2)

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