番外 こんな本を読んできた 4 中学生で読んだ本
『こんな本を読んだ』の番外篇として、私がこれまで読んできた本について書いています。なにかの参考になればうれしいです。第四回は中学生で読んだ本。
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中学のころは、高校受験と暴力教師の記憶ばかりで、楽しかったという思いがありません。暗闇の中にいたようで、思い出したくもありません。どんな本を読んでいたかも、くわしくはおぼえていません。女子にはもてませんでした。
中1で漱石の『草枕』を読んでいます。たぶん、なんにもわからなかったはず。また、ドストエフスキーの『罪と罰』を読みました。こちらは理解できました。どちらも、いままでになんどか読み返しています。
漱石は『こころ』や『坊ちゃん』『三四郎』どまりです。自宅に、おばが置いていた日本文学全集があり、谷崎や川端などの小説を断片的に読んでいました。『痴人の愛』や『眠れる美女』を興味本位で読んでいたんだと思います。松本清張をよく読んでいたのもおぼえています。
海外文学では、トルストイの『戦争と平和』も挑戦しましたが、途中で挫折しました。おもしろく感じなかったのでしょうね。ほかには『チボー家の人々』も読みましたが、全部は読んでいません。
文庫や新書を読んでいた記憶があまりありません。多分、学校の図書室で単行本を借りていたのだと思います。
マンガでは、白土三平や石森正太郎(のちの石ノ森章太郎)の初期作品など。ウルトラQ、ウルトラマンが中学のときにはじまっています。仮面ライダーはずっとあと。
どういうわけか、自然科学系の本の記憶が少ないのですが、理由はわかりません。
【こんな本を読んできた 目次】
1.小学生までに読んだ本
2.小学校低・中学年で読んだ本
3.小学校高学年で読んだ本
4.中学生で読んだ本
5.高校で読んだ本
6.大学で読んだ本
7.大学卒業後に読んだ本(1)
8.大学卒業後に読んだ本(2)
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読んでいただけただけでうれしいです。