ナイルパーチの女子会

ナイルパーチの女子会(本の感想)

とても久しぶりに心を動かされる本に出合った。
確か中学性の時に読んだ辻村深月さんの『オーダーメイド殺人クラブ』に匹敵するくらいの衝撃だった。あの時は読んでいてくらくらするような感覚があった。今回のはひりひりだ。
柚木麻子『ナイルパーチの女子会』という本だ。この作家さんに対して私が持つ印象は、『ランチのアッコちゃん』でよくあるタイプで面白くない、『奥様はクレイジーフルーツ』で性をあっけらかんと扱うこ

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嬉しいです!反応していただきありがとうございます。
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あなたも私もあの魚~『ナイルパーチの女子会』からの「明日も元気でね」みたいな(笑)~

「置かれた場所で咲きなさい」なんて言葉が流行った時がありましたが。
私たちは今どんな水槽で泳いているんだろう。
家、会社、心おける場所。泳げてますか。気持ちよく。
2015年に柚木麻子さんの山本周五郎賞受賞作の『ナイルパーチの女子会』が面白かった!
私たちが生きていて見て見ぬふりしたいししてる自分自身を
ニコニコとぐさぐさと突いてきて、でも、なんだか生きる力をくれました。
ふわふたしたガーリーな表

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ありがとうございます☺! なにか伝わっていますようにm(_ _)m
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[本棚に魚本]ナイルパーチの女子会 (小説)

『ナイルパーチの女子会』 柚木麻子著 (文春文庫)

珍しく小説のご紹介。
元々友達のいない主人公が、女の怖さや女性同士のドロドロを描いた作品で、好き嫌いは分かれそう。
私にとっては、主な登場人物全員にイライラするのに何故か読むのがやめられない本だった。

さて、タイトルにあるナイルパーチ。
アフリカに生息する大型の淡水魚で、アフリカの川が舞台の自然系ドキュメンタリー番組や、巨大魚がテーマ

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魚の事をずっとスキでいてね。
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ナイルパーチの女子会-人間すべて水の中

あらすじ程度のネタバレあり。

著者:柚木麻子

商社で働く女、栄利子。2年間毎日追い続けている主婦ブロガー翔子と出会い、二人はどこか息苦しい人生に友情を見つけ出す。
しかし実は、栄利子は激ヤバストーカーだったのだ!
勿論拒否られる。ついでに同僚と寝たことがその婚約者にばれ、すげ~ことになる。(もちろん婚約者もヤベ~奴)
そして翔子もヤバいやつだし、出てくる女はだいたい全員ヤバい!
ヤバ・女・スト

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柚木麻子『BUTTER』(新潮社)

2017年の読書記録。

柚木麻子『BUTTER』(新潮社)読了。木嶋佳苗をモデルにした梶井真奈子と、彼女のインタビューを取ろうとする週刊誌記者里佳のぶつかり合いの物語、に、途中から第三の主役も浮かび出て、物語の展開が全く読めない。これは柚木麻子の4回目の直木賞候補作で、そろそろあげようよ、とも思うが、余りに肩に力が入りすぎている感じで、読んでいてちょっと疲れる。彼女が描こうとしているのは、一貫し

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是非他の投稿も読んで下さいね!
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