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主に読書記録、展覧会鑑賞記録、マラソン・ウルトラマラソン完走記録など。その他の興味分野は、ヴァイオリン、オーケストラ、ビーズ、観劇、ガレット・デ・ロワ、顔ハメ、乗り鉄など。

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      過去に訪れた美術館や美術展の記録を残しておこうと思ってマガジンにしました。

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    このnoteについてなど(eneoの簡単な自己紹介とインデックス)

    (2022年8月2日これを記す) noteを始めたのが2018年10月だったので、4年近くたちました。 昔はウェブ上のホームページで毎日日記を更新していて(ホームページビルダで書いていた)、その後SNSに移り(当初mixi、その後Facebook)、友達だけ公開で身近なことを書いているのですが、本の感想などは、友達以外にも読んでもらえるといいな、と思って、noteのサービスを使ってみることにしました。普通のブログと違って、画面がシンプルで、使い勝手もいいのですが、過去記事

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      • 近藤史恵『エデン』『サヴァイヴ』(毎日読書メモ(419))

        近藤史恵のサイクルスポーツもの。『キアズマ』は前にあげてある(ここ)。『サクリファイス』(新潮文庫)の衝撃、感想文が見つからないので当時の驚きを紹介できないが、その後のチカの物語を幾つか。 近藤史恵『エデン』(新潮社→新潮文庫):『サクリファイス』に圧倒された後、待ち望んでいた続編をようやく読む。ミステリーの真相としては『サクリファイス』ほどの驚きはなかったが、しかし、フランス人固有の文化、価値観がきちんと説得力をもって描かれ、今回の事件の真相もまた、わたしの知らない世界の

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        • 静嘉堂文庫美術館@丸の内、響きあう名宝―曜変・琳派のかがやき―

          世田谷の結構不便な場所にあった静嘉堂文庫美術館が丸の内に移転してきた。新装開店の展覧会「響きあう名宝ー曜変・琳派のかがやきー」展は昨日から開始。静嘉堂で持っている国宝7点全点展示、という触れ込みだが、実際は前期だけの国宝もあり、一度に全点見るなら前期のうちに!(前期は11月6日まで)。 三菱一号館美術館のあるブリックスクエアと、丸の内仲通りをはさんだ向かい、マイプラザの中に、明治生命館という古い建物が保存されており、その明治生命館の中に、美術館が新設された。日時予約制。中に

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          • 庄野潤三『逸見小学校』(毎日読書メモ(418))

            逸見は神奈川県横須賀市の地名。京浜急行に逸見という駅があります。 大好きな庄野潤三さんが2009年に亡くなって、この本が出たのが2011年だった。新作が読めなくなった寂しさを感じていた時期に、発掘された旧作もまた愛しい。 もう新作は出ないから、発掘された原稿も本になる。戦時中の若者の姿を描いた物語は、意外と雄弁に時代の現実を物語っている。老年の夫婦の物語よりも、リアル、きれいごとでなく、従軍する若者たちの姿が見える。勇ましくもないし、人間関係もどろどろ(どろどろは言い過ぎ

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            米澤穂信『折れた竜骨』(毎日読書メモ(417))

            米澤穂信『折れた竜骨』(東京創元社 ミステリ・フロンティア、現在は創元推理文庫で上下巻)の読書メモ。古典部シリーズを読み、小鳩君シリーズを読み、『さよなら妖精』に泣いた後、たどり着いた『折れた竜骨』は、それまでの作風から想像もつかない、中世ヨーロッパを舞台とした骨太のミステリ。 タイトルの意味は本当の最後にしかわからない、そしてその意味するところが胸に痛い...。中世ヨーロッパの、日本人の出てこない世界の設定で、登場人物一覧を見たときはクラクラしたが、読んでいると割とすっと

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            『オリーヴ・キタリッジの生活』『オリーヴ・キタリッジ、ふたたび』(毎日読書メモ(416))

            エリザベス・ストラウト作、小川高義訳『オリーヴ・キタリッジの生活』(ハヤカワepi文庫)、『オリーヴ・キタリッジ、ふたたび』(早川書房)を読んだ。 昨年、『オリーヴ・キタリッジ、ふたたび』が刊行されたときに北村浩子が「週刊文春」に大変魅力的な評を書いていて(魅力的、というか、評者がどれだけこの物語が好きか、という愛に溢れていた)、初めてこの本の存在を知ったのだが、1冊目の『オリーヴ・キタリッジの生活』が文庫化されているのを知ったので、まずそちらを読み(しかし文庫本でも1000

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            『ふしぎ駄菓子屋銭天堂15』(廣嶋玲子・jyajya)(毎日読書メモ(415))

            廣嶋玲子・jyajya『ふしぎ駄菓子屋銭天堂15』(偕成社)、今回も一気読み。ネタバレあるのでまっさらな気持ちで読みたい方は注意。 14巻の終わりで、六条教授のやり方に疑問を持った、元研究員関ノ瀬さんが紅子にタレコミ。六条教授の研究所は銭天堂をつぶそうとしている、と紅子の科白の中で明記されている。 14巻では具体的なやり方は書かれていなかった、銭天堂を陥れようとするやり方、それは、偽の魔法グッズを作って、それを貰った人がひどい目に遭って、銭天堂について悪い噂を流布させる、と

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            米澤穂信『ボトルネック』(毎日読書メモ(415))

            米澤穂信『ボトルネック』(新潮文庫)の読書メモ。 予想以上に切ない物語。パラレルワールドで出会った、大好きな女の子は、その世界に存在しない自分のことは知りもしない。そして、元いた世界での自分の負の性質が、自分の世界を負のスパイラルに入れているかのように、パラレルワールドを体験したことで感じてしまう。なんて哀しい、なんて切ない。 この小説のテーマは物事の明るい面を見て、強く生きるようにすれば世界は変わる、なんだろうか? あまりに読み終わって哀しかったんだけれど...。 金沢小

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            湊かなえ『少女』(毎日読書メモ(414))

            湊かなえ、『告白』を読んだ後、もう1冊読んでみよう、と思って、『少女』(双葉文庫)を読んだ時の記録。 湊かなえ2冊目。『告白』があまりに救いのない物語だったので、構えて読む。人が死ぬところを見たい、という動機で行動する少女の物語はまた人の悪意ばかりをクロースアップした小説になるのかと思ったら、最後はなんとなく性善で終わる。あ、そう来るか、と逆に驚く。先入観に翻弄されてはいかんな。(2012年6月の読書メモ) これまでに上げた、湊かなえの読書記録。 告白 山女日記、物語のお

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            弓削尚子『はじめての西洋ジェンダー史』(毎日読書メモ(413))

            新聞で紹介されていた弓削尚子『はじめての西洋ジェンダー史 家族史からグローバル・ヒストリーまで』(山川出版社)を読んだ。大学でのジェンダー史入門の講義録を元に、西洋(主にフランス、イギリス、オランダ、ドイツ辺りを中心とした地域)における家族史、家族の構成員それぞれの家族の中での役割、性別とジェンダーによる、世界の歴史の中での役割、そしてグローバル・ヒストリーを取り扱い、世界の連関性の中での西洋のジェンダーについて考察されている。 大昔、大学の史学科で勉強を始めた頃に、史学概

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            ART BAY TOKYO ART FESTIVAL

            連休後半初日。台風で、遠出する予定がキャンセルになったので、お台場にART BAY TOKYO ART FESTIVAL 2022を見に行ってきた。国際展示場駅前にレアンドロ・エルリッヒの「THE PRINT-痕跡」というインスタレーションと、後藤映則「Heading」というインスタレーション。そこからビッグサイトに行って常設のパブリックアートを見て、東京国際クルーズターミナルで高橋信雅のウォールアート「臨海副都心ユニバース」見て、最後に東京テレポート駅前でULTRA STU

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            レアンドロ・エルリッヒ「交通渋滞」

            2022年8月、千葉の海浜幕張で行われた音楽イベントサマーソニックの会場で、文化庁主催のアートフェスティバルも開催されていた。その目玉だったレアンドロ・エルリッヒの「交通渋滞」、サマソニ終了後も数日間砂浜に残っていたので写真を撮ってきた。 片側2車線の道路に様々な車が、ぎっしりと並び、車種も沈み具合もそれぞれ。水で固めた砂をぎゅっと型押しして作製したらしいが、圧倒的な存在感だった。 スマホで撮った写真で全貌を伝えることは難しいが、夕暮れ時の奇跡、みたいな体験だった。 #美

            サントリーホール、須田悦弘のブルーローズ

            NHK交響楽団のB定期を聴きにサントリーホールへ。入って左側の、エスカレーターのない階段、あまり使わないのだが、踊り場で、小ホール(ブルーローズ)の上の壁に取り付けられた青い薔薇に気づく。 こんなところに取り付けられてるの、須田悦弘に決まってるやん! サントリーホールの小ホールに、ブルーローズという名前が付いたのが2007年。たぶんそれ以来、この須田悦弘作品も取り付けられていたのだと思うのだが、15年間も気づいてなかったのか。不覚。 須田悦弘の彫刻作品は、朴の木を削って

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            『ふしぎ駄菓子屋銭天堂14』(廣嶋玲子・jyajya)(毎日読書メモ(412))

            廣嶋玲子・jyajya『ふしぎ駄菓子屋銭天堂14』、先が気になってまたすぐ読んでしまった。(ちょっとネタバレ)この巻でもまだ、六条教授は紅子と直接対決していない。届くようで届かない敵(敵なのか?)の攻略法をあの手この手で考え、潜伏捜査続く。 幸運のお客さまたち自体は、その六条教授の策略により、悪い影響を受けることはない。しかし、六条教授たちのばらまいた小銭が確率高くその日の幸運のお宝になるのは何故でしょうね? 神社のお賽銭を両替で受け取ってきてそれを配っていたようだけど、お賽

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            小谷田奈月『リリース』(毎日読書メモ(411))

            三島賞を受賞された頃から気になっていた小谷田奈月さんの作品を初めて読む。って、小谷田さんが『無限の玄』で三島賞とったのは2018年、4年もたってるよ。遅すぎ。そして、2017年に三島賞候補になったのが今回読んだ『リリース』(光文社、のち光文社文庫)である。(『無限の玄/風下の朱』は筑摩書房刊、文庫になってないのか、と思ったら今月ちくま文庫に入るらしい)。『風下の朱』は、芥川賞候補になっているが、うーん、今回『リリース』を読んだ印象はあんまり芥川賞っぽくない...いつか、ドゥマ

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            『ふしぎ駄菓子屋銭天堂13』(廣嶋玲子・jyajya)(毎日読書メモ(410))

            廣嶋玲子・jyajya『ふしぎ駄菓子屋銭天堂』、12巻から現れた新キャラ六条教授が、銭天堂にとってどんな敵となるのか、気になって、続けて13巻を読む。表紙の紅子はちょっとおすましさん、だけど逆光でちょっと妖しい翳が。 六条教授は、紅子やよどみのような超常的存在ではない。だから自分自身が銭天堂に辿り着けたこともないし、研究所のスタッフたちも銭天堂に行けていない。しかし、人海戦術で、大量の小銭を用意して、それを知り合いとかアルバイトスタッフとかに配り、それを用いて銭天堂の幸運のお

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