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【恋愛】男女のすれ違い原因を23歳が考察

どうも。『花束みたいな恋をした』をみて大号泣して、主題歌の『勿忘』を狂ったようにリピートしているフリーライター・彅野アンです。先週「菅田将暉好きだし、見に行ってみるか〜」と軽い気持ちで見に行ったら、心にグッサグッサ刺さってくる内容でしばらく余韻が抜けていない。

何かが学べそうで掴めない、そんな感覚がずっと続いていたのだが、たまたま見ていたドラマ『ナイルパーチの女子会』のあるシーンがきっかけで、胸のつっかえが取れたような気がした。

今日はわたしの自己満足noteになってしまうかもしれないが、「なんで恋人たちはすれ違ってしまうのか」を1人の女性目線で書いていこうと思う。


⚠️以下『花束みたいな恋をした』と『ナイルパーチの女子会』のネタバレ含みます⚠️


『花束みたいな恋をした』では、タイトルの“過去形”からわかるように最終的に2人は別れてしまう。同棲までして仲良く4年間暮らしていたのに、別れの原因となったのはちょっとしたすれ違いと、価値観のズレだった。いや、正確にはすれ違いが起きても見てみぬふりをしていたり、価値観がズレたことに対してフォローをしなかったからなのだが、そもそもなんですれ違いが起こってしまうのかが疑問だった。

だって同じ部屋で同じもの食べて、趣味も同じで、どこにすれ違う要素があるっていうの?って思っちゃったのだ。

『ナイルパーチの女子会』は、今クールで土曜に放送されているドラマ。水沢あさみさんと山田真歩さんがダブル主演のように描かれており、今回わたしが「ぐさっ」ときたのは、山田真歩さんと夫がすれ違うシーン。

山田真歩さんは等身大の主婦日記を書いている普通の女性。しかし周りのインフルエンサーや「本を出してみない?」という編集者からの打診に、徐々に染まっていってしまう。

今までは夫と等身大の生活をして満足していたのに「読者のため!」「日記を待ってくれている編集者さんのため!」と、日記を更新する目的が迷走してしまい、夫から「俺は日記のための道具じゃないよ」と言われてしまうシーンがある。


正直な感想。あっまた、ここの男女もすれ違った。


すれ違いをこんな短期間で見たせいもあるかもしれないが、すれ違いについて時間をかけて考えることができた。

わたしが思ったのは、新しい価値観や今までの自分になかった考えに染まるのが容易なひとほどすれ違ってしまうのかも、ということ。自分はその変化が楽しかったり、プラスに捉えていても恋人やパートナーはついてこれない場合が多い。

「妊娠・出産して母性が芽生えて、子供ファーストの考えに変わった」ということならわかるが、自分が知らないところで知らない人やものから影響を受けて、性格や大切にしていることが変わってしまったら、そりゃあすれ違いも起きるよなと思った。

だから「恋愛は若いうちにたくさんしろ」と言われるのかもしれないし、自分の価値観が定まってからでないと安定した恋愛ができないのかもしれない。ヒヤヒヤドキドキする恋愛も面白いんだけど、23歳のわたし個人の意見としては「相手を動揺させるような変化はしないで!」と思ってしまうよね。

インドア派だった人がいきなりアウトドアに目覚めたり、正社員で安定した生活をしていたのに、いきなりバンドマンになる!と言い出したり。いや悪いことじゃないんだけど、好きになったのが「インドアのあなた」であったり、「安定した生活を楽しんでいたあなた」であった場合は、こちらが変化についていけないんだよね。

もちろん「インドア」や「生活の安定」で相手を選んでいたわけじゃないんだけど、好きな人の好きなところが変わってしまうのは悲しくなってしまうんだよなあ、としみじみ思った。


この疑問がスッキリしたからといって何も起きないのだが、わたしも相手を動揺させてしまいそうな変化には注意しよう、と思っている。2人で変えていくじゃなくて、1人でどんどん進んでいってしまうのは、やっぱり向き合ってないから上手く続かないよな〜と実感した。
わたしも気をつけていこうっと!

たくさん映画やドラマの話を出してしまったので、余談を挟みます…!

今季のドラマ、めちゃくちゃ「書く」ことについて取り上げられているので観ていてすっごく楽しい!

『ナイルパーチの女子会』は、主婦日記を「書いて」

『オー!マイ・ボス!恋は別冊で』では、雑誌を作るために編集者が「書いて」

『書けないッ!?~脚本家 吉丸圭佑の筋書きのない生活~』では、ドラマ脚本と小説を「書いて」

『ウチの娘は、彼氏が出来ない!!』では、これまた小説を「書いて」

といった具合に言葉が取り上げられまくっています!ドラマ&言葉が好きな人、ぜひご視聴ください〜!


彅野アン(なぎのあん)

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