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福岡市で塾講師をしています。担当科目は数学、物理、化学です。元プロ家庭教師です。成績U…

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福岡市で塾講師をしています。担当科目は数学、物理、化学です。元プロ家庭教師です。成績UPの戦略的な話が好きです。合格実績は、京都大(工)、山口大(医・医)(複数)、鹿児島大(医・医)、産業医科大(医・医)(複数)、宮崎大(農・獣医)、九州大、他は九州の国公立大や福岡大などです。

マガジン

  • デジタル化は、たぶん人をダメにする

  • 医学部関連記事のまとめ

  • 一般入試が終わった世界を考えてみた

  • 多くの人に読んでもらいたい、おススメ記事

  • 私たちがこの30数年で失ったものを問う

    「今」と「30年前」とは何が変わったのか。時の変遷を通して、何がわかるのかを考えていければと思い、記事を作成しています。

最近の記事

どうでもいいけど、割とショックだったこと【今の時代、若者みんなが共有できるエンタメってあるのかな?】

勤務塾には、九大など地元の大学に通うOBやOGの皆さんがアルバイトで助っ人に入ってくれています。 そんな中、講師をしてくれている大学生が個別指導の授業の後、生徒さんと雑談をしていました。その時、彼が衝撃の一言を発しました。 「俺って、YOASOBIってほとんどしらないんだよね~」 えっ? 人間は、年齢を重ねると、新しい音楽を受け付けなくなるという説があります。これは、おじさんになった今、とても納得のいく説でもあります。 しかし! YOASOBIは別。 彼らの音楽は、

    • 塾講師を悩ませる○○ベースの××××××気質の受験生対応の難しさ【私が出した結論は・・・?】

      塾講師として、いろんな受験生のマネジメントをしてきましたが、やはり性格的に難しさを感じる受験生というのは、一定数おられます。 今回は、そのような受験生について書てみます。 私が対応が難しい感じる受験生とは、「感情ベース」で行動をとってしまう方です。お気持ち次第で、いかようにも行動が変わってしまうタイプです。 このようなタイプの受験生は極端に言えば、昨日と今日とでは考えていることが180度違うということなど珍しいことではありません。 人間は感情をもつ生き物ですが、一方で

      • レバノンの通信機器爆発事件は、もしかしたら「世界を変えるかもしれない」という「妄想」を書いてみる【中国製品というオルタナティブの現実味】

        レバノンで発生した通信機器の爆発事件。近未来のSF映画のような出来事が現実になっているという事実に震撼しています。 あまりに露骨な英米のイスラエル贔屓が、結果としてネタニヤフ政権を増長させてしまった点は間違いのないところなのでしょう。 その点においては、次期アメリカ大統領が誰になっても、この状態は継続されることはほぼ確実なのだろうと私は理解しています。 そんな中、中国出身で、日本でビジネスをされていた方(現在は帰国)が次のような投稿をされておられます。 真贋はもちろん不

        • 「想定」思考は、○○を極限まで追求しない限り危険な思考となりうるのでは?【大阪万博の休憩所は、ダメな意匠だと思う理由】

          話題になった大阪万博の休憩所。私も記事にしていますが、 炎上とは言えないものの、かなり批判的に多くの人が指摘しています。私もその一人ですが、その後も、この休憩所はそのまま整備が続いているようです。 そんな中、↓のような指摘がありました。 三菱重工長崎造船所に掲げられている注意喚起の標語のようですね。 書いてあることは、至極当たり前のことです。 わかっていない人はいない。 しかし、三菱重工の方々はこれをあえて掲げている点に現場の知見があるとみるべきでしょう。 人は、危

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        • マイナンバーカード問題に潜む恐ろしい「思考」
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        記事

          選択的夫婦別姓をチョイスする小泉進次郎さんの「悪魔的センス」に震撼する(その2)【分断統治こそが小泉政権の最大の果実】

          自民党総裁選挙で、小泉進次郎さんが選択的夫婦別姓制度を実現させるべき課題だと主張されている点について考えています。 前回はこちら。 今回は、自民党にとって、選択的夫婦別姓制度は、自ら開けてはならないパンドラの箱であったはずなのに、小泉進次郎さんがあえてこのイシューをぶつけたことの意味を考えたいと思います。 ほとんど私の「妄想」ですので、あらかじめお断りしておきます。 戦後日本経済の歴史は、人口という点で説明できるとされています。人口=市場という側面があり、一定数の人口

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          今から思うと納得感のある「資(すけ)さんうどん」のある出来事【すかいらーくホールディングスによる九州の老舗うどん店の買収劇】

          北九州市を拠点に、地元から熱烈な支持を受けている資(すけ)さんうどんが、すかいらーくグループによって買収されるのだそうです。買収額は、240億円。今後、資さんうどんは、全国チェーンになっていくのでしょうか。 個人的には、あまり驚きはありません。 福岡の地場のうどん店で多店舗展開しているのは、 「ウエスト」「牧のうどん」などがありますが、ここのところの資さんうどんは明らかにこれらの店とは違う動きをしていました。 それが、システム化への投資です。 資さんうどんが、地元北九

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          「脱偏差値型進路指導」の良さと、それでも気になるある視点【長崎県立諫早高校の取り組みに思うこと】

          長崎県有数の進学校である長崎県立諫早高校が、脱偏差値型の進路指導(というか、教育方針)で成果を上げているという記事が出ています。 いろいろ考えさせる内容だと感じます。 多様な選択肢に対応するために、学校がいろんな取り組みをされている印象があります。 総合型選抜入試がひとつの入試の柱に育ったことのよさの一つではと思います。 それが、結果として普段の授業にも変化をもたらしたことは大変よいことではと思っています。 これについては、塾業界でも蔓延している「病的症状」だと思ってい

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          選択的夫婦別姓をチョイスする小泉進次郎さんの「悪魔的センス」に震撼する(その1)【彼がこのイシューを選ぶ背景について考える】

          先日、小泉進次郎さんについて書きましたが、取り上げたくなる発信をする方だなと感じます。これはやはり、天性のものなのかもしれません。 それはスター性という点もあるのだろうと思います。その要素としてミステリアスな部分を持つという点において、 で書いた、「誰かの操り人形ではないか」という疑念は、スター性を構成する要素の一つなのかもしれません。 そんな小泉進次郎さんが実現すべき政策として選択的夫婦別姓制度の早期実現をあえて「自由民主党の総裁選」でぶつけてきたことは、大変興味深い

          選択的夫婦別姓をチョイスする小泉進次郎さんの「悪魔的センス」に震撼する(その1)【彼がこのイシューを選ぶ背景について考える】

          「科学技術の覇権争いと教育」から考える「創造」の評価【アップヒルの中韓と日米の現実と教育の現在地】

          ヤフージャパンで次の記事が紹介されています。 内容は総合型選抜入試(AO入試)への評価ですが、それよりも、名門大学の入試制度が、ほぼAO入試となっているアメリカの教育レポートとして読むととても興味深い記事です。 日本人からすると、一体何をやってるの?と思う人が大半でしょう。 ただ、子を思う親心はこのようなことを必死にやってしまうものであり、見方を変えると美しいことでもあるのだと思います。 日本では、それが早期の塾通いであったり、苛烈を極める中学入試などとして反映するの

          「科学技術の覇権争いと教育」から考える「創造」の評価【アップヒルの中韓と日米の現実と教育の現在地】

          そろそろ「カテゴライズ」しておきたいと思うインフルエンサーさんの「手口」【年末調整廃止の議論で出てきた「予想通り」の展開に思うこと】

          消費税減税に言及する候補が出たこともあり、かろうじて議論があるものの、世間に刺さる主張を残せない立憲民主党の代表選挙の空虚感をよそに、 「選択的夫婦別姓制度」「増税ゼロ」など与党であるがゆえにインパクトのある政策テーマを候補者が掲げる自民党総裁選挙。 メディアの権力びいきもあり、自民党は、総裁選挙を通じて、したたかに国民の反応を探っているという何とも大人の対応をしている印象があります。 そんな中、関心をつかんだと思われるひとつが、河野太郎さんの掲げる「年末調整廃止」でし

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          今後起こるであろう、労働者のいない社会の現実味【熊本県のあるラーメン店閉店の記事に思うこと】

          毎日新聞が、興味深い記事を発信しています。 それは、熊本県にある、とある老舗ラーメン店の閉店に関する記事です。 この記事とても、興味深いです。 それは、需要はあっても労働者の不足によって、撤退というこれまでの経済の常識とは別の力学が働いている現象が起こっているようだからです。 熊本県は、台湾の、というか、世界的な半導体メーカーTSMCの工場進出で湧きに沸いていると報じられています。 そのこともあり、 となるまでは、これまでの教科書通りの展開ですが、 ところが、

          今後起こるであろう、労働者のいない社会の現実味【熊本県のあるラーメン店閉店の記事に思うこと】

          九州の公立高校の体育祭文化に一石を投じるか【長崎県立長崎北高校の「新しい体育祭のカタチ」】

          長崎県立長崎北高校は、ラグビーの強豪校としても知られる長崎県有数の進学校です。 そんな長崎北高校が新しい試みを実施したとか。それが、「夕方から始まる体育祭」。この背景には、合理的な思考に基づく、校長先生の英断があったようです。 生徒さんたちの反応も当然のことだろうと思います。 九州の公立高校は、概ねこの時期に体育祭を実施します。 そのための準備は真夏に行われます。かつては、学校の教室に寝泊まりして準備していたとか、全校生徒ほぼ強制参加だったとかは、徐々に減っていったとこ

          九州の公立高校の体育祭文化に一石を投じるか【長崎県立長崎北高校の「新しい体育祭のカタチ」】

          小泉進次郎さんは「清家一郎」なのか。【『笑うマトリョーシカ』の主人公と重なる人物像。未知数な政治家だが、それは・・・プラス?マイナス?】

          TBS系列で放送されていたドラマ『笑うマトリョーシカ』。櫻井翔さん演じる政治家「清家一郎」は、誰かに操られているのではないかという謎を軸に展開する政治ミステリーでもありました。 原作本については、こちらで感想を書いています。 洋の東西を問わず、政治家が誰かの操り人形ではないのかという問題は古くて新しい問題です。 消費税減税が大事だと思う私には、与野党を問わず、「財務省の操り人形」である政治家がごまんといるいう視点になるのですが、それはともかく、党内の基盤が弱い若手政治家

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          【今日は「ゆる記事」】夏に思うこと。日本のりんごは、大きくないですか?【小さいリンゴの需要は、絶対にありますよ】

          西洋には、 An apple a day keeps the doctor away. という諺があるようです。 1個のリンゴは医者を遠ざける という意味だとか。 健康のこともあり、私は1年を通してりんごを食べています。 夏は季節外れになるので、国産のりんごはあまり見かけなくなります。 代わりに登場するのが、ニュージーランド産のりんごです。 私はこれがとても気に入っています。 理由は味も素朴でいいということもありますが、何といっても大きさが手ごろなのがいいです

          【今日は「ゆる記事」】夏に思うこと。日本のりんごは、大きくないですか?【小さいリンゴの需要は、絶対にありますよ】

          日曜日の本棚#45『アメリカの壁』小松左京(文春文庫)【SF界のレジェンドの冷徹な視点は、時代を超越し、私たちの課題を容赦なく突きつける】

          日曜日は、読書感想をUPしています。 前回はこちら 今回は、SF界のコンピューター付ブルドーザーとも言われる日本SF界のレジェンド・小松左京先生の『アメリカの壁』です。1977年発表の本作は同タイトルの作品を含む短編集です。 本作は、トランプ大統領誕生のとき、メキシコ国境に壁を作ると公言したこともあり、未来を予測したことで注目されたのだそうです。 壁を作ることを主張する大統領が空想の人物ではないという現代の視点で読むといろいろ興味深い作品でもあります。 作品紹介(文春文

          日曜日の本棚#45『アメリカの壁』小松左京(文春文庫)【SF界のレジェンドの冷徹な視点は、時代を超越し、私たちの課題を容赦なく突きつける】

          学歴は「ある」人が気にするものなのか、「ない」人が気にするものなのか。【学歴の恩恵を信じるという意味では同じなのかもしれないというお話】

          普段、日常生活を送る上で、ほとんど気にすることがないことの一つに学歴があります。 毎日のように仕事で、○○大学がどうのこうのという話をしていていながら我ながらあきれるほど学歴に興味がありません。 ちなみに、勤務塾の塾長の学歴すら気にしていません。担当されている英語のスキルや教授法などは、気になりますが、学歴は全く気になりません。 そんな私ですが、もちろん身近に学歴にこだわる人が存在します。 面白いのと感じるのは、それは、学歴が「ある」人であったり、逆に「ない」人であっ

          学歴は「ある」人が気にするものなのか、「ない」人が気にするものなのか。【学歴の恩恵を信じるという意味では同じなのかもしれないというお話】