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前代未聞?自民党総裁選、高市早苗さん勝利の前提の予定稿を「予定通り」公開します(^^;【やっぱり未来予測は難しくかつ面白い】

自民党総裁選で、石破茂さんが当選されました。本当に驚きの結末でした。
高市早苗さんとの決選投票となったと聞き、予定稿は予定通りだなと思っていましたが、まさかの結果。何があったのかは、今後メディアが一生懸命報じてくれるでしょう。それをしっかりと分析してみたいですね。

私は、高市早苗さんの当選を予想していました。せっかくなので、「予定稿」を予定通り、公開します。現実とは異なるパラレルワールドの未来をご堪能ください(;^_^A

それにしても、未来予測は難しい。でも、ダイナミックでも面白いと改めて感じています。

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自民党の新総裁に高市早苗さんが選ばれました。順調にいけば、大日本帝国時代を含め、この国で初めて女性首相が誕生することになります。
また、候補者9人のうち、女性候補が2人しかいなかった総裁選挙で女性候補が勝ったことも含めると、ひとつの側面として歴史的な転換点になったのは間違いないでしょう。

ただ、私は、歴史の転換点という点では、高市早苗さんが新首相となることで、今後自民党が自ら「閉塞的な政党」になったことが最大の転換点であると思っています。

それは、高市早苗さんが、終始、自分は安倍元首相の後継者であることを発言しつづけたからです。

その最たるものの一つは↓でしょうか。

これについては、中韓の反発は当然としても、状況次第では、アメリカの不興を買う可能性もあります。

しかし、ここまでアドバルーンを上げてしまった以上、有言実行は避けられないでしょう。「そこまでしても」安倍さんの後継であることをアピールしないとけない事情が高市早苗さんサイドにはあると思うからです。

今後、安倍元首相の遺影を背に支持者を繋ぎとめるための、その方向けのアピールは避けられず、そのことが外交だけでなく、経済への影響を受けながらも継続していかないといけないという「試練」が待っているように思います。

ただ、極右的な行動とも言える行動は、安倍元首相が天賦の才能に恵まれた稀代の政治家であったがゆえにマネジメントができたのも事実。大なり小なり安倍元首相を偶像崇拝としていく戦略は、早晩行き詰まりを見せるのはやむを得ないかなと思っています。

高市さんは、安倍元首相とは違う。

それが時間の経過とともに明確になっていくのは避けられないと思うからです。それは、高市さんがどんなに努力をされても難しいでしょう。高市さんは安倍さんではないのですから。

このままの状況では高市政権では、安倍さんが首相在任時よりももっと、右寄りの政治が行われるのは、「やむを得ない」ということは覚悟せねばと思っています。

ただ、それを若手の政治家、いわゆる安倍チルドレンと呼ばれる皆さんが受け入れることができるのかは一つの注目点です。彼らは、まだ選挙に強いとは言えない存在。

その点では、今後は高市首相の言動がどの程度、有権者との関係を結ぶのかはしっかりと見極めていく必要があるのでしょう。そして、それが選挙に影響が出るようであれば、足元から揺らぐ展開になることもありえそうです。

「安倍カラー」の継続か、縮小か、はたまた撤退かは、今後の高市さんのコントロール次第。
継続がうまくいった場合、自民党は随分と風通しの悪い政党になるのではと思います。

それは、結党以来あまり経験したことがない事態でもある。

それに自民党が耐えられるのか。この閉塞感は歴史的転換点になるのではと思っています。

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繰り返しますが、石破さんの勝利は、本当にびっくりでした。
自民党のどこに石破票が眠っていたのかとさえ思います。

政治家は、やはり選挙で動く生き物なのでしょうかね。

自民党の生存本能が石破さんに風を吹かせたのであれば、やはり自民党はしたたかな政党であると思わざるを得ません。

今後「安倍カラー」の脱色が進むのかどうか。
終始、安倍さんと距離を置いてきた石破さんの行動は大きな注目点になりそうです。



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