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2015年鳥獣戯画展

2021年に開催された「国宝鳥獣戯画のすべて」展については既に書いたが(ここ)、2015年に同じ東京国立博物館平成館で開催された「鳥獣戯画ー京都高山寺の至宝」展に行った時の記録も上げておく。


すごかったよ鳥獣戯画! 高山寺の理解も深まったし、湛慶の彫刻や国宝華厳宗祖師絵伝も面白かったし、もちろん鳥獣戯画は圧巻でした。しかし、一番有名な甲巻、11時40分に110分待ちということで並び始め、見終わったら14時だったんですが。130分で鑑賞正味5分? 混んでる日のピーターパン空の旅より凄まじい。列の途中でしゃがみ込んでる人散見。わたしは薄暗い照明の下、柚木麻子『ナイルパーチの女子会』という超場の雰囲気にそぐわない本をえんえん読んでました。くっ暗い。そしてショップにいったら鳥獣戯画マステは売り切れてました。しくしく。
外に出たら、入館70分待ち、甲巻110分待ちのプラカード出てました。待ち時間だけで3時間。
平成館前の池のうさぎや猿が可愛かった。あまりに疲れていて本館は割愛。半日がかりと聞いてはいたが、それ以上のものがあったよ、マジで。

で、これから行く人のために、対策メモも書いてみた。こんな対策、たった5年で用なし。当時はこんなに多くの展覧会が日時指定チケットになるなんて、想像もしなかった。

★対策:鳥獣戯画展★
今日まで前期、明日の休みをはさんで後期に突入する東京国立博物館の鳥獣戯画展、乙丙丁巻は、後期の展示の方が面白そうです。

同じ日に展覧会見に行った友人Sちゃんから対策コメをいただいたので情報共有します。

わたし:9:15東博着。行列について、館内に入ったのが10:00過ぎ。その時点で甲巻90分待ち。外で待っている間に50分待ちが70分待ちになっていた。そちらに行かずに最初から順路通りに展示を見る。鳥獣戯画以外を全部見て、甲巻の列に並んだ時点で110分待ち。しかし、結局、甲巻にたどり着いたのは2時間後。見終わって130分経過していた。
かなりよれよれ。東博を出たのが14時。

同じ日にもう少し早い時間に観覧したSちゃんの記録。8時20分に東博着。既に100人くらいいたけど、8時30分の開門まで外、その後移されて並んで9時40分ごろ入場。まずは鳥獣戯画甲巻。10分くらい待った。その後他の巻を見て、それ以外の展示を見た。その後インドの仏展も見てわたしより早く東博出発。

いただいた対策は
1 朝早く行って並ぶ
2 夕方ギリギリに列に着く
のどちらかです。

1は平日向け 土日はおすすめしない。高齢者が多い展覧会は朝はどんどん早くなるので注意。列が長くなるものから済ませる。
2は日曜日が特におすすめ。土曜日、金曜日はおすすめしない。若い人が多い展覧会はどんどん遅くなるので注意。

ということです。
見ようと思っている皆さん、ご参考に。


#美術館 #美術展 #東京国立博物館 #鳥獣戯画 #京都高山寺の至宝 #高山寺 #ナイルパーチの女子会 #甲巻

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