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大衆の無意識の飢餓感を射る
先日、NHK総合の「日本人のお名前」という番組で、歌謡曲(J-POPではない)のタイトルを取り上げていました。非常に興味深い内容だったのですが、その中でも印象に残ったのが、作詞家の阿久悠氏のこの言葉でした。
「大衆の無意識の飢餓感を射た時、曲はヒットする」
正確ではありませんが、概ねこのような内容だったと思います。「大衆の無意識の飢餓感」という表現はなかなか興味深いですし、全体としても的を射た
自分の「趣味」「好み」に縛られない創作が、自分を本当に生かす
coconalaというサイト(アプリ)があります。一応説明しておきますが、「スキルのフリーマケット」というキャッチコピー通り、デザインやイラストから占いまで、実に様々なスキル(それを持っている人達)が登録されています。例えば僕が名刺のデザインをしてくれる人を探しているとすると、デザインのスキルを持っている人を検索し、サイト上でお仕事をお願いすることができます。そこに僕も2つのスキルを登録しています
もっとみる批判の中にこそヒントがある
「クレーマー」という言葉があります。言わずと知れた、商品やサービスについて文句(クレーム)を言う人達のことです。僕は演劇公演という形でお客様にお金を払っていただき、舞台をお見せしているわけですが、当然好意的な反応ばかりではありません。公演では毎回アンケートをお客様に書いていただいています。お褒めの言葉がある一方で、厳しいご意見やきついお言葉が書かれたものも多々あります。芸術作品ですから好み問題が絡
もっとみるクリエイターの4つのテーマ その4
令和初投稿です。それがどうした!という感じですが…。
これまで3回書いてきましたが、神奈川県厚木市を拠点として活動する「クリエイターズ!エンタテインメント」の配信番組「クリエイターズ!エンタテインメントFM」の平成最後のゲストとして、演劇にフォーカスしたクリエイター事情を話してきました。今回が最終回です。
【テーマ4 クリエイター活動をする上での資金の話】
これは前回もしていたのですが、この回で
クリエイターの4つのテーマ その2
前回の続き、クリエイターズ・エンタテインメントのFM番組で話したクリエイターについてのお話です。実際の放送(配信)は間もなくでしょう。
あの時に話し切れなかったことをこちらに書くという企画の2回目です。
【テーマ2 クリエイターをしていてよかったこと】
…と言われてもねぇ、と一瞬絶句した質問です。気が付いたらなっていたという感じでしたから、今でも「クリエイターになったんだ!」という実感が実はあま
クリエイターの4つのテーマ その1
お久し振りの記事です。
先日、NPO法人クリエイターズ・エンタテイメント(略称クリエン)が4月から配信を開始するFMラジオ番組の収録に行ってきました。いつも経営コンサルやFavorite Banana Indiansサイトの管理等でお世話になっている、小塚ツルギさんが関わっている、厚木にあるNPO法人です。週に1回配信される予定ですが、それを1ヶ月分まとめて録ってきました。週ごとに1つずつテーマが
「王道」と、受け入れられる「尖ったもの」
2019年初めてのnote 投稿です。本当に今更ですが、今年もどうぞ宜しくお願い致します。
記念すべき2019年第1回目のテーマに相応しいかどうかは分かりませんが、先日ある女優さんと話していて考えたことを1つ。彼女は劇団四季やディズニーが好きという、僕とはまったく正反対の人です。その人が誘われてとある人の芝居に出ました。僕が書くくらいですので小劇場の芝居です。その作品はかなり尖っていて、表現方法も