全ての物質は時間と共にやがて朽ちる。しかし、増減こそすれど価値まで失わない「お金」は、「複利」と並ぶ人類史上最大の発明品といわれる。
20世紀初頭に「自由貨幣」を提唱したドイツの…
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2021年11月の記事一覧
お金の共通認識から、成長と分配を考える
前回、成長と分配に関する論考を行い、成長がなくても配分でき、従って、GDPの成長と国民に分配できるかには直接は関係ないことを書きました。
ここでお金についての基本的な疑問を4つ提示しました。これらの疑問に関する共通認識がない状態で、お金に関する議論をやっても意味がない、と思われるぐらい基本的な問いです。実は、私自身が以前は分からなかった疑問でもあります。
前考では、この答を書きませんでした。答
仏教から学ぶ「新しい資本主義」
column vol.473
昨日は「地球経営」という視点で話をさせていただきましたが、仏教の教えを経営に活かすという試みもあるようです。
〈日刊ゲンダイ / 2021年11月6日〉
仏教の教えを経営者向けに活用しようとする経営塾「寺子屋経営塾」が、コロナ禍の中で立ち上げたにもかかわらず、会員を増やしているとのこと。
代表を務めるのは、真言宗僧侶の足立信行さん。
高野山真言宗総本山で修行
環境を守る目標を達成しないと金利が上がる「サステナビリティー・リンク・ボンド」
チャーリーです。
1年間、ビジネス誌「THE21」で連載した内容を特別に公開許可いただいたので、1つずつ記事にすることにしました。
この記事では、環境を守る目標を達成しないと金利が上がる社債「サステナビリティー・リンク・ボンド」を図解と文章で紹介します。
サステナビリティー・リンク・ボンド環境目標に連動する「社債」の一種だが……
2020年10月、大手不動産会社のヒューリックが、日本で初めて