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人と組織をつくる哲学 ―マネジメントと教育の「共通解」―

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マネジメント=管理とは「兵站(生産・物流・調達部門)を通じて限りある資源(ヒト・モノ・カネ・トキ)を把握・分配し、適時適切に適所で活かす」ことである。古来より兵站を軽んじ、人材や… もっと読む
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2021年4月の記事一覧

129. 「嫌いな仕事をやってはいけない」違和感修正パワーアップ

129. 「嫌いな仕事をやってはいけない」違和感修正パワーアップ

 パプアニューギニア海産の働き方を深く知ると「好きな日に出勤」よりも「嫌いな仕事をやってはいけない」のほうが人間の本質をとらえていて奥が深いと感じるようです。

 人によって「好き嫌い」や「得手不得手」が違うなんて誰もが分かっているのに、なぜか一様に同じことをやらせようとする社会への違和感。

デザインドリブンで突破するプロダクトマネジメント

デザインドリブンで突破するプロダクトマネジメント

こんにちは、原田です。
TRIVE GROUPという会社でデザインマネージャーをやっています。

普段はデザインをしつつも、最近はプロダクトマネジメント業務をすることが増えてきて、何となく自分なりのスタイルを確立しつつあるので、今回はそれをまとめてみました。

もとはと言えば、社外の方とサービスデザインについて話していく中で、弊社のデザインドリブンなプロダクトマネジメントの進め方はたしかに特殊だな

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130. 働き方のルール、秘訣は理由を聞かない

130. 働き方のルール、秘訣は理由を聞かない

 働き方のルールというのは、作ってからが本番です。

 よいルールだったとしても、従業員が気兼ねなく自分のものとして使えなければ意味がありません。ちょっと違う言い方をすると、そのルールを使うたびに感謝し続けているようではダメだと思っています。

売上アップに貢献する「ファンコミュニティ・マネジメント」

売上アップに貢献する「ファンコミュニティ・マネジメント」

ファンコミュニティアイデンティフィケーション。アカデミックなスポーツビジネス界でひそかに高い評価を得ている理論です。スポーツクラブとファン。そんな「タテの関係」とは別に、「ヨコの関係」、つまりファン同士のコミュニティが存在することを指摘したものです。要はファンやサポーターは「つるむ」説。クラブの応援を通した仲間意識の強さに着目しています。

クラブ名、カラー、エンブレム、チャント(応援歌)といった

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良い会社づくりの「盲点」

良い会社づくりの「盲点」

column vol.257

気がつくと新年度。副社長になって3期目がスタートしました。

3月は2期連続で黒字着地したことにホッと一息ついていましたが、コロナ禍もあり、また険しい一年を乗り切らなければなりません。

ただ、手前味噌ではありますが、当社の仲間(社員)がますます頼もしくなってきたと実感しています。特に変わったと感じるのが、仕事をちゃんと「自分ごと化」しているのです。

みんな「自分

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仕事で失敗しないコツは

「いかに初期段階で具体的な成果イメージを固められるか」

にかかってる。
最初に明確な答えを知っておけば
間違った方向に進みにくくなるから。

と常々思っているので
部下や若手の子が

「こんなイメージで合ってますか?」

と来た時には最大限応える。

デザイン組織をデザインする

デザイン組織をデザインする

2020年1月にSPEEDAのCDOに就任しました。3ヶ月後の4月からは、SPEEDA、FORCAS、INITIALといったB2B SaaSプロダクトを担当していたデザイナーがひとつの組織に集まり、B2B SaaS事業のCDOになりました。(ちなみに、速攻で育休取得したので、本当にカオスのスタートでした汗)

あれから、約1年。多くの失敗を重ね、私たちのデザイン組織が成長していく中で、学び得た実践

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「まだ〇時間ある」「もう〇時間しかない」

「まだ〇時間ある」「もう〇時間しかない」

楽観的なのは良いことです。

「時間がない」と嘆いているよりも「まだ○時間あるから大丈夫」と感じていたほうが心身の健康には良いでしょう。

ただ、そこには落とし穴もあります。

一見すると楽観的のようでも、実は単に行動を先延ばしにしているだけという場合があるからです。楽観的と短絡的は違うのです。

期限までまだ時間があるからと、先延ばしにしていませんか?

 「まだいいんだよ。面倒くさい。
  ま

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家事ができない人は仕事もできない。

家事ができない人は仕事もできない。

ぼくは「家事」ができない人は仕事もできないと考えています。
もっと具体的に言いますと、家事を行って人に引き継ぐことができない人は仕事も引き継ぐことができないと考えています。

▼誰かの代わりに家事をして・・・「家事」そのものができないからと言って「仕事」がまるきりできないかと言われればそうではないと感じています。

「家事」が苦手でも「仕事」はバリバリできる人というのはたくさんいらっしゃいます。

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