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The Greatest Businessman

僕はダラスから
成田への飛行機で
映画を観ていました。

様々な映画を観ました。

なんせ13時間のフライト
だったので7本は観れる
余裕があったからです。

勿論途中で留学の疲れと、
前日のオールナイト、
帰国への安心などが入り混じり、
眠りに落ちてしまいましたが。


そんな中観た映画で
どうしても忘れられない
映画があります。


The Greatest Showman


という映画です。

恐らくご存知の方も
多いでしょうし、
僕自身も観るのは
3回目でした。


最初観た時は、
音楽がいい
くらいにしか感じず、
王道展開だなと思っていました。


しかし今日この映画を、
全く違う目線で見ると
様々な発見がありました。


違う目線というのは、
ビジネスマンとしてのバーナム
という目線です。

※バーナムはヒュー・ジャックマン
 演じる主人公でShowman。


ビジネスというのは、
ある程度構築できた人には
よくわかると思いますが、
本当にフリースタイルです。

何してもいい。

極論本当に自由。

誰かのマネ、同じこと
である時点で価値は急落です。


とはいえ、守破離ともいうように
ある程度の「」は存在します。


そしてこの映画からは
所謂「」的なビジネスの展開
が学べます。


簡単にネタバレしながら
お話ししていきます。


この映画は、
底辺層出身のバーナムが
富裕層出身のチャリティと
結婚という恋愛側面と、

バーナムが「」として
サーカスをはじめとする劇場
ビジネスで大成功して、
そのあと墜落し、

本当の幸せを見つける、
というような内容です。

家族愛友情という2側面
から描かれています。


本当に典型的なビジネスは
全てこの映画から学べるのでは
ないかと思いました。


その中でも僕が取り立てて
語りたいのは3つです。


①ビジネスの本質

②多様な価値観

③幸せに関する認知

です。

順にお話しします。


①についてですが、
バーナムの行動は
本当に分かりやすいです。

最初、何をやっても
うまくいきません。

いくつも会社を回って
すぐやめるを繰り返します。

一番最初に始めたビジネスも
博物館」で失敗に終わります。


それでも「家族のために
自分を信じぬいて
やり切ったからこそ、
大成功できました。


これは当たり前のようで
人生規模でみるとあれやこれや
と目移りしてしまう現代において
かなり難しいです。

だからこそ、
ビジネスの秘訣です。


そうして大成功した後は、
お金や成功に目がくらみ、
本当の目的」である、
愛する妻と家族をおろそかにします。


これがいかにして、
成功者を奈落の底に転落させるか
をありありと描き出されています。


最も大切なことは
目的を見失わないことだ、
というメッセージを感じます。


さらに言えば、
マーケティングとしての
学びも多くあります。


例えば今でいう
インフルエンサーマーケティング
として欧州一のオペラ歌手を
起用するシーンがあります。

ビジネスの展開としては
理想的ともいえます。


他にも「仲間」として、
自分にはない強みを持った
富裕層のフィリップを取り込む
ヴィジョンを語るシーンは必見です。

プレゼンテーションや営業は
かくあるべきという一模範です。


また、最後のシーンで、
ショーのメインをフィリップに
譲っていくシーンがあります。


まさにこれもビジネスの本質で、
任せられる仲間を育てる大切さ
を暗に示していると感じます。

どうもヒトは資源を独占したがるので、
後継者不足で黒字なのに廃業を
余儀なくされる企業は問題に
なっていますよね。


②多様性はとても大切な
観点と主張です。

僕自身も留学で学びましたが、
多様性を認められることが
とても大切です。


一昔前までは、マスマーケで
人々を均質化してビジネスが
上手くいっていました。

スマホ以前の、家電、
車、サービスは大量生産、
大量販売で成り立っていました。


モノが飽和した今、
大切なのは差別化すること
にあります。


同様に人々も今まで以上に
個性」を大切にします。

そうでなくては、
自分が何者かわからなくなる
からでしょう。


色々な考えの人がいる
という前提で人に
接する必要があります。

さもなければ
自分がつかれるだけでなく、
周りからもレベルの低い人
と思われるでしょう。


この映画のメインテーマでもある
ユニークな人というのもまさに
多様性の一つです。


人は集団で生きる習性があるので
異物」を排除するのは自然ですし
違和感を覚えるのも自然です。



本能だから仕方がない、


で、そうは問屋が卸さない
世知辛い世の中なわけです。


多様性という根深い問題
を考えるきっかけになりそうです。


③は象徴的なセリフが
あるので引用します。

バーナムが娘の誕生日に
手作りプラネタリウムを作って
夢を言うと叶うよというシーン。

娘2人が夢を言った後、
チャリティーは、

この幸せが永遠に続くこと

と言います。

そして娘たちは、
ママつまんない。
というんです。

幸せの認知がずれています。


でもここに一つ幸せのカギが
眠っていると僕は考えます。


幸せとは常に拡張し続けるもの
なのではないでしょうか。


幼く、知識も経験もないころは、
自分のことが幸せです。

しかしどんどん、
両親、愛する人、子供、
世界のだれかありきの幸せ
へと拡張するのです。


そして永遠に
探し続けるものでも
あると思います。


さらに名言として、
フィリップが言った言葉に、

「街中からパーティーの招待状も財産も全て失った、残ったのはただ、愛と仲間と誇りの持てる仕事だけ。」

というのがあります。

お金は人の目をくらませますが、
いずれたどり着くのは
このような幸せなのでしょう。


最後にバーナムの名言で
締めさせていただきます。


至高の芸術とは、
人を幸せにすることだ。


誰もが幸せの芸術家なのです。


最後まで読んでくださり
本当に有難う御座います。

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