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徒然

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#創作

【文フリレポ①】文学フリマ東京を終えて【出店ポイント】

【文フリレポ①】文学フリマ東京を終えて【出店ポイント】

文学フリマ東京レポ①

大阪に帰ってきて、もう3日も経ってしまいました。

今回の東京の旅は、新たな出会いと発見、楽しみが沢山ありました。

兄は文フリの前日にそんなことを言った。
きっかけというものが沢山あるのだという。

エディトリアル演習という授業では、雑誌を作ってきた先生に大学の広報誌を作る方法を教わり実際に制作する。

その先生は何度も同じことを言った。

実にそうだと思う。ライティング

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とうとう明日は文学フリマ東京、初の遠征。

とうとう明日は文学フリマ東京、初の遠征。

この文章は東京で一人暮らしを始めた兄の家の風呂に漬かりながら書いている。

ここに来るまで長い時間が一瞬に通り過ぎていった。

朝の5時半頃に私と共に東京に行く母が目覚めて、猫と戯れる声で目が覚めた。猫は相変わらず元気で、追いかけっこをして遊んでいる。

今回の旅は、猫を置いての初めての外泊である。
母は翌日29日の夜には帰ってくるが、それでも一晩我が家に猫だけしかいなくなるのだ。

とてもいい子

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徒然 物語はBUMPに教えてもらった

徒然 物語はBUMPに教えてもらった

私は今、小説を書いている。
有難いことに文章を褒めてもらえることが多い。

本当にありがたいことで、泣いてしまいそうになる。

最近『文章の流れ』という言葉をよくいただく。わかる。分かるのだけど、今まであまり聞かなかった気がする。

私は、高校時代に演劇をやっていたため、声に出して気持ちいい、耳で聞いてわかる文章を書いてるつもりだ。それの精度がきっと良くなってきたのだろう。だからこそ『文章の流れ』

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徒然 芸術は見ている世界の表し方か、生も死もないものの事か

徒然 芸術は見ている世界の表し方か、生も死もないものの事か

どうしようも無く悲しい日だった。
一限から四限まで対面授業だったのに、何故か前日に二限に間に合う時間にアラームをセットしていた。
ナギが私の部屋に来て、布団の中に入ってゴロゴロふみふみしたのち、腕枕で寝てくれた。20分ぐらいしたら布団から出ていった。8時半になり、立ち上がる。リビングに降りていくと2階のどこかに居たナギが一緒におりてきて、私の足元でバタンと倒れる。ああ、かわいい、撫でて欲しい時の行

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徒然 取るに足らない私の自信

徒然 取るに足らない私の自信

私はどれだけ頑張れているのだろう?
みんなの方がもっと頑張っていて、評価されていて、凄いのではないか?

私なんて大したことないな。

大学に通う道中、電車内には髪色が派手な人や大きい楽器を背負っている人、デカいキャンバスを持つ人、何らかの立方体を手にしている人が溢れかえっている。
彼らはみんな同じ大学に向かっている。
だけど、学科は違う。
演奏学科に、美術学科、デザイン学科に写真学科。ダンスコー

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徒然 『人生』と『空』に頼るな

徒然 『人生』と『空』に頼るな

コピーライトの授業で先生がこういった。

『人生』っていう言葉は安易に使わない方がいい

その理由として、「いいこと言ってる感じがする。その『感じ』に頼ってしまうと本当の伝えたいことが消えてしまう。あと、単純に『人生』って言葉は使われすぎてて新しい角度がもうない……」と仰っていた。

ああ、と身に染みて思う。

詩集を作るにあたって私もその安易さに縋っていたような気がする。
それは、人間にとって最

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徒然 私は愛されてる、カメラを貰う

徒然 私は愛されてる、カメラを貰う

なんやかんや、私って愛されてるのかもしれないな。

先日、フォロワーさんにとても良いフィルムカメラを頂いた。
いや、意味わからんて!何でこんなにいいものを私にくれるのですか?!
しかもお古ではなく、ちゃんと購入してくださった。
もう意味がわからない。
感謝しかないけれど、それよりも「何故?!」が勝つ。

私はカメラが分からない。
何も知らない。
今年制作した写真詩集だって、全てスマホのカメラで撮っ

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徒然 最近「猫が可愛い」以外の感情がない

徒然 最近「猫が可愛い」以外の感情がない

やっぱり、猫は悪魔なのではないか?

猫が可愛いです。
最愛の猫、ナギ。4ヶ月。

最悪の猫、ナギ。カミカミマシーン。

彼は、8月の15日にうちに来た。
裏庭で草に絡まって身動きとれず鳴いていた。母親とはぐれたのか、小さかったナギは1人だった。

うちの子になるに至るまでの話その後は、この3つの記事を読めば分かります。というか、ナギの小さい姿が見れます。可愛すぎる。

正直、猫は好きじゃなかった

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【バイト奮闘記⑤】閑話とはこの事

【バイト奮闘記⑤】閑話とはこの事

一般人とはこういう人の事なんだろうな。

土曜日、授業が終わって1時間後に私はB店に向かう。
因みに、授業ではニュースの見出しを集めてきて、自分でテーマを決めた雑誌の見出しとして並べてみよう、というようなことをしたのだが、これが絶賛されたのである。とても嬉しい。
内容としてはこんな感じ。

特集①
特集②
連載(仮想、妄想可。実在人物に書いてもらうとしたらというのもOK)
企画
定番企画(仮想、妄

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徒然 『もう醒めない』完売御礼!

徒然 『もう醒めない』完売御礼!

BOOTHにて販売中の初の作品集の一つである、

ショートショート集『もう醒めない』

完売致しました!
本当にありがとうございます。
応援頂き、感謝しております。

私の作品を手元に置いておこう、と思ってくださった方がいらっしゃると言うことが幸せでなりません。

文学フリマ大阪でもたくさんの方に手に取っていただけたこの作品たちは、本を作るという初の試みでもあったため、より気合が入っていて全力の頑

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散文 空の青さは敵わない

散文 空の青さは敵わない

踏切の青いライトには、自殺を抑制する意図があるらしい。青色は人の気持ちをおちつけるとのことだ。青色のご飯が食欲をそそらないのとなにか関係はあるのだろうか。多分ないだろうな。
ある有名な大学の最寄り駅には、青いライトが沢山あった。人身事故の多いその駅には、青いライトが沢山あった。
大学生の心を落ち着けることが、青いライトには出来るのだろうか。
自殺を本当に止めるのだろうか。
僕は知っている。その青い

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