大嫌いだった東京23区のあの地名。

こんにちは〜
半沢ちえりです(^^)


今日は、

「どんなに今悲しくてつらくても、
　時間が解決してくれるから大丈夫」

というお話です！






私、小学生の頃から
男性とお話しするのが苦手で、

ずっと彼氏いない歴＝年齢を
貫いてきたんです。



だから、

「彼氏できたことない自分」

というものが、それはそれは
もう本当にコンプレックスで。



なんとかそのコンプレックスを
克服したい！という一心で、

社会人1年目のときに、
同じ職場の先輩（彼女持ち）と
ただならぬ関係に
なってしまったんです。


俗に言う、
セカンドってやつですね。



この先輩は、苗字が東京23区の
ある地名でして。

今回は、便宜上
「大田さん」
と呼ぶことにしましょう。笑




今なら、

なんで自ら彼女持ちの男に
飛び込んでいった？

と思いますが。



当時の私は
何の恋愛経験もなく、

彼氏を作らなきゃ！と
とにかく必死で。


自分に自信なんて全然なくて、
あえて"お笑いキャラ"として
立ち振る舞っていた私。


大田さんは、
そんな私のことを、
人生で初めて

“女の子“

として見てくれたんです。


そうして、
気づいたら大田さんを
ズブズブに追いかけてました。

ただ、もちろん
そんな時間は長くは続かなくて。

大田さんは彼女さんと結婚し、
私たちの関係は
あっけなく終わりました。

その頃の私はというと、
心にぽっかり穴が空いて、

魂をどっかに置いてきた
抜け殻みたいに、
ひたすらぼーっとしながら
過ごしてました。

そういうときって、
どんなことでもその人に
結びつけて考えちゃうんですよね〜


私もめちゃくちゃありました。



何気なくインスタをながめてて、

うわ！ここええやん！

と思ったカフェの投稿を開いたら、
住所が大田区になってたり。



んもう！！！
なんでよりによって大田区にあんねん！！！！！

と、スマホに向かって
盛大にツッコミました。笑




友だちとごはんに行く約束をして、
予約してくれたお店が
大田区だったり。


またあんたかよ！！！
何回私の前に出てきたら気ィ済むねん！！！！！

と、心の中で
叫びまくることもしばしば…




そんなこんなで、
私はこの地名が大嫌いでした。


ついでに言うと、

なんでこんな苗字やねん！！！

と大田さんに怒りをぶつけていたことも…
（大田さんただのとばっちり笑）




そうやって、

自ら不幸を迎えにいってるんか？

ってぐらい、
日常生活の全てに大田さんを
見つけ出していた私ですが、

自分自身の人生に集中する

ということを意識し出してからは、
自然と大田さんを思い出す
回数が減っていきました。



あんなに嫌いだった地名も、
今ではなんとも思わなくなりました。

ただの地名。
以上でも以下でもない。

って感じ。笑




大田さんに関しても、
今では本当に穏やかに
振り返ることができるようになりました。

（まぁそもそも普段そんなに
　思い出す機会もないけども。）

「あぁ、こんなこともあったな。」

って、思い出の1ページとして、
私の人生のアルバムに
ストンとおさまった、

そんな感じ。



こんなにも誰かを愛する感情

というものを私に教えてくれて、
むしろありがとうって思ってる。

人間には、
「恒常性（ホメオスタシス）」
という、素晴らしい機能が
備わっています。


むかーしむかし、
理科の授業で習いませんでした？



例えば、

灼熱の太陽が照りつける
砂漠の地であっても、

マイナス何十度！みたいな
めーっちゃ極寒の地であっても、

体温を一定に保ってくれる
っていう、あれ。




「いきなりなんの話？！」
って感じかと思いますが。

まぁそう堅いこと言わずに。笑



これって、気温みたいな
身体の外からの刺激に
対してだけじゃなくて、

内側の変化に対しても
一定に保ってくれようと
してるんです。


人間ってすごいよね〜！





……ん？
どゆこと？





つまりですね、

どんだけ悲しみやつらさを
感じたとしても、

それって時間とともに
また精神的に一定の状態に
戻ってくってことなんですね。






だから、
何が言いたいかっていうと、



もしあなたが今どん底にいたとしても。

悲しくて苦しくてつらくて、
何もかもがもう嫌だ！と思ってたとしても。


時間がぜんぶ解決してくれるから、
無理に忘れよう忘れようって
しなくて大丈夫だよ〜ってことです。




感情の引き出しっていうのは、
多ければ多いほど
人間として豊かになれると、
私は思います。


痛みを知ったあなたは、
人間としてまたひとつ
魅力的になって、

さらに同じような気持ちを
抱える方に寄り添うことも
できるわけです。



それって、立派な
強さだよな〜って。





少々長くなってしまいましたが、


無理にこうしなきゃ！
と自分を縛ってしまうんじゃなくて、
そんな自分を抱きしめながら、

あなたらしく少しずつ
進んでいってほしいなと思います。



そして、
あなたにはそれができると
信じています。

追伸

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