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子どもとの生活のこと

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子どもについて思うこと、子どもとの暮らしの中で得た気づきなど、雑多な内容になっています
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2023年12月の記事一覧

今年のふりかえり。子育て編「馬より龍より早く筆を走らせよう!」

今年のふりかえり。子育て編「馬より龍より早く筆を走らせよう!」

「ママ」

7年前に私が得た私を呼ぶ名前。
案外その有効期間が短いらしいことを知った。

7歳の息子が突然言った。
「もうすぐママじゃなくてお母さんって呼ぶから」

えええ?!なんだって?!
問いただすと、再来年の1月末がエックスデー。
あと一年ちょっとはまだママと呼んでくれるそうだ。

一番最初に話してくれた言葉だってママだった。
怒った時、泣いた時、お腹が空いた時、褒めてほしい時、甘えたい時。

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子育て日記。もうみんなパパママに加え友人と育児をしたらいいんじゃないかと…

結婚する人が減って半分の大人が独身の時代が来ると言うデータがあるそうだ。

それなら、子育てもパパママとその友人が一緒にしたらいいんじゃないか?!

以上、本日のお話はおしまい。

なのだが、常々思って来たことで、もう本当にその通りだよねえ…と思う。

子どもが2人になってから、ワンオペの難易度があがり、特に私は家を全くと言っていいほど空けられなくなった。

実家も夫婦共に遠い我が家。

頼れる大

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子どもに教えられたこと。子どもがいてもいなくても私は私なんだった。

子どもに教えられたこと。子どもがいてもいなくても私は私なんだった。

クリスマスの朝に、クリスマスプレゼントを見つけた子どもたちのリアクションを見る体験は特別だ。

いつもママに張り付いてすぐ起きない2歳児も、トミカの駐車場の箱を見て「ぶーぶー」と言いながら箱に張り付いている。

7歳児は、「いつサンタさん来たんだろうね!」「◯◯ちゃん(弟)にはそれをお願いされたんだねぇ!」サンタ談義をしている。

サンタさんをしばらくは信じている子どもたちのリアクションを目を細め

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子育て日記。私も夫もいない遠い未来のこと。

子育て日記。私も夫もいない遠い未来のこと。

早いものでもう年末。
新しい年が訪れる。

子育ても7年、ワーママも7年弱。
やっとここまで来たと言うか、それでもまだ初心者マークな気持ちと言うか…
2人子どもがいて2人目は楽だとはいえ、初めて見聞きすることもあり常に新しい発見がある。

未来のことは子どもたちの方が明るい。

今時のゲームやYouTuberのことも、子どもたちの中での常識も、親よりよくわかっている。
クラスに日本語ができない中国

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クリスマス。この世にAmazonがなかったらピンチな直前のリクエスト!

クリスマス。この世にAmazonがなかったらピンチな直前のリクエスト!

息子にほしいものなど特になさそうなことをほのめかされドキっとしたクリスマス。

しかし、夫がそれらしくストーリーを組み立ててプレゼントが整った。

今年は12月24日が日曜日。
クリスマスイブにサンタさんがくると、プレゼントの開封が月曜日になってしまう。
我が家は月曜日に小学校と保育園があるので、23日土曜日にサンタさんが来た方が都合がよいのだった。

とすると、23日土曜日夜までにもろもろ準備を

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もうすぐクリスマス。サンタさんってなんでいるの?

もうすぐクリスマス。サンタさんってなんでいるの?

まだプレゼントの準備をし切れていない我が家で事件発生。

最近、新しく買ってもらったゲームに勤しむ7歳の息子が「もうサンタさん来なくてもいいんじゃない?」と言い出した。

少子化で物に困らない世の中。
そして、おもちゃなどに関して目標達成までしたらね、とか、サンタさんまで我慢だよ、などとお預けする習慣のない我が家。
(やりたいときが始めどき、という方針)

すっかり「サンタさんが来るモード」を仕込

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今年のふり返り。「なんのためにこれをやるの?」子どもと考える、自分の力で未来を切り拓くとは?

今年のふり返り。「なんのためにこれをやるの?」子どもと考える、自分の力で未来を切り拓くとは?

今年小学校に入った息子の先生との面談で最も気まずかったのが…

「◯◯くんに、なんのためにこれをやるの?って聞かれるんですよ」

と先生に言われた瞬間だ。

おそらく、ちょっとやりたくないことがあると言うのだろう。先生に聞いたら得意な算数の時に言うそうだ。苦手なことはダイレクトにやりたくない、という態度に出る。

これは…

今年最後に落ちてきた爆弾。
なんとかしないと。

✏️

2020年新型

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今年のふり返り。「あしたがこなければいいのに」と「あしたがきてほしい!」で揺れる親子の話。

今年のふり返り。「あしたがこなければいいのに」と「あしたがきてほしい!」で揺れる親子の話。

去年の年末は大変だった。
1歳の弟が保育園デビューして感染症をいろいろやって、年長さんの息子が体調を崩し入院して。

その後訪れる春は、人生で最も過酷な季節だった。

小1の壁に息子の入院、転校…
おまけに私は、仕事で上司が辞めていたので日常は毎日が気の抜けないデスロード…
「早くトンネルを抜けたい!明日が来てほしい!」と私は願っていた。

小1の壁についてはいくつか記事を書いたのだが、我が家のそ

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もうすぐクリスマス!大人こそ読みたい絵本「急行 北極号」村上春樹訳

もうすぐクリスマス!大人こそ読みたい絵本「急行 北極号」村上春樹訳

今年もまたクリスマスがやってくる。

サンタさんにお願いしたいおもちゃとお年玉で買うことにするおもちゃを振り分けたり、クリスマスのケーキをいつ食べるか決めたり、年末年始の帰省の計画をしたり。

冬の陣は、家族揃って団欒するにも、その準備は忙しさ満載だ。

ところで今年小学生になった息子に、すこしお兄さんぽい絵本を読んであげたいなぁ、と思っていた。

そして、0歳のときからお世話になっている童話館ブ

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子どもの言い間違えには理由がある?おすすめPodcast!ゆる言語ラジオ。

子どもの言い間違えには理由がある?おすすめPodcast!ゆる言語ラジオ。

2歳の次男は片耳難聴で、話してる言葉が正確じゃないと「あれっ?正しく聞こえてないのかな?」といちいち気にしていた。

言語聴覚士の先生とお話しする機会に恵まれ、心配事を聞いてもらった。

「言葉を覚えてる途中の子どもの言い間違えはかわいいですよね。4歳くらいまでは、気にする必要はないですよ。」

とのこと。
そんなに心配しなくていいみたい。

ところで、そんなやりとりをしてから、これまた聾学校の幼

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子どもに教えられたこと。子どもの運んでくる幸せとは、なんぞや。

子どもに教えられたこと。子どもの運んでくる幸せとは、なんぞや。

生きていくのも大変な世の中に、しかも先の明るくない日本に子どもを産み落とすことの功罪なんかを語る人を見かける。

生きていくのがしんどい、産んでもらいたくなかった、と話す若者を何かの番組で見たことも。

幸福度調査で子ありが子なしに、孫ありが孫なしに負けてるなんて記事もあった。

その反面、子どもをもつのはリッチな人に許された贅沢、なんて声も聞く。

結局のところ、子どもを待ち焦がれる人も、まあま

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最高の保育園。施設も給食も行事もいいけどやっぱり先生たちが最高!片耳難聴の次男のために先生が提案してくれたことにびっくり。

最高の保育園。施設も給食も行事もいいけどやっぱり先生たちが最高!片耳難聴の次男のために先生が提案してくれたことにびっくり。

だいぶ前に、今小1のお兄ちゃんが012歳で通っていた保育園がやっぱり最高だったと書いた記事がある。ちょうど、2歳の弟もこの園に通っており入園から1年が過ぎた。

やっぱり今でも、そして、お世話になるほどに、控えめに言って最高にいい園だなぁと思う。

お兄ちゃんのときに感じた良い園の理由お兄ちゃんは発達障害だのなんだのと今小学校でいろいろゴタゴタしている。この保育園に通っていた頃もやはり「んむ?なん

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将棋がスキ!将来なりたいものになった人に出会うことって子どもにとってどんな感じだろう!

将棋がスキ!将来なりたいものになった人に出会うことって子どもにとってどんな感じだろう!

子どもが出会う大人たちは子どもの未来に影響を与える、気がしている。

私も幼い頃テレビに出てくる外国人と接する人たちを見て英語が話せるようになりたい!と思ったし、子どもたちが熱心に見ているYouTuberたちは子どもたちの将来像に少なからず影響を与えている気がする。

気がするだけ、だけど。

小学生の息子は将棋が好きだ。
テレビで藤井さんを見ては勝ちたい、と言っているし、将棋愛好家の雑誌を見ては

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子育て日記。子どもにとってパパとママの役割の違いはあるんだなあ、と思った話。

子育て日記。子どもにとってパパとママの役割の違いはあるんだなあ、と思った話。

息子は、学校や学童で友達とトラブルを起こしてしまうこともしばしば。

トラブルは誰にでもよくあることかもしれないが、息子の場合は、人によってはASDやADHDの傾向があるせいだと括られるようで思い胸が苦しい。

なぜなら、保育園時代は、(変わった子だなあとは思われていただろうけど)今とは反対で、「やさしい」キャラで、クラスのことも仲が良く、年下の子たちに人気だったのに。汚い言葉や暴力とは縁がなかっ

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