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子育て日記。子どもにとってパパとママの役割の違いはあるんだなあ、と思った話。

息子は、学校や学童で友達とトラブルを起こしてしまうこともしばしば。

トラブルは誰にでもよくあることかもしれないが、息子の場合は、人によってはASDやADHDの傾向があるせいだと括られるようで思い胸が苦しい。

なぜなら、保育園時代は、(変わった子だなあとは思われていただろうけど)今とは反対で、「やさしい」キャラで、クラスのことも仲が良く、年下の子たちに人気だったのに。汚い言葉や暴力とは縁がなかった。

やはり小学生というものは心も頭も複雑に成長していくのだなぁ、と思う。

とても、悲しい。
特に、先生や、学童の上の学年の子に息子が汚い言葉を発していると知らされる時には。

もともと乱暴な言葉や人を傷つけるような言葉が嫌いな私は、ずっと、息子の良い言葉を褒め、よくない言葉は言わないようにと教えてきたはずだった。

しかし、保育園から親の目の届かない場所で良い影響も悪い影響も受けてくるのだと思う。もっとも、息子に汚い言葉を浴びせられた子の親は、息子と関わらせたくないと思っておられるかもしれない。やはり、悲しい。

先日、学童で友達にマネっ子をされ息子がやめてほしいと言っても聞いてもらえず、乱暴な言葉を吐いてしまったとの情報が入ってきた。同じ学童にいる年上のお友達が近所の子で、私が顔見知りだったからだ。ありがたいが、やはりビビった。

夫に報告すると、夫はブチ切れて、「絶対にそんな言葉はもう使わないように!明日その子に謝るように!」と息子に怒った。

ここのところ、パパにいろいろと怒られてしょげている息子は私の隣で寝る習慣になっていた。パパにブチ切れられた夜も私の隣で、私の背中にくっついて寝ていた。
切ないなぁ、と思う。

息子に、パパの隣で寝ないの?
と聞くと
「ママがいい。ママといると安心するから」
ということだった。
自分に自信が持てないときにはママの愛情を受け取り、回復に努めるようだった。
ママの隣で寝なくても良い日を待ちながら、しかし、いつでもママの隣で寝ていいよとも思う。

次の日、学童から帰った息子はどこかしらイキイキしているように見えた。
「おかえり」元気よく玄関ドアを開けて迎え入れようとしたとき息子が大きな声で言った。
「ちゃんと、あやまったよ!」

息子は、ちゃんと謝ったのだ。

パパも大喜びしてほめていた。
その晩。

息子は何も言わずにパパの隣へ行って寝た。
正直、さみしかったけどよかった。

ママはまた別のところでがんばればよい。

それにしても他の子の気持ちが考えられないから対人関係に問題が生じるという話を発達障害あるあるで耳にするけど、別に100%いつでも当てはまるないわけでないし、白黒きっぱりしてるものではないはず、と思う。

息子が人の気持ちを考えてない、汲み取っていないとはとても考えられないからだ。
しかし苦手であることは確かなんだろうな、とは思う。
保育園までは周囲に恵まれてなんとかなったが、こらからは、なるべくうまいこと乗り越えていけるように対策したいと思い続けている。

パパとママの違いが息子を通して見ているとわかりやすい。

パパは、息子を奮起させる人。
ワクワクを与えてくれる人。
褒めてくれたら嬉しい人。

ママは、いつでも受け入れてくれる人。
安心を与えてくれる人。
認めてくれるだけでいい人。

こんな感じだろうか?

宿題や勉強や習い事も、ママが見た方が安定してやってくれる。 
でも、派手な成果を上げる時はパパが仕組んでいることが多い。

その目標に対してコツコツやらせるのは私。
監督とコーチ?

これからも、どうか、必要なうちは、ママの安全基地で元気を充電してほしい。

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