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26.2024年6月17日(月)現役パーソナルトレーナー直伝!ダイエットの秘訣!その11 褐色脂肪細胞について

代謝を上げて消費カロリーを上げるの第2弾は
褐色脂肪細胞についてです。

褐色脂肪細胞を活性化して消費カロリーを上げる!


◾️褐色脂肪細胞って何?

まず、私たちがよく知るエネルギーを蓄えてしまう(≒太ってしまう)脂肪細胞→白色脂肪細胞です。

褐色脂肪細胞とは、脂肪を分解して燃焼する脂肪です。
主に体温を温かく維持するために使われるのが褐色脂肪細胞です。

赤ちゃんや小さな子供たちの体温って熱いですよね?
あれは褐色脂肪細胞が新生児〜幼少期は、とても多いから
です。

褐色脂肪細胞が多くある人ほど体温が高い!消費カロリーが上がります!

◾️どうすれば褐色脂肪細胞は活性化するの?

①体温を下げるようにすると、褐色脂肪細胞は活性化します。

具体例1 水や冷たいものを飲む
具体例2 寒い環境にする
具体例3 水風呂やプールに入る

体温を下げるとは?
よく言いますよね?『水を飲むと代謝が良くなる』ってやつ!あれです!
細かく言えば…

①体を冷やすと、体温が下がります。
体温が下がると体は体温を維持(上昇して)しようと褐色脂肪細胞(体温を維持する機能)が活性化
します。カロリーが消費されるという事です。


②食べ物を食べても、褐色脂肪細胞の働きを高めます。
それが『トリップチャンネル(TRPチャンネル)』です!

※長くなってしまうので、次回に詳しくご説明する回にします!

②食べ物でも褐色脂肪細胞が活性化します!
具体的には…魚油・メントール・ワサビ・カラシ・にんにく・玉ねぎ・香味野菜を食べると褐色脂肪細胞が活性化します!

『トリップチャネル』と言って、皮膚にある脂肪燃焼センサーが食べ物によって感じて褐色脂肪細胞の働きを高めて、脂肪を燃やすきっかけになる!
(注意してください!脂肪を燃やすとは一言も言ってないですよ 笑)


◾️褐色脂肪細胞ってどうやって増やすの?

基本的には増やすのは難しいですが…
筋力トレーニングだけを行う!です。有酸素運動を入れないこと。

※注意※  褐色脂肪細胞を増やすために有酸素運動をしないって方が痩せる可能性が低くなるのでこれはやらない方がいいと私は思います。

◾️褐色脂肪細胞ってどのくらいあるの?どの部位にあるの?

新生児は100gくらい  子供〜43歳くらい 40〜50g   44歳以降 1g程度

年齢とともに代謝が悪くなるって、こういう部分も理由の1つだと思います。

脇の下・肩甲骨と肩甲骨の間・心臓と腎臓の周り に褐色脂肪細胞はあります。

◾️褐色脂肪細胞はなんで褐色なの?

褐色脂肪細胞には熱を多く作り出すミトコンドリア(これが褐色)が多く存在するからです。

※今後、運動で脂肪を燃焼する際には『ミトコンドリア』は
キーワードで多く出てきます。
ミトコンドリアって脂肪燃焼では重要なワードだとご了承ください。


⭐︎褐色脂肪細胞まとめ⭐︎

褐色脂肪細胞…脂肪を分解して燃焼する脂肪

体を冷やすと褐色脂肪細胞は活性化する!
食べ物でも褐色脂肪細胞は活性化する!TRPチャンネル→次回に詳しく説明

褐色脂肪細胞は筋トレのみをやると増える可能性がある。

褐色脂肪細胞は年齢とともに少なくなる。

褐色脂肪細胞は脇の下・肩甲骨と肩甲骨の間・心臓と腎臓周りにある。
→この部分を冷やすと褐色脂肪細胞は活性化する

褐色脂肪細胞はミトコンドリアを多く含むから褐色である。
ミトコンドリアは熱を多く作る(カロリーを消費する)

以上です。
次回のトリップチャネルについては、今回の続きにも
なりますのでつづけてご覧ください。

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