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2018年12月の記事一覧

「人に期待しない」の正しいやり方

「人に期待しない」の正しいやり方

「おれは人に期待していないから」と言いながらめちゃめちゃ期待してるじゃねえか、と思った話。

「人に期待しない」というのは人生を軽やかにする方法としてよく聞く言葉だ。だけど、その使い方や捉え方にもやっと違和感を覚えることもよくある。

「どうせ俺をバカにしているんだろう」「どうせ何を言っても口だけだろう」「どうせ俺が困っても助けないだろう」と、「どうせ」のオンパレード。そして「それが俺にはわかって

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ちょっと気にするだけで、すぐに文章が洗練されて見える「語尾」の魔法について

ちょっと気にするだけで、すぐに文章が洗練されて見える「語尾」の魔法について

みなさん、こんばんは。今日はよりこなれて見える文章の上達法を、ご紹介します。文章を書いてはみたが、なんだか洗練されていない感じがする。もしかしたらそれは、文中で使っている語尾に問題があるかもしれません。



文章を書いてみると、なんだか洗練されていない文章を書いてみたはいいが、何だか妙にぎこちなく感じる。問題はてにおはの間違いや、文章の組み立て方、使っている語彙、論理構造にあることもあります。

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「真面目」の持つイメージ

「真面目」の持つイメージ

自分がどれだけふざけたことをこれまでしてきたかといった話をした後で、恋人はでも自分は今仕事に対して真面目だと周囲から言われるし自分でもそう思っているということを誇らし気に語った。
それに対して、私はどこか彼が私の思い描く真面目のイメージにそぐわないように感じてしまい、思うように肯定することができず、言葉にできない違和感の話をした。
きっとあの時彼が求めていたのは「うん、真面目だよね」という同意や肯

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今度は私から、折り紙の金メダルを

今度は私から、折り紙の金メダルを

そこそこ大人をやっていると、あの時ああしておけば良かったという後悔のひとつやふたつ、誰もが持っているはず。

もちろん、私もたくさんあって、思い出すたびに自分の不甲斐なさやダメ加減に落ち込んでいます。

中でも、看護師として忘れられない出来事
いや、忘れられない患者さんがいて
その季節になるたびに思い出しては

もう一度会えたら、必ず!
と、誓っていることがあります。

今回はそんなお話です。

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強い心とやわらかな心。

強い心とやわらかな心。

強い心を持つよりも、やわらかな心を持つほうが
いいのではないのかとこの頃、思うようになった。

強さで何かを跳ね返すのではなく
弱さでそれを受け止める、または受け流す。

”弱い”はきっと人生の中で
”強く”なってゆくのだと思う。

今はただ、前を歩く道が私にはあって、それがいつからそこにあるのか、見当もつかないけれど、その理由を探すより先に、今はこの道を歩いていたいと思う。

いろんなことが、こ

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当たり前や普通なんて、ただの思い込みでしかないのかもしれない。状況、環境、立場などが変われば変わってしまうほどの事。
自分を取り巻く「当たり前」が「偏見」にならないようにしないとな。

「丁寧な暮らし」の“丁寧”の成分はなんなのかを考える

「丁寧な暮らし」の“丁寧”の成分はなんなのかを考える

わたしたちは疲れを自覚した「成長」がテーマだった昭和・平成を駆け抜けて来た日本の多くの人々は、疲れてしまったのだと思う。

戦後、とにかく伸び代しかなかった日本は、復興のため、世の先進国と肩を並べたい一心で経済成長を追い求め、モーレツに駆け抜けるしかなかった。まだまだテクノロジーも発達する夜明け前の時代だったから、そうするしかなかったし、その成長はある意味、今の日本で生きる多くの人々を幸せにしてく

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回復のプロセスには「頼る」ことも「頼られる」ことも、どっちも大事。

回復のプロセスには「頼る」ことも「頼られる」ことも、どっちも大事。

企画編集を担当した「本当の頑張らない育児」という漫画で伝えたかったメッセージのひとつは「子育てもっと頼りあって行こうよ」というのもので頼ることは大切だと思っているけど、当のわたしは頼るのが苦手で、書籍化されたいまでもそれは変わらない。

あと少しだから。自分が頑張れば…。と思ってがんばってしまったり、頼ったら迷惑かけてしまうんじゃないかと先回りして心配してつかれてしまう。

そんなわけで今年は長め

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シンプルに、優しい世界になればいいのにな

シンプルに、優しい世界になればいいのにな

私の大好きな曲で、「誰かが」というものがある。

歌詞がね、とても優しくて。

誰かが泣いてたら 抱きしめよう 
それだけでいい
誰かが笑ってたら 肩を組もう 
それだけでいい
誰かが倒れたら 起こせばいい 
それだけでいい
誰かが立ったなら 支えればいい 
それだけでいい

シンプルだ。シンプルで、まっすぐだ。

こどものような純粋な優しさがそこにはある気がする。

世界も、このくらいシンプ

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きれいな接客とかわいい彼女。

きれいな接客とかわいい彼女。

レジに新しいバイトの女の子がやって来た。まだ、女子大生だそうだ。「おねがいしまーす!」と明るい笑顔がとても印象的な女の子だ。

一日様子を見ていたら、その彼女の態度に、私はとても感心をしてしまった。別にそんなふうに教育した覚えもないというのに、レジに来るお客さんひとりひとりに、明るく声をかけていた。

「いらっしゃいませ!いつもありがとうございます」
「いらっしゃいませ!こんにちは!」
「いらっし

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頑張れない自分を責めてしまう人へ。

頑張れない自分を責めてしまう人へ。

わたしは、ずっと自分を否定してきた。
他の人のように頑張れない自分を、ずっとダメ人間だと思ってきた。

でも、わたしのように『頑張れない自分を責めてしまう』人って結構いるのではないだろうか。
自分を責めるって、結構辛い。目に見えない自傷行為だもの。

今日は、そんな頑張れない自分を責めてしまう人に向けて、わたしの体験談を踏まえ、楽になれるヒントを書いてみようと思う。

…………

『頑張れないダメ

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「待つ時間」もたった一度の"今日"なのだけど

「待つ時間」もたった一度の"今日"なのだけど

今年のはじめに引いたはずの「おみくじ」の内容を、まったく思い出すことができない。

おみくじはすごい。
既存の紙コンテンツで、あんなにも断定情報だらけのものは多くないし、何千倍もの紙面積とカラー印刷、デザイン性を携えた雑誌が600円でなかなか売れない中、ぴら1枚のおみくじは、200円でバンバン売れる。

「神様の近くで巫女さんから購入すること」に価値があるので、オンラインサービスに押される気配も、

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金メダルが走るわけじゃない

金メダルが走るわけじゃない

ステージに上がり自分を売りにするということは、多かれ少なかれ誰かからの評価に常にさらされる事になる。それは同時に、数多くの第三者の中に別人格のあの人としての自分を無数に生み出す事でもある。

情報化社会が突き進む中で、今までは芸能人や有名人と呼ばれる一部のマスメディアに登場する人々だけが支払っていた有名税を、一般の個人である僕らも支払う場合が出てきた。

大きなところでは何かの賞を獲ったり、何かの

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子ども達には勉強の意味や大切さより、学びを通して変わる世界を見せてあげたい

子ども達には勉強の意味や大切さより、学びを通して変わる世界を見せてあげたい

「なんで勉強をしなくちゃいけないのかな」
将来、子どもにそう聞かれたらなんて答えるだろう。

学生時代、成績も中位でやる気もなかった僕はとにかく勉強することが嫌いだった。
数学はちんぷんかんぷんだし、古文は「この時代にわざわざ読めなくちゃいけない理由がマジでわからない」と頑なに思い続けていた。

「”とりあえず”大学に入る」
この小さな目標のために、意味も見い出せないまま何となく勉強をしていたのだ

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