マガジンのカバー画像

使えるバーテンダースキル

14
バーテンダーは、難解な職業の一つである。扱っている酒を提供し、お客を招いて気持ちよく酔っていただき対価をうける。そこにお店の個性(付加価値)を付加させ、他店との差別化を確立させる…
運営しているクリエイター

#写真

接客、3つの基本

接客、3つの基本

たまに、清水さんが接客に対して大切にしていることって何ですか?と同業者の中堅クラスに質問されることがある。

その時、必ず答えることが3つある。

1.地域、或いは夜においてのその店の在り方、求められている存在意義や理由を考えること。

2.店や主人の向かいたい方向性を深く理解すること。

3.お客さんから好かれようとしないこと。
そうではなく、嫌われない努力をすること。

この3つは、誰が質問し

もっとみる
モテ学4「笑顔の秘密」

モテ学4「笑顔の秘密」

素敵な笑顔の男がいた。
彼の笑顔は周囲を明るくした。
彼が微笑むと皆がつられて笑顔になった。
それがモテるポジティブな笑顔である。
モテる男の笑顔には、そういう意味がある。

どういうことか?

例えば……。
男が笑顔で笑っている。
彼の笑顔にも素敵な魅力があった。
彼は何を見て笑っているのだろう?
彼の目線を辿っていくと、横転した車の側で泣き叫んでいる人々の光景があった。
それを見た私は彼に恐怖

もっとみる
「人間の嘘と正直さ」

「人間の嘘と正直さ」

20代の私は自信がもてず、向き合えず、自分に嘘をついて生きた。
泣きたい時は笑い、面白い時はしかめっ面をしてみせた。どうしてそんなことをしていたかと言うと、そうすることで大人に近づけると思ったからだ。
未熟である。
未熟さは更なる未熟を生んだ。
未熟なのに大人ぶる。それは嘘だ。
嘘は嘘でコーティングされ、自分が誰なのかすら判らなくなった。
20歳で店を持った。
大人になれないまま、カウンターに立つ

もっとみる
モテ学3「髭の魅力」

モテ学3「髭の魅力」

残念なことに私は髭が薄い。
せいぜいが鼻下と顎あたりにボチボチとお粗末なカビ髭だ。

昨今、毛深い男子がメンズエステで脱毛に金をかけていると方々で耳にする。
無駄毛処理ならまだわかる。
だが、自らの髭を嫌う者も少なくないと聞いて驚いた。
けしからん!もったいない!と思うのである。

元来、髭とは男性の「3大シンボル」の1つではないのか?
2つ目はたくましい筋肉、3つ目は言うまでもないだろう。
これ

もっとみる
モテ学2「モテない男の共通点」

モテ学2「モテない男の共通点」

BARには、モテる男がちらほらといる。
だが、モテない男の方が圧倒的に多い。だからBARは、モテる男たちの天国になっていくのである。
モテない男には、いくつかの共通点がある。

1.人の話を聞かない、或いは聞いていない。
(自分のことばかり話す、自分の自慢ばかりする)
2.否定的会話が多い。
(反論が多く、話し方の口調が傲慢)
3.自分が特別な「何か」だと勘違いしている傾向が強く、アウエーのコミュ

もっとみる